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業界情報バックナンバー

2015年8月27日
ベトナム、炭酸ソフトドリンク成長続く
先進国では、炭酸ソフトとドリンク売上の低迷が続くが、ベトナムでは、2015年には、ソフトドリンク消費量が10億リットルを超えると予想されている。また、炭酸飲料についても、ここ数年の成長は目覚ましい。これは、人口増加、所得増加、そして重要な消費者グループである都市で働く若い知的職業就労者の増加によるものである。都市化が進み、また、人口の過半数が35歳以下というのも、炭酸飲料売上増加に拍車をかける。
商取引の条件も、海外からのベトナムへの投資を後押しする。ベトナム政府は最近になり、ビール、スピリッツ、たばこ等に課税している特殊消費税について、炭酸飲料については課税を見送っている。
   (BeverageWorld, Aug. 25, 2015)
2015年8月25日
ロシアのビールメーカー団体、PETボトル規制に終止符を
ハイネケン社やカールスバーグ社を含むビール・メーカーを代表するロシア・ビールメーカー団体は、所属するビール・メーカーが来年7月1日より、ロシアで販売する1.5リットル・サイズPETボトルのビール・ブランド生産を自主的に中止する予定であることを発表した。この生産中止で影響を受けるロシアのビール市場シェアは24%になると見られている。これは、2014年1月から実施されている、アルコール度数6%以上のビールに使用する2.5リットルと2リットル・サイズPETボトル生産の自主規制に続くものである(弊社業界情報2013年10月8日付に関連記事)。このようなビール・メーカー団体の動きは、消費者を不法なアルコール飲料に走らせる原因となると警戒する向きもあった。これに対しビール・メーカー団体は、このPETボトル・サイズ制限は、近年のロシア政府によるアルコール飲料消費量を下げる数々の試みを中和するものだとコメントしている。
ロシア政府は、過去2年の間にビールへの増税を実施すると同時に、強い度数のアルコール飲料の宣伝ならびに小売販売を制限している。そのようなロシア政府の様々な規制こそがむしろ、安価でアルコール度数の高い不法アルコール飲料に向かう消費者を増やすと、ビール・メーカー団体は懸念する。実際、ビール消費量は減少しており、ロシアで事業を営むビール・メーカーは対応に苦慮している。今年初頭には、カールスバーグ社が同社所有の醸造工場を2工場閉場した。
ビールのPETボトルはロシアでは一般的であり、多くのメーカーが採用している。
PETボトル規制よりもむしろ、ロシア国内に蔓延するアルコール依存問題の本質を直視し、解決に導く努力を、ロシア政府とともに取り組むことを期待したいと、ビール・メーカー団体は述べている
   (just-drinks.com, Aug. 20, 2015)
2015年8月20日
クラフトビール栄える米国コロラド州で見られる様々な動き
米国コロラド州のクラフトビール・ビジネスは、昨年11億ドル以上の経済効果を同州にもたらした。
コロラド州には現在認可されているビール醸造会社が309社あり、うち300社ほどが小規模・独立系ビール・メーカーである。近頃では、その中で、テイスティング(試飲)ルームで成功する最小規模ビール醸造所が見られるようになった。「市場に出る前に、手間もコストも最小限に抑えられる方法」であり、より規模の大きな販売市場で競争をあえて試みないことも選択肢としてある」と言う。近年、毎年のように改正される州法が、スーパー等に影響力のあるビール・メーカーがビールを販売しやすいようになど有利に働くようであれば、地元酒店の売上は激減し、小規模ビール・メーカーも生き残るのが非常に難しくなると、コロラド州ボールダーでテイスティング・ルームを営み、昨年は前年比45%増の売上を出したツイステド・パイン・ブリューイング社はコメントしている。
今月、ビール・メーカー、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社が、ビール製品等を小売店・レストランへ卸すコロラド州を拠点とする卸売業者、アメリカン・イーグル・ディストリビューティング社を買収した。アメリカン・イーグル社の取扱製品の86%がアンハイザー・ブッシュ・インベヴ社の製品であるが、同社は、同時に、地元クラフトビールをレストラン、バーそして地元酒店にも販売している。
   (The Denver Post, Aug. 18, 2015)
2015年8月18日
2ピース・アルミ飲料缶への投資増やす、中国製缶会社
中国で食缶・飲料缶・缶蓋製造工場を10工場以上持つ製缶会社Sheng Xing社(福建省福州)は、2ピース飲料セクターへの供給に的を絞る特別部門を新設し、最近の中国国内での2ピース・アルミ飲料缶需要増に応える。
Sheng Xing社の供給先には、中国主要企業が名を連ね、今年上半期の売上は、昨年同期比16.4%増、また営業利益でも同22.4%増を記録した。2ピースD&I 飲料缶については、同社が製造を始めてまだ2年ほどしか経っていないものの、すでに製造工場を福建省泉州ならびに安徽省ジョ州市に計2工場を有し、18億缶の年間生産能力を持つ。ビール、ハーブ茶、炭酸ソフトドリンクなど2ピース缶使用を増やす可能性のあるメーカーは、同社の地域に集中しており、今後、地元への投資を増やす必要があると、Sheng Xing 社はコメントしている。同社は今年4月に、事業拡張資金調達の目的で、深セン証券取引所に新規株式公開を実施した。
   (The Canmaker, Aug. 17, 2015)
2015年8月13日
英国、ビール・ブーム?!
先週、英国政府により発表された集計によると、英国では、ここしばらくの間、ビール醸造所が2日に1軒のペースで開業しているという。コミュニティ・パブを含めた地域政策を担当する大臣、ジョーンズ氏は、英国は、今、ビール醸造に沸く街として世界から注目を集めているとコメントするほどだ。
しかし、英国でのビール売上は全体としては芳しくなく、かつては英国の街の象徴でもあったパブもその数を減らしており、毎週30軒のパブが閉店を余儀なくされている。1980年には7万軒を数えたパブも、今日では5万軒まで減少した。
今、元気のある"micro-brewer"という新しいタイプの独立系小規模醸造所は、英国ビールへの関心度が高い海外市場に主に目を向けている。
   (The Telegraph, Aug. 9, 2015)
2015年8月11日
炭酸ソフトドリンク缶の売上好調、英国
英国では、今年上半期に、炭酸ソフトドリンク缶の売上が、前年同期比7.1%増加し、炭酸ソフトドリンク部門の市場シェアを増やしたのに対し、プラスチック容器は、大型サイズの不振で売上減となったと、市場調査会社ニールセン社は報告した。英国のソフトドリンク売上全体は、前年同期比わずか1.3%伸びで終わった。
FIFAワールドカップ開催の影響で需要が増加した昨年同期のビール缶やサイダー缶の販売量は、そのような大規模スポーツ・イベントを欠く今年のこの期には多少低迷する結果となった。しかしながらも、330mlに代表される小型缶は、英国にて小規模ビール・メーカーの間で人気が高く、前年同期比18%増を記録した。
英国の飲料缶全体の出荷量は48億缶となり、昨年同期よりも多少増加している。
   (CanTech, Aug. 7, 2015 / The Canmaker, Aug. 10, 2015)
2015年8月6日
米国クラフトビール・メーカーのサイダーへの挑戦
米国でのサイダー売上の伸びは少し緩やかになっているようだが(弊社業界情報2015年7月16日付に関連記事)、手作りの飲料を提供する者にとり、サイダーは、新たな機会をもたらすかもしれないと、米国で長年高い人気を誇るクラフトビール、"サミュエル・アダムズ"を醸造するクラフトビール・メーカー、ボストン・ビール社はコメントする。
同社が製造・販売するサイダー、"アングリー・オーチャード"は、米国サイダー市場で独占的シェアを占めるブランドであり、今年第2四半期には、同社のクラフトビールの売上減を相殺する以上の働きをする、同社にとり中核となる製品である。
昨年の同時期に同社サイダー売上が70%伸びたのに比べ、今年第2四半期では10%台の伸びにとどまった。しかし、ボストン・ビール社は、米国サイダー部門は成長する余地を大いに残していると見ている。その一つが"クラフト・サイダー"であるという。小規模の地元クラフト・サイダー醸造所が、20、30年前のクラフトビール誕生時期に見られた時よりも速いペースでこの12ヵ月の間に成長しており、このトレンドは、ボストン・ビール社にとっても一つの機会であるととらえる。ボストン・ビール社は、アングリー・オーチャードのドライ、ライト、低カロリー等を含むブランド拡張を現在図っており、また、英国市場での発売も計画中である
   (just-drinks.com, Aug. 4, 2015)
2015年8月4日
20万缶 = 20万種類のデザイン
個々に異なるデザインが施された容器は、昨今、ダイエット・コーク(弊社業界情報2014年10月30日付に関連記事)、Absolut Vodka(2012年に"Absolute unique"の名の下に展開)により発表されて話題になったが、飲料業界では、売場での差別化という点で効果が大きいとしてブームになりつつあるのか、今度は、バド・ライト(アンハイザー・ブッシュ社ビールブランド)が、31種のデザインを基に20万種類の異なる缶を米国市場で発表した。
これは、先週末から始まり9月まで米国・カナダの都市を駆け抜けるミュージック・フェスティバル"マッド・ディーセント・ブロック・パーティ"の入場者に向けて企画されたもので、ミレニアル世代が望む"個性的で予想外"を具現化したという。通常の印刷に代わり、ヒューレット・パッカード(HP)社供給のインディゴ・デジタル・プレス技術に加え、HP社スマートストリーム・モザイク・アルゴリズムを活用。アルゴリズムは、バド・ライトが設定したパラメーターに基づき各々の缶デザインに手を加えるため、実際に印刷されると少しずつ異なったものになる。この方法で印刷を続けると3,100万の異なる印刷が可能であるという。今回フェスティバルのために製造されたバド・ライト缶20万缶各々が20万の異なる体験を消費者に提供する。この技術が米国市場で使用されるのは今回が初めてとのこと
   (AdWeek, July 31, 2015)

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