米国の食品用容器、缶からフレキシブル容器への移行増加
2007年 1月25日
フロスト&サリヴァン社の最近の調査によると、米国の食品用容器の、缶からフレキシブル・プラスチック容器への移行増加が見られるとのこと。その理由は以下の通り:①フレキシブル容器に使用されるフィルムのバリア特質向上 ②軽量なフレキシブル容器による輸送費削減の可能性 ③缶と比較した場合のフレキシブル容器の製造費の低さ。それにも関わらず移行に消極的になる最大の理由があるとすればそれは、充填システムにあるという。缶の充填システムはその効率に優れ、フレキシブル容器の場合と比較すると約5倍の速度で稼動する。また、同社の調査は、フレキシブル容器のひとつ、直立型パウチの著しい成長にも触れている。また、単層と多層があるプラスチック容器では、多層、特に3層フィルムの容器、の需要が伸びているとのこと
(Business Wire, 2007 January 23)