包装業界サステナビリティのためのオンライン・データベース

2007年 2月16日

企業の環境関連活動は今や企業イメージばかりでなく利益にも直結する。米国では、ここ数年、企業によるサステナビリティ(将来環境に害を与えることなく企業活動を営むこと)の取り組みに特に注目が集まる。包装業界に適用可能な、製品の包装方法が環境に与える影響を判断するデータベースがネットで公開(www.nrel.gov/lci)されている。「米国ライフ・サイクル・インベントリー(LCI)」と呼ばれるこのデータベースは、米国再生可能エネルギー研究所(NREL)により2001年に発表され、包装のライフ・サイクル、つまり包装の始点となる原料から、終点の、例えば、廃棄、リサイクル、再生、までに関わる素材、燃料、廃棄物、大気や水への排気、などの詳細な分析情報を提供し、包装デザイナーや製造者が、環境に与える影響を最小限にするための包装オプションを確認することが可能となる。真のサステナビリティを確立するには、包装の完全なライフ・サイクルを考慮したLCIのようなツールを使用することが不可欠だとしている

(Decision News Media SAS, 2007 February 13)

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