ニュース News

業界情報バックナンバー

2015年1月29日
米国ビール缶出荷量、増加続く
米国製缶業界からビール・メーカーへの缶出荷量は、2014年第4四半期にも依然として前年同期比で1.7%増加し、80億9千万缶を記録した。(米国缶製造者協会報告による) ビール缶出荷量は、昨年1年を通じて上昇したが、期を重ねるごとにその増加率は小さくなった。米国のビール缶出荷量は昨年1年間では2.6%増、363億缶となった。一方のソフトドリンク・メーカーへの缶出荷量は減少が続いている。2014年のビールならびにソフトドリンクを含む飲料アルミ缶全体の出荷量は933億缶、前年比0.7%減となった
  (The Canmaker, Jan. 26, 2015)
2015年1月27日
昨年米国で最も飲まれたビール
米国市場調査会社IRI社(シカゴ)は、昨年12月末までの52週間、米国のスーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニを含む小売店で取られたデータを基に、最も売れたビール・ブランドを発表した。米国では地ビール人気に関する記事ばかりが目立つ昨今ではあるが、今回発表された売上上位20 ブランドの中では、昨年Brewers協会により変更された地ビールの定義に基づき、地ビールとしてはYuenglingのみ20位に入るという結果となった。
以下、売上順位・ブランド名・対前年比売上増加率・メーカー名の順で列記
1.バド・ライト (1.4% / アンハイザーブッシュ・インベヴ、以降ABI)
2.クァーズ・ライト (-2% / ミラークァーズ)
3.バドワイザー (-1.6% / ABI)
4.ミラー・ライト (1.9% / ミラークァーズ)
5.コロナ・エクストラ (7.6% / クラウン・インポート)
6.ナチュラル・ライト (-5.5% / ABI)
7.ミケロブ・ウルトラライト (12.3% / ABI)
8.ブッシュ・ライト (0.9% / ABI)
9.モデロ・エスペシャル (26% / クラウン・インポート)
10.ハイネケン (3.5% / ハイネケンUSA)
  (just-drinks.com, Jan. 26, 2015)
2015年1月22日
3%増、飲料アルミ缶の2015年需要予測
製缶業界にアルミ缶ストックを供給する大手企業、アルコア社(米国ピッツバーグ)は、今年、世界全体の飲料缶用アルミストックの需要が前年比およそ2〜3%で増加すると予測する。しかし、アルコア社の包装事業の約85%を占める飲料缶の需要は、世界各地により様々であるとしている。1年の間に前年比8〜12%の最も多い需要増を期待されるのは中国市場。一方、欧州での需要増は2〜3%にとどまり、また、北米では、その需要は1〜2%減少すると予想されている
  (The Canmaker, Jan. 13, 2015)
2015年1月20日
子供用メニューから炭酸ソフトドリンクが消える、米国
米国のファーストフード・チェーン・レストラン、ウェンディーズは、米国全店の子供用メニューから炭酸ソフトドリンクのオプションを削除する。つまり、ドライブスルーで注文する際、メニュー・ボードを見ても炭酸ソフトドリンクは一切表示されていないことになる。米国のレストランのこのような動きは、子供の健康を考える団体や子供の肥満と戦う団体等の訴えに対応するものである。この種の団体はさらに、ウェンディーズが全粒粉パンや、果汁飲料、野菜のメニューをもっと増やすように要望している。米国では、マクドナルド、アービーズ、Chipotle(メキシカン・グリルフードのチェーン)といった人気のファーストフード・チェーン・レストランがすでに子供用メニューに炭酸ソフトドリンクを表示していない。米国の主だったファーストフード・チェーン・レストランの中でバーガー・キングのみ、子供用メニューで炭酸ソフトドリンクを依然として提供している。しかしながら同社は、現在、子供用メニュー・ボードからの炭酸ソフトドリンク削除を検討中とコメントしている
  (USA TODAY Network, Jan. 15, 2015)
2015年1月15日
健康志向がコーラに新たなチャンスをもたらす
米国人は、高糖度の炭酸ソフトドリンク摂取を減らすためには、多少の出費も厭わないようだ。最近、コカ・コーラ社とペプシコ社は、摂取カロリーを減らしたい人には罪悪感が少なくなるかもしれない、従来のサイズを一回り小さくした缶ならびにボトルの採用を積極的に行っている(弊社業界情報2014年11月20日付に関連記事)。この少量サイズ缶は、従来のサイズの缶と比較し、1オンス当たりの料金が割高になるにも関わらず、7.5オンスの「ミニ缶」を始めとして、8オンスと8.5オンスのビンならびにアルミボトル缶が、スーパーで徐々にその売場スペースを広げている。米国の炭酸ソフトドリンク売上絶頂期の1998年、米国人は一人当たり平均576缶に等しい量の炭酸ソフトドリンクを消費していたが、2013年には、その数字が450缶まで減少した。コカ・コーラ社とペプシコ社は、多種多様なブランドが並ぶ市場で、差別化を図るという意味でも小さなサイズの販促に注力する。
元来、コカ・コーラは長い間6.5オンスのビンで売られていた。1955年、同社が大きなサイズで販売開始したのは、ペプシ・コーラが6.5オンスよりも大きなサイズのビンで売られるようになってからだ。最終的には、そのサイズは、ある地域ではプラスチック・ボトルで3リットルにまで膨らんだ。
昨年10月までの少量サイズ・コーク(2リットル・ボトルの少量サイズ版1.25リットルを含む)の売上は、前年比9%増であるのに対し、従来の12ozならびに2リットル・サイズ製品の売上はわずか0.1%伸びただけであった。一時は売上減少を導く以外の何ものでもなかった米国人の健康志向が、今まさに両社にとり、少量サイズをうるための大きな機会を提供している
  (abcNEWS, Jan. 13, 2015)
2015年1月13日
中国でアルミボトル缶生産
中国の製缶会社、ORG社(北京)は、同社が湖北省 Xianning City経済開発区に持つ新工場にてアルミボトル缶を製造する。C2C(Coil to Can)工程を利用するラインは、ボトル缶年間3億缶ならびにスリム缶7億缶を製造する能力を有し、また、機能性飲料、プレミアム・ビール、プロテイン飲料を充填する能力も備える。ORG社は、中国に、この湖北省の新工場を含めアルミ缶製造工場5工場(うち2工場は建設中)を持つ。DIプリフォームを利用するアルミボトル缶製造は中国では初となる。このDI工程を経るアルミボトル缶は、インパクト押出し工程によるボトル缶よりも重量の軽い缶となる
  (The Canmaker, Jan. 12, 2015)
2015年1月8日
キューリグ社、強力ブランドとの提携で新製品に期待
シングルカップ・コーヒー・マシーン供給会社、キューリグ・グリーン・マウンテン社は、今年発売予定の家庭用炭酸飲料製造マシーン「キューリグ・コールド」(弊社業界情報2014年5月13日付に関連記事)で作る炭酸飲料ポッド(カプセル)販売のために、飲料メーカー、ドクター・ペッパー・スナプル・グループと提携した。これで、これまでコーヒー・マシーンとポッドを供給してきたキューリグ社が、米国三大炭酸ソフトドリンク・メーカーのうちの二社、つまり、キューリグ社の株16%を保有するコカ・コーラ社と今回のドクター・ペッパー社の協力を確保し、新製品の拡張に不可欠な基盤を築いたことになる。キューリグ社によれば、これら2社の飲料メーカーから得られる複数のブランドも含めて少なくとも炭酸ソフトドリンク30種類のポッド(カプセル)を提供するとのこと。キューリグ社は、この2社との提携が、家庭用炭酸飲料製造マシーン供給会社として現在業界をリードするソーダ・ストリーム社に対して有利に働くと見る。キューリグ・コールド(社内コードネームはガイザー)は、常温の水にフレーバーを加え炭酸にするシングル・ポッドを使用し、60秒以内に華氏38度に冷やして炭酸飲料を作るもので、同社は5年をかけてこの技術開発に取り組んだ。残る米国第2位のソフトドリンク・メーカー、ペプシコ社は、昨年後半、ソーダ・ストリーム社と限定した飲料試験販売を開始したが、それ以上の計画については発表していない。
コカ・コーラ社とドクター・ペッパー社は、消費者が、炭酸ソフトドリンクに戻るきっかけをキューリグ・コールドが作ることに期待する。軽量なシングル・ポッドは、オンラインで注文し出荷されるのに便利で経済的である。一方で、消費者は、容器を開けて飲むのに3秒とかからない飲料を、飲むのに最低でも45秒待たなくてはならず、この42秒の差が消費者の心理にどう働くかをペプシコ社は問う。欧州では、コーヒー・マシーン市場はすでに飽和状態にあり、成功する可能性は少ないと判断するキューリグ社は、キューリグ・コールドが同社の国際的潜在能力を伸ばすと見ている。コーヒー・マシーンは米国2,000万世帯で使用されているとキューリグ社は推定する。一方、今年9月に発売予定のキューリグ・コールドの推定販売価格よりも低い価格で現在販売されているソーダ・ストリーム社の炭酸飲料製造マシーンは、現時点で、米国世帯の約1%にしか保有されていない。そして、米国の炭酸ソフトドリンク売上は、昨年第3四半期、さらに大きく落ち込んだ
  (The Wall Street Journal, Jan. 7, 2015)
2015年1月6日
1年後に飲むビール
競争の激しさを増す米国地ビール市場では、売上増維持のために、地ビール醸造会社のアイデアが重要となるが、そのような環境の中で生まれた、今注目される新製品の一つが「Enjoy After 12.26.15」と名付けられたインディア・ペール・エール(IPA)だ。このビールの斬新さは、ある一定期間、冷蔵庫ではなく、摂氏10〜20度に維持された貯蔵庫に寝かせて十分に熟成させてから飲む点にある。この製品の場合、今年12月26日以降に飲むと、最高の味わいを楽しめると、このビールを醸造したストーン・ブリューイング社(米国カルフォルニア州)は説明している。この新製品が注目されているのは、少し前に同社が発売した「Enjoy By」ビールの成功があったからだ。こちらはその製品の名の通り、xx日までに飲むと美味しいとする、短い期間の中で楽しむビール。これら独自の発想こそ、地ビール市場の中でますます高まる斬新なアイデアの需要に応えるものだ。最新製品「Enjoy After」は、実際に、Brettanomycesと呼ばれるwild yeastが時間の経過とともにビールに「不思議な働きをもたらす」という。特にこれは、アルコール度数が高ければ高いほど有効であるという (この製品のアルコール度数7% vs. バドワイザー5%)
  (MarketWatch, Jan. 2, 2015)
2015年1月5日
アルミ飲料缶、進化する環境に優しい飲料容器
アルミ缶は、最も再生利用されている飲料容器であるが、さらに進化を遂げていると、環境調査会社PEインターナショナル社は報告する。以下は、同社が2010年に発表した調査結果を更新したものであり、今日、米国ならびにカナダで製造されているアルミ缶のデータを示している :
- 炭素排出量が20%改善。14%少ないエネルギーで製造。
- 米国で製造される缶は、一缶につき平均70%の再生資源を含有。(ビンの再生資源含有率平均23%、プラスチック/PETボトルの再生資源含有率平均3%)
- 2%さらに軽量化
より少ない資源で製造するということは、輸送における燃料をより削減し、ごみを削減し、結果として環境への負荷も軽減される。アルミナム協会によれば、アルミ飲料缶は、リサイクル用収集箱から再び売場に戻るまでに要する時間がわずか60日、他のどの飲料容器よりも速い再生時間であると報告している。そして、アルミ缶は、今、より少ない燃料で、より多い再生資源を含有して再生を実現している。これらのデータこそが、昨今、米国の地ビール・メーカーが容器に缶を選択する大きな動機となっている
  (CanTech, Dec. 30, 2014)

お問合わせ

弊社取扱製品に関するお問合せは、下記にご連絡ください

お問合わせフォーム

TEL 03-3625-1501
FAX 03-3625-1770

ページの先頭へ