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業界情報バックナンバー

2016年8月30日
アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社買収、支払う手数料は17億ドル以上
銀行、法律事務所、会計事務所、広告代理店、そして税務署が注目するのは、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社による競合相手SAMミラー社の1,038億ドルを投じたビール業界最大の買収から生まれる計20億ドルに及ぶ手数料である。
アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社は、今後、手数料として合計17億4,000万ドルを支払う予定であることを明らかにしている:
公開されたその内訳は次の通り:
7億2,500万ドル:融資関連
1億3,500万ドル:財務・法人関連仲介(銀行等6社以上で分割)
1億8,500万ドル:法律に関わる助言等
1,500万ドル:会計事務所
2,000万ドル:広告代理店
1億8,000万ドル:経営コンサルタントを含むその他サービス
4億7,500万ドル:その他の費用
一方、SABミラー社は、同種の手数料・費用として、計約2億2,000万ドルを支払うと報告されている。
この買収に伴い、年間14億ドルの費用削減を目指すアンハイザー・ブッシュ・インベヴ社は、今後3年をかけて、全体の約3%にあたる5,500人に及ぶ人員削減を実施する。
   (Bloomberg, Aug. 26, 2016)
2016年8月25日
パッケージで特定できるブランド
その容器デザインや形状からすぐにブランド名が特定できるのは、コカ・コーラのビン。
ブランド認知を確立することは、消費財メーカーにとり必要不可欠である。ロンドンの包装開発オーガナイザー“Easyfairs”が実施した英国人1,500人へのオンライン調査の結果、日用消費財(FMCG)ブランドが上位10位を独占していることがわかった。
コカ・コーラのビンについては、ロゴや製品名が全くない状態でそのビンが提示された場合でも、多くの人々がコカ・コーラ製品と特定できた。コカ・コーラ社はここ数年、マーケティング手法を様々に変え、若年層の取り組みに注力してきており、今回の調査で、ミレニアル世代の5人に一人がコカ・コーラのビンを第1位に選んでいることからも、その成果が出ているとEasyfairs社はコメントしている。
上位10位は以下の通り:
1. コカ・コーラのビン (米国/飲料)
2. トブラローネの三角パッケージ(スイス/チョコレート菓子)
3. マーマイトのジャー(英国/食品)
4. プリングルズのチューブ(米国/ポテトスナック)
5. KFCのチキン・バケット(米国/フライドチキン)
6. ハインツのケチャップ・ボトル (米国/食品)
7. FAIRYのリキッドボトル(米国/洗剤)
8. アップルのiPhone box(米国/スマホ)
9. WALKERSのcrispパッケージ(英国/スナック)
10. amazon box (米国/消費財包装)
   (Packaging World, Aug. 23, 2016)
2016年8月23日
米国大麻販売会社、容器に缶を選択
食品用のティン缶が、マリファナ用容器として採用される。
米国コロラド州のオーネスト・マリファナ社にとり、環境への企業責任が、大麻(マリファナ)栽培方法、さらには使用する容器選択を形作る。大麻の容器としてはめずらしい缶は、中身の大麻が押しつぶされることから守り、また、光、酸素、湿気を遮断する。
使用される缶に充填される大麻は1/8oz。窒素充填後に密封される。缶蓋はリング・プル・タイプ、再封用オーバーキャップ付きで、缶胴と缶蓋には、水性インキのみを使用する紙製のラベルを使用する。缶は、N2パッケージング社により供給される。
オーネスト・マリファナ社が拠点とするコロラド州は、嗜好品ならびに医療用としての大麻の使用を合法としている。
   (PackagingDigest, Aug. 18, 2016)
2016年8月18日
ペプシコ社、クラフトソーダに大きな期待
食品・飲料メーカー、ペプシコ社は、“クラフト”ソーダは、今後、新しいトレンドとなると言う。 それ故、ペプシコ社は、クラフトソーダが美味しく(そして健康的な)飲料であるとミレニアル世代に納得させることを目標に、このカテゴリーに大きな投資をすることを明らかにしている。 同社は、“Stubborn”をクラフトソーダとして、5種類のフレーバーをそろえ、今月初旬より米国の主要小売店にて販売開始した。
Stubbornソーダは、公正貿易認定証付きのサトウキビ糖ならびにステヴィアを使用し、フルクトース・シロップを使用していない。また、Stubbornの売りであるカロリーは、12ozビンで90〜100カロリーで、ペプシ・コーラの小ビン・サイズの150カロリーに比べ少なくなっている。
“クラフト”ソーダは、全米でクラフトビール人気が高まっている時にまさに消費者にアピールする戦略であるが、実際には、炭酸ソフトドリンク・カテゴリーにおいては、クラフトソーダ売上が占める割合は非常に小さい。さらには、クラフトソーダの定義が公に規定されていない。単なる販促活動上の一戦略に過ぎないと言う人々もいる。しかし、炭酸ソフトドリンク・カテゴリーが11年連続で売上減となる一方、ボトルドウォーターや果汁飲料などがより“健康的な”飲料として売上を伸ばしているのであればこそ、Stubbornを始めとするクラフトソーダが、消費者の持つ炭酸ソフトドリンクのイメージを良い方向に変える可能性はあるのかもしれない。
   (Fortune, Aug. 5, 2016)
2016年8月16日
リサイクリング・センター廃業が続く、米国カリフォルニア州
日々の稼ぎを、廃棄容器回収に依存する人々は、米国カルフォルニア州にも多い。同州が30年間提供してきた容器デポジット・プログラムのおかげで、廃棄されたアルミ缶、PETボトル、ビン等を回収することで、現金(1点につき5セントか10セント)を得ることができる。あるリサイクリング・センター近くの高架下に住むホームレスは、政府からの援助を一切受けず、毎日容器を回収し1日40〜50ドルを稼ぐことで充分暮らせるという。
しかし最近、カルフォルニア州で、アルミ缶回収から得る収入に依存する人々の生活が、リサイクリング・センター存続の危機により脅かされている。過去18ヵ月にわたり、同州のリサイクリング・センターの多くが廃業に追い込まれている。その数は全体の20%にも及ぶ。そして今年1月31日、リサイクリング会社一社が、州内に散らばる同社所有のセンター計191ヵ所の閉業を発表したことで最悪の事態に陥っている。
2015年、カルフォルニア州では180億点以上の容器をリサイクルしたが、その大量の材料をリサイクルするという工程には、国際商品市況、エネルギー市場、政府補助金の影響が大きく及ぶ。現在の問題は、再生材料の市場が、過去3年の間に40〜50%落ち込んだことにある。そのため、現在は、バージン材が安く手に入るため、アルミ缶にしろプラスチック・ボトルにしろ、製造側にとってはバージン材を使用する方が容易な状況にある。また、ビンやプラスチックのスクラップ価値は、そもそもそれを回収する運営コストを賄わないため、カルフォルニア州では、よりお金になるアルミ缶とともにこれらの材料も引き受けるよう業者に補助金を提供している。バージン材が安い現在、アルミ缶のスクラップで稼ぐのを諦め補助金に頼る業者が増えてきており、それでも会社を存続させることが困難な状況だ。環境にとっては迷惑な話である。カルフォルニア州の全般にわたるリサイクリング率は昨年、2010年以来初めて50%を下回った。
リサイクリング・センターが直面するプレッシャーのもう一つは、廃棄容器回収に依存するホームレスが近隣にいることを嫌う住民の苦情だ。これは特にリサイクリング・センターが比較的裕福な人々が住む同州郊外にある場合に見られる傾向で、リサイクリング・センターを別の地域に移させるということが、彼らにとり、ホームレスを日々見ないで済む効果的な方法のひとつ となるようだ。
   (the guardian, Aug. 8, 2016)
2016年8月4日
大学生開発によるスーパーコーヒー
フィラデルフィア大学の学生が、選手として日々取り組むバスケットボールの疲れで大学の講義中睡魔に襲われるなど、講義に集中することができなくたってきた自分自身のために、大学寮の部屋で、ミキサーで作ったプロテイン入りコーヒーが、今、全米で注目されつつある。
大学のコンビニで売られる、糖分・カフェインを過度に含有するエナジードリンクには手を出したくなかった彼は、自然の材料にこだわったコーヒーを作ることを目指した。オーガニックのコロンビア産コーヒーに、10gの乳タンパク質と、ココナッツオイルの中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT)を加えた“スーパーコーヒー”で、数週間後には、友達が彼の変化に気が付くようになり、その後、友達から大学寮へ、そして大学キャンパスへと需要が高まり、彼は兄弟とともにこれをビジネスとして活動を始めるに至った。
現在、このコーヒーは、米国の自然・有機食品小売チェーン最大手、ホール・フーズ社21店舗を始め、フィラデルフィア大学とジョージタウン大学で、SUNNIVA CAFFE“SUPER COFFEE”の名で販売されている。
   (The Washington Post, Aug. 3, 2016)
2016年8月2日
買収のターゲット、米国クラフトビール・メーカー
米国ビール・メーカー、ミラークァーズ社は、先週金曜日、オレゴン州のクラフトビール・メーカー、Hop Valley Brewing社の株の大半を取得したことを明らかにした。
この発表のわずか1週間前に、ミラークァーズ社は、ジョージア州のやはりクラフトビール・メーカーで、特に人気のスタイル、IPA(インディアン・ペール・エール)に定評のある、Terrapin Beer社の大株主になったことを発表したばかりである。
Hop Valley Brewing社は、ミラークァーズ社の持つクラフト・輸入部門、Tenth and Blake Beer社の下で今まで通りに営業を続ける。
最近ではその速度をゆるやかにしつつも成長を続ける米国クラフトビールは、ミラークァーズ社をはじめとするメジャービール・メーカーによる買収のターゲットであることに依然変わりはない。独特のビール・スタイル、IPAは、クラフトビールの人気を支えている。
   (Chicago Tribune, July 29, 2016)

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