セルロースを加えて、プラスチックの強度を増加
2006年10月24日
米国ニューヨーク州立大学の環境科学・林学カレッジの研究グループは、主に木からセルロースのナノ結晶を抽出し、プラスチックと混合する技術を研究・開発中。プラスチックにこの結晶をわずかに加えることにより、プラスチックの強度がはるかに増すことがわかっている。土に廃棄すると、二酸化炭素と水に生物分解する点にも注目。この研究グループは、現在、結晶を更に精製し、プラスチックへの粘着性を高める開発を進めているとのこと。この研究は、米国政府ならびにイーストマン・ケミカル社により支援されている
(U.P.I., 2006 October 18)