植物として蘇る包装
2007年 2月 7日
オーガニック・ボディケア製品を扱うパンジー・オーガニックス社(米国)は、使用済み包装を土に植えるとバジルの芽が出る、環境に配慮した包装を開発。この包装は、接着剤や染料を全く使用せず、折り紙の様に畳むもの。特許申請も可能であったが、この種の包装を世界的に標準にしたいとの同社オーナーの希望からあえて申請しなかった。同様の動きは、他の化粧品会社にも見られる。カーゴ・コズメティックス社が発表した最新ブランド「プラントラブ」リップスティックは、とうもろこしを原料とするチューブ形状包装と生物分解可能なフラワー紙いずれかに包まれて販売される。後者の包装を土に戻すと野草の芽が出るとのこと。これら製品は、米国の有機食物取扱店として人気の高いホール・フーズならびにワイルド・オーツの店頭にて、あるいは化粧品専門店セフォラにて、販売されている
(Boston Herald Inc., 2007 January 30)