米国ボトル詰めウォーター、その品質を問うキャンペーン展開される
2006年11月16日
米国で、今、学生や宗教団体を通じ、ボトル詰めウォーター(ボトルド・ウォーター)のメーカーに、その品質情報開示を求める動きが強まっている。この要求は、Corporate Accountability InternationalによるThink Outside the Bottleキャンペーンの一環。この団体の主張はこうだ:現在、米国国民の5人に1人がボトルド・ウォーターしか「水」として飲まないとのデータがあり、この傾向は、ボトルド・ウォーター・メーカーが発信する広告が、水道水品質について誤った解釈に導いたことに一因する、他方、米国のボトルド・ウォーター品質は、FDA(米国食品医薬局)により直接テストされず、各メーカーの自発的な監視にのみ保たれているため、安全な水では必ずしもない可能性がある、水は商品として巨大ビジネスに組み入れられる今、人々の水への自由なアクセスを、人間の権利のひとつとしてあらためて保護するべきだ、と訴える
(Obesity, Fitness & Wellness Week,, 2006 November 11 / PR Newswire, 2006 November 14)