触覚に訴える容器用印刷インキ
2006年12月19日
触知可能な隆起した部分と基板との間の差異を創出するために個々のセルを浮き立たせるインキ&ラッカー「タクトゥル」を、サン・ケミカル社(拠点:米国、英国ならびにオランダ)が発表。例えば、飲料ボトルを掴み易くするのに、型で形状を作る代わりに、このインキを利用することが出来る。この様に、容器全体を変えずに一部分に使用することで、新たな機能を添えたり画期的デザインを加えることが可能。彫りを専門とするキーティング・グループと共同開発したグラビア印刷システムは、「タクトゥル」インキ&ラッカーを標準型シリンダーを使って印刷する。視覚だけではなく触覚をも通じて消費者に訴える差別化戦略のひとつとなる
(Food Production Daily, 2006 December 18)