ニュース News

業界情報バックナンバー

2015年7月30日
世界のアルコール飲料消費量
2014年の世界アルコール飲料消費量は、前年よりも10億リットル増の2,490億リットルであったことが最近報告された。世界の飲酒年齢人口一人当たりの年間消費量は、ピークの2012年56.6リットルから少し下がり55.4リットルとなった。
先進諸国の人々は全般的にアルコール飲料消費を控える傾向にあり、消費量が年々減っており、特にドイツ、英国、フランスは右肩下がりで減少している。勢いが見られるのは新興諸国であるが、例えばインドは世界第9番目の規模の市場であるが、一人当たりの消費量は上位諸国と比べまだまだ低い
   (The Economist, July 25, 2015)
2015年7月28日
米国飲料缶製造会社、今後の飲料缶需要増を予想
飲料缶製造会社として世界第3位の規模を誇るクラウン・ホールディングズ社(米国)(以降、クラウン社)CEOコンウェイ氏は、最近行われた対談で、北米市場 - 米国、カナダ、メキシコ- での著しい飲料缶需要増加が見られており、この傾向が今後も続くと述べている。
最も顕著な飲料缶需要が見られているのがメキシコである。ビール売上ならびにビール醸造会社両者の増加、ビンから缶への移行、そして米国への輸出増加が、現在のメキシコで認められている。
また、クラウン社が、第2四半期の飲料缶出荷量を前年同期比9%と伸ばしたのは、昨年同社がビール・メーカー、ハイネケン社から買収したメキシコの製缶会社Empaque社によるところが大きいと同社は説明する。
メキシコ北部では、缶の移行が進んでいるが、メキシコ中央部ならびに南部では、まだビンの使用が主流であり、今後、これらの地域で缶使用が増えるのは必至であると、クラウン社は見ている。
クラウン社は現在、米国よりもむしろ、カナダならびにメキシコでビール・メーカーとの強い関係を築いてきており、さらに最近では、ビンから缶への移行が顕著な、様々なタイプのクラフトビールを提供する醸造会社とのつながりを広げている。これらの状況が、クラウン社の最近の好業績に直結し、今後のさらなる成長を期待させると、コンウェイ氏はコメントしている
  (FoodProduction daily.com, July 22, 2015)
2015年7月23日
米国 アルコール飲料缶出荷量増加
今年第2四半期、米国のアルコール飲料缶出荷量が、前年同期比1.5%増100億缶に達し、ビール・メーカーからの缶需要復活が続いていると、米国缶製造者協会(ワシントンD.C.)は報告した。今年上半期では、ビール缶の出荷量は、0.9%増、184億缶となった。一方で、ソフトドリンクの缶需要は依然として下降しており、第2四半期に2.4%減で154億缶、上半期では2%減の284億缶に終わった。その結果、第2四半期の飲料缶全体の出荷量は、254億缶で、前年同期比0.9%減となった。上半期でも、0.9%減、469億缶。
米国飲料メーカーは、夏季に備え生産量を上げるため、第2四半期は、通常、缶出荷量も1年の中で最も多くなる傾向がある
  (The Canmaker, July 20, 2015)
2015年7月21日
ボトルドウォーター販売禁止のその後、ある大学で
2013年、米国バーモント大学は、その当時いくつかの公共施設がそうしたように、大学構内でのボトルドウォーター販売を禁止した。これにより、再利用可能なボトルを使用して無料の水等を積極的に飲む学生が増えると大学側は期待していたが、最近実施された調査の結果、構内で販売されるボトル詰めの高糖度飲料数が25%増えたことが明らかになった。ボトルドウォーター販売禁止により、消費者は、ボトルに入った別の商品を選ぶようなり、ボトル廃棄量削減には至らなかった。消費者がゼロ・カロリーのソーダやティーを選択していれば、少なくとも栄養的には良い結果ともなるが、調査結果の通り、必ずしも大学が意図するようにはならなかったようだ。
この調査結果を受け、バーモント大学は、それまで徹底されていなかったことの重要性を知らされる形となった。それは、構内にある無料の水飲み場を、学食や食品店、飲料販売機のある場所に設置すること、毎期入学する新入生へのこれについての教育を継続すること。
当大学では、今月より、構内に飲料自動販売機(コカ・コーラ社のフリースタイル)を新たに設置するが、販売機には、再利用可能なカップを備え付け、無料の水もオプションに加え、また、販売機の内容も低/ゼロ・カロリーの飲料を増やしている
  (Beverage daily.com, July 17, 2015)
2015年7月16日
サイダー消費量、英国以外の国々で増加傾向
世界のサイダー消費量は、年間およそ5%の割合で増加しており、2020年には30億リットルを超えると予測されると、飲料業界向け調査会社Canadean社は報告している。
英国が依然として世界最大のサイダー消費国であることにしばらくは変わりないが、今後、英国以外の国々が英国以上のペースで消費量を増やしていくと見られている。それらの国々は、特に米国、オーストラリア、南アフリカで、英国の世界に占めるサイダー市場シェアを現在の41%から2020年には33%まで縮小させる勢いだと推定される。
一人当たりのサイダー消費量の増加量では、ニュージーランドが抜きんでており、2020年には現在よりも年間10リットル多く消費し、英国一人当たり年間消費量15.5リットル、世界平均 0.4リットルに対し、一人当たり年間18リットルの消費量に達すると予想されている
  (Food & Drink Technology, July 2015)
2015年7月14日
地ビールに続くサイダーの勢い
アップル・サイダー、そして洋ナシのサイダー"ペリー"が今、世界で急速に売上を伸ばしているアルコール飲料であると、業界調査会社ユーロモニター社は報告している。成長の鍵は、昔からアップル・サイダーの中心地である英国以外の地、特に米国にある。ひとつには、近年、グルテン・フリー食品を求める人々が米国で増えており、その状況がサイダー市場を活気づかせるきっかけとなっていると言われる。ユーロモニター社によれば、2009〜2014年にかけて2桁の売上増加率を続けた米国市場こそが今後世界においてもサイダー売上増を促す上で重要な役割を果たすと同時に、米国でのサイダー消費量は、英国における消費量と同レベルになるとも予想されている。
また、サイダーは、現在、米国でクラフトビール人気を高めているのと同様の理由で注目を集めているとも言える。つまり消費者は、伝統的なビールに代わる高品質で個性的なアルコール飲料を求めているということである。当然のことながら、"伝統的なビール"メーカー、アンハイザー・ブッシュ社そしてミラークァーズ社はすでにアップル・サイダー・ブランドを立ち上げている(弊社業界情報2013年4月9日付ならびに2013年11月28日付に関連記事)。現時点では、ボストン・ビール社のアングリー・オーチャードが圧倒的な60%シェアで米国サイダー市場を率いている
  (Fusion, July 6, 2015)
2015年7月9日
ラベルのない缶がメッセージ、コカ・コーラ社
飲料メーカー、コカ・コーラ社は、中東市場向けに同社の象徴である赤色と白色を施した缶を発表した。一見典型的なコカ・コーラ缶に見えるが、通常見られるコカ・コーラのロゴを始めとする決まりきったテキストは一切無く、唯一記されている文字は、「ラベル(レッテル)は缶のために使用されるのであり、人々に向けて使われるのではない」とのメッセージ。この新しい缶は、7月17日に終わりを迎える、イスラム教徒にとり神聖な月、ラマダンに合わせて、中東市場にて発表されたものである。この種の限定期間キャンペーンで、世の中から偏見をなくそうというコカ・コーラ社の意図が長期にわたりインパクトを持つかは疑問だとコメントする業界関係者もいるものの、巨大ブランドの世界に広める影響力が、今回もまた新たなる注目を集めることは確かである
  (Beverage World, July 8, 2015 / Mashable, July 7, 2015)
2015年7月7日
米国飲料容器需要、今後も増加傾向
米国の炭酸ソフトドリンクならびにビールの売上が低迷する中、米国消費者の健康志向に応えるボトルド・ウォーター、ティー、乳製品代替飲料など新製品の消費量増加、従来にはなかった容器サイズ多様化が、全体的な飲料容器需要増を促していると、市場調査会社フリードニア社の最新報告書は伝えている。
プラスチック・ボトルと缶が依然として米国飲料容器全体の80%以上を占める独占的容器形態であることは今後もしばらく変わらないと予想されるが、アルミボトル、バッグ・イン・ボックス、アセプティック・カートンならびにパウチも今後成長が期待される。
最大のシェアを占めるプラスチック・ボトルについては、今後も伸びが予想される。その理由はボトルド・ウォーターの消費量増によるところが大きい。しかし今後、環境面での懸念から、水道水や再利用可能ボトルを好む消費者も増え、需要が緩やかになる可能性も考えられる。
プラスチック・パウチはその利便性と低コストから、これまでの果汁飲料にとどまらず、スポーツ・ドリンク、ワイン、フレーバー・アルコール飲料新製品でも需要が増えると見られる。
缶は、米国でプラスチック・ボトルに次いで多く使われる飲料容器であるが、主力商品である炭酸ソフトドリンクとビールの売上低迷が長引くと予想され、しばらくは大きな伸びは見られないと予想される。しかし、炭酸ソフトドリンク用の小型缶や、ワインやスパークリング・ドリンク用の需要増で大きなシェアは維持されると見られる。
ビンは、米国ノン・アルコール飲料市場では既に消えつつある存在であり、アルコール飲料市場においても、イメージや伝統以上にコストや利便性が重視される今、競争が激化すると予想される。
紙容器需要は、従来のゲーブルトップ・カートンの需要減を埋め合わせるアセプティックやバッグ・イン・ボックスの安定した需要により今後も順調な需要が見込まれる
  (Labels & Labeling, July 2, 2015)
2015年7月2日
世界各都市のビール販売価格
オンライン・トラベル・サイトのGoEuroは、世界主要都市におけるスーパーマーケットとバーそれぞれで販売される11.2オンス・サイズ(欧州の標準サイズ)のビール価格の平均値を出し、その結果を同社サイトにて「ビール価格インデックス」として公開した。
今回の結果では、ジュネーブ(スイス)で販売されるビールが、$6.32(スーパー平均価格$1.87、バー平均価格$10.77)で世界で最も高いと報告されている。一方、最も安いビールを提供する都市として、クラクフ(ポーランド)ならびにキエフ(ウクライナ)(いずれも$1.66)の名を挙げている。アジアでは香港($6.16)(東京は$4.77)が、また、米国ではニューヨーク・シティ($5.20)が、その地域/国それぞれで最もビール価格が高い都市として報告されている
  (Speakeasy, June 29, 2015)

お問合わせ

弊社取扱製品に関するお問合せは、下記にご連絡ください

お問合わせフォーム

TEL 03-3625-1501
FAX 03-3625-1770

ページの先頭へ