炭酸飲料、中国からの需要増で今後も成長
2007年 2月 6日
最近、世界最大規模の飲料メーカー、コカ・コーラ社の、コカ・コーラ製品売上の低迷、ならびに、非炭酸飲料分野への積極的参入の動きが相次ぎ報道される中、中国を筆頭に、ブラジル、メキシコ、南アフリカならびに米国、これら5カ国が今後5年間の炭酸飲料売上を押し上げると、消費者アナリスト、ユーロモニター社が報告。飲料業界ならびに包装機械業界に多くの機会を提供する可能性があるとしている。特に中国では、炭酸飲料は、国内飲料市場の23.8%を占める市場そのものを牽引する飲料。しかしながら、最近の飲料市場もまた、消費者の健康志向に大きく影響されつつあることから、中国炭酸飲料メーカーに、より健康を意識した低カロリー飲料への転換が迫られる。今後も続くと見られるコーラ等の代表的な炭酸飲料の売上落ち込みは、健康志向飲料の需要増大により相殺されると、ユーロモニター社は予想する
(Decision News Media, 2007 February 1)