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業界情報バックナンバー

2016年12月27日
ボール社、スペインに飲料缶製造工場建設
世界最大の飲料缶製造会社、ボール社は、スペイン・マドリッドから北西に位置するカバニージャ・デル・カンポに飲料缶製造工場を建設する。
1億5千万ドルが投じられる新工場は、2017年始めに建設が開始され、初期年間生産能力12億缶、缶サイズ330ml 及び 500ml の製造ラインを2018年始めに稼働させる。
今年レクサム社の買収成立に伴い、レクサム社がスペインに所有していた製缶工場をアルダー・グループに売却、また、スペインの顧客にアルミ缶を供給していたフランスの製缶工場も売却した。一方で、ボール社は、レクサム社所有のスペイン・バルセロナ近郊の工場を吸収している。新工場は、これまで契約していた顧客への今後の缶供給を維持する目的もある。スペインには、その他に、クラウン・ベヴキャン社が所有する飲料缶製造工場2工場がある。
スペイン及びポルトガルの飲料缶需要は、欧州内では、英国に次ぎ2番目に大きい。この市場の清涼飲料、ビールの缶充填量はいずれも、2015年に前年比増加している。
   (The Canmaker, Dec.22, 2016)
    
2016年12月22日
来年のフレーバーはキュウリ
香料メーカーとして著名なフィルメニッヒ社(スイス)が、“2017年のフレーバー”として、その爽快なフレーバーを理由に、キュウリを選んだことを発表した。 爽やかで、健康に良いとされる食品及び飲料の高需要が、キュウリの人気急上昇を促していると言う。
消費者は、軽くて、爽やかな“グリーン”なフレーバーを楽しむ傾向が強くなっていると同社の調査結果は示している。最近では、野菜全般が、フレーバーや材料としてより多くの食品・飲料に受け入れられるようになってきており、アイスクリームやシリアルなどこれまで甘い食品の使用に好まれてきた果物に代わって利用される場合もあるほどだ。
キュウリは、フレーバーとしての利用が、世界全体で2011年から2016年間に392%増加している。
   (Food & Drink Technology, Dec.19, 2016)
    
2016年12月20日
米国、炭酸飲料への課税が今後広がると確実視される理由
都市の財政及び住民の健康いずれをも改善できるという判断から、今後米国の多くの都市が、高糖度炭酸飲料への課税、いわゆるソーダ・タックスを実施すると考えられている。
今年既に飲料 1oz につき 1 セントの課税案を承認している米国6都市(ペンシルバニア州フィラデルフィア、コロラド州ボールダー、カルフォルニア州サンフランシスコ、オークランド、アルバニー、及びイリノイ州クック郡)と、近いうちに承認される見られている主要15都市(バルティモア、シャーロット、コロンバス、デンバー、デトロイト、インディアナポリス、ジャクソンヴィル、ラスベガス、ロサンジェルス、ルイスヴィル、オクラホマシティ、フェニックス、サンディエゴ、サンホゼ、及びシアトル)の計21都市を対象に、実施開始から10年後の2025年に見られると想定される効果の一部は次の通りである:
>医療保険でおよそ12億ドル以上を節約
>住民のための健康促進、自治体の福祉改善のために活用可能となる年間10億ドル近くに上る税収
>糖尿病発症率を平均6%削減
> 肥満と診断される人を173,220人削減、米国人に健康でより長い寿命を促進
これは、ハーバード大学が “CHOICES project”のために実施し公開したコンピューター・シミュレーションの結果である。
   (Forbes, Dec.15, 2016)
    
2016年12月15日
米国ビール業界、今年そして2017年
毎年売上を伸ばし続けてきたクラフトビールの人気が、ピークに達したのではないかと初めて報道されたのは、昨年から今年にかけてであった。そして今年3月には、米国クラフトビール業界を代表する団体、ブリューワーズ協会が、クラフトビールの輸入量が前年ほどの勢いがないことを報告した。ボストン・ビール社はクラフトビールは急速に“飽和状態”に近づいていると描写し、ブリューワーズ協会はむしろ“成熟期”という言葉でその状況を伝えた。クラフトビールの成長の勢いが前年ほどにはないことは確かである。
米国消費者は、多過ぎるクラフトビールの種類に多少うんざりしてきているのではないかと、10月、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社CEOはコメントしたが、その数日後には、それに同意するコメントがモルソンクァーズ社CEOにより述べられた:クラフトビール・フレーバーの過剰供給を、おそらく誰もが感じ始めている、と。
一方で、今月初旬、米国内のクラフトビール醸造所の数が初めて5,000の壁を越えたことが伝えられている。
米国ビールのトレンドはどう変化しつつあるのだろうか?
今、明らかな動きが2つあると言う。1つはビールの成分の公開。これは米国ビール業界に限らず飲料メーカー各社が既に取り組み始めている。そしてもう1つは、酔っぱらってしまうほどには飲まない、飲みすぎない今の若年消費者の嗜好に向けての戦略である。ここ12ヵ月の間、米国市場は“アルコールフリー”のビール発表であふれた。最も注目されたのは、5月に、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社カナダ部門が発売した、バドワイザーのアルコール含有量 0% (abv)版、”プロヒビション・ブリュー”だ。デンマークで成功した試験販売に続き、カールスバーグ社のノンアルコール・ビール、ノーディックがその販売を欧州にまで広げる可能性もある。ハイネケン社もまた、ノンアルコール及び低アルコール・ビールを欧州市場で発表、好評を博している。
2017年は、少なくとも、より低いアルコール含有量のビールが多く見られそうである。
   (just-drinks.com, Dec.14, 2016)
    
2016年12月13日
飲む度に自撮り…世界初のセルフィーボトル
ミレニアル世代の消費者を考える時、パーソナライゼーション (その人特有のものにすること) と、ソーシャル・メディアの重要性に触れずに済ますことはできない。そこで、コカ・コーラ・イスラエル社は、昨月、この2つのトレンドを満足させるボトルを実現させた。それが、カメラ、ジャイロスコープ、そしてUSBポートを内蔵させた、ボトルの底にちょうどはめられるほどの大きさの装置を装着した「世界初のセルフィーボトル」である。コークを飲みながら、ボトルを70度以上傾けると、ボトル底のカメラが自撮りする。USBポートを通じてその写真を入手し、さらにはSNSを通じて友人と容易にシェアすることができる。
   (just-drinks.com, Nov.18, 2016 / Pita Pixel, Nov.18, 2016)
    
2016年12月8日
コカ・コーラ社、カンボジアおよびガザ地区に工場開業
コカ・コーラ社は、今週月曜日、カンボジアの首都プノンペンの郊外に、1億ドルを投じた生産拠点を開業し、東南アジア地域での生産能力を拡張する。
コカ・コーラ社は、また、先週、パレスチナ暫定自治区のガザ地区に、地元の事業パートナーであるナショナル・ベヴァレジ社とともに、2千万ドルを投じ、充填工場を開業した。長年の戦闘で住民の不安が続くとともに、人と物の出入りが厳しく制限されているこの地区では、缶やプラスチック製容器のための原料調達は困難であるため、リターナブル瓶(繰り返し使用可能な瓶)が使用されることになる。
失業率が40%を超え、特に若年層の2/3近くが無職であるという現状のガザ地区で、この充填工場の存在が、希望の象徴となると歓迎されている。
   (The Wall Street Journal, Nov.30, 2016 / Reuters, Dec.5, 2016 / The Canmaker, Dec.7, 2016)
    
2016年12月6日
アルミボトル全面に、高解像度画像を印刷
世界の市場に缶を供給するアルダー・グループが、100種の異なる高解像度写真を全面に印刷する25clのアルミボトルを提供する。これは、コカ・コーラ・ヨーロッパ社が主体となり実施する“TASTE THE FEELING”キャンペーンのひとつである。 アルダー・グループのフランスにある工場で印刷される写真イメージそれぞれが、コカ・コーラを飲むことの単純な喜びを表現する。
高解像度のイメージを缶表面で表現し、消費者に強いインパクトを与えられるのが缶の典型的特徴であることを、この一例がよく示している。
   (Europe Supermarket Magazine, Dec.5, 2016)
    
2016年12月1日
飲料缶は、3度変わる
既に商品化されている標準型サーモクロミック・テクノロジーでは、飲料が飲み頃の温度に下がると、缶デザインの一部の色が変わるという2段階の色変化を提供している。今回、製缶会社クラウン・ホールディングズ社(米国)傘下のクラウン・ベヴキャン・ヨーロッパ&ミドルイースト社が明らかにした技術は、2色の異なるサーモクロミック・インキを使用して、飲料消費後に、3段階目となる効果が現れるというものだ。
常温から冷蔵されると色が変わり、その後、飲料が消費され温度が再び上昇すると、イメージ変化が起こる。
このテクノロジーを利用する缶デザインとして、例えば、飲料が飲み干されると、缶デザイン上に「当たり」などのゲーム結果の文字が現れるなど、新種のキャンペーンと合わせたものが考えられる。
   (Beverage daily.com, Nov.21, 2016)
    

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