レクサム社、2007年度に製品価格値上げを示唆
2007年 2月22日
世界最大規模を誇る飲料缶製造会社であり、食品用プラスチック製容器も供給するレクサム社(英国)は、2006年度の同社売上が、米国でのオーガニック製品売上好調に伴う飲料缶需要の増加で、前年度比17%伸びたこと、また、欧州ならびに南アフリカからの需要が引き続き増加傾向にあることを報告。しかしながら、アルミ価格(関連記事:弊社業界情報2007年1月23日付)を主とする予想を超える費用増加の実態を懸念、2007年度には、飲料缶・プラスチック製容器の成長を促すと同時に、同社製品の値上げも考慮していることをコメント。今後も続くと思われるアルミ価格ならびに燃料費の高騰が、弱い米国ドルとも重なり、特に2007年前半に、収益に深刻な影響を与えると同社は見ている。同社は、現在の好調な売上を維持するため、工場、製造工程ならびに業務管理に多大な投資を計画している
(Decision News Media SAS, 2007 February 20)