センサー・ワイアレス社

2004年 9月 1日

「テンパシュア‐RT」製品温度監視システム

ディ・アイ・エンジニアリング社が日本で総代理店を務めるカナダのセンサー・ワイアレス社が、シスキャン・インターナショナル社と共同で提供する新しいシステムをここに紹介致します。


それは「テンパシュア-RT」と名付けられたシステムで、腐敗しやすい、温度に敏感な製品を追跡し、保護するシステムです。


数多くの会社が、製品が晒されるあらゆる環境にて、腐敗しやすい食物を保護するためのより良い方法を必要とし、模索しています。 この状態は、輸送分野において特に当てはまります。


実時間の温度管理は、今正に実現されようとしています。 この温度管理システムは、人間が介入することなく実時間で、腐敗しやすく温度の変化に敏感な製品(PTSP)の温度の監視、制御ならびに交信を司ることが可能です;


このシステムの恩恵を受けるのはユーザーだけではありません:

■輸送会社

■食品生産者ならびに製造者

■配給会社

■小売業者


このシステムが対象とする製品は以下の通りです:


食物、肉、海産物、鶏肉、酪農品、植物、薬品、皮膚治療薬品、臓器、血液、爆発物、化学製品、その他危険物とみなされるもの、ならびに温度変化に敏感なその他の製品


発見と同時に発せられる「温度違反警告(TVA)」(上記絵を参照ください)により、製品の最高の品質を確実に維持できるよう対応しています。


詳細なるGPS(位置確認システム)により作動する追跡システムは、輸送位置を確認します。


この「テンパシュア-RT」は、様々な種類の活発な温度記録RFID(無線周波識別)ならびに1台の交信ボックス(トラック、トレイラーあるいはコンテイナー内部に置かれたRFIDインテロゲーターや様々な電信プロトコールを含む)から構成されます。


交信装置は、実時間温度データならびにPTSPのGPS位置を、「テンパシュア-RT」サーバーならびにトラックの運転手に向けて、(PDAを通して)同時に発信します。 システム利用者は、シスキャン社の供給するインターネット・ポータルを通して、実時間で出荷状況を監視することが可能です。 このシステムは、荷物を届けたという報告書を印刷出来るだけでなく、デジタルによる証明書もまた提供します。 その他様々な種類の管理報告書が、オンラインにて受信可能であり、また印刷物として受け取ることも可能です。


即座に発信される「温度違反警告(TVA)」は、製品の最高な品質を確保します。 PTSPの基準から大きくはずれた場合、「温度違反警告(TVA)」は、適切なレベルまで低温度条件を再構築するように、システム利用者に即座の対応を促します。 そうすることにより、最も効果的な製品を届けると同時に、基準を満たす結果を生み出します。


温度が指定範囲外になった場合、「テンパシュア-RT」により、「温度違反警告(TVA)」状況が(1)トラック・キャビン内部にあるPDA画面に連絡、(2)携帯電話番号や短波無線に連絡、或いは(3)携帯電話番号へ文書メッセージでの連絡といういずれかの方法で、運転手に報告されます。 それと平行して、同様の「温度違反警告(TVA)」が同時にポータル・サーバーへ発信され、温度が事前に設定されたパラメーターを上回ったということを、システム利用者に知らせます。
表示される情報は下記の通りです:
温度違反警告(TVA)

◆ユニット番号

◆タグ番号

◆記録された温度

◆製品/車両のGPS位置

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