2006年12月12日

世界最大規模のパッケージング会社クラウン・ホールディングズ社(本社:米国フィラデルフィア州)と防衛・警備システム・メーカー、キネティック社(英国)は、キネティック社供給のオムニIDパックRFID技術を缶内部に組み入れるための共同開発プログラムを発表。これは、UHF(極超短波)帯RFIDタグを様々な種類の金属製容器へ統合する開発で、厚さ1mm以下のタグは、金属の素地に直接搭載される。このRFIDチップは、タグに通常取り入れられていた大き目のダイポール・アンテナを使用せず、短めのカプリング・アンテナのみを要するため、製造費用を著しく削減。この開発を通じ、これまでRFID使用に課題の多かった缶が、競合するその他容器にはない利点を有することになる。この技術は、まず、香水、リカー、菓子、インク・カートリッジなどの高級品用缶へ使用されるとのこと

(MoreRFID.com, 2006 December 5 / Crown Press Room, 2006 December 4)

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