ベルバック社
2005年 2月 1日
缶トリム機に搭載のソフト・タッチ・インフィード(STI)最新情報
米国ベルバック社供給の2001年販売開始の「品質向上インフィード・デザイン」、通称STI(ソフトタッチインフィード)は、その後100台以上の弊社製トリマーに装備され、客先に納入されました。 また、2005年には、30台以上のトリマーにこのSTIが装備され出荷される予定です。
STI(ソフト・タッチ・インフィード)は、缶への損傷発生を防止するデザインで、業界の薄肉化ならびにライン増速に対応する最新技術です。STIは、ビール・飲料向け軽量2ピース缶ならびに高速ラインの速度に対応し、インフィード内での缶に対して非常に優れた制御を供給し、トリマーのメイン・ターレットへスムーズに缶を移行させるものです。
既存トリマーにSTIを追加装備した台数は、現時点で20台以上に上ります。 非常に軽い缶に傷や小さな凹みを発生させる傾向にある300cpm以上の速度で稼動する高速ラインにてオリジナルのインフィードが装着されているトリマーを採用する際の対応策として、STIは設計されました。 STIをこの様なオリジナル・インフィードが装備されたトリマーに取り付ける事により、缶損傷に関る諸問題を解消する能力を有しています。 すでに使用されている既存トリマーに対してこのSTIを現場にてレトロフィットさせる場合には、径変更実施時が一番良いタイミングであるとベルバック社はコメントしています。
ベルバック社製STI装備の新型トリマーを最近購入したヨーロッパの在る客先は、STIの性能を高く評価し、STIが装備されていない既存トリマー15台に対して、STIを取り付けることを決定しました。
STI付きトリマーを持つ他の客先からも、このSTIインフィードは従来のものと比較し、非常に効率的であるとのコメントが届けられているとのことです。