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業界情報バックナンバー

2014年8月28日
英国、地ビール・メーカーの缶採用増加の兆し
最近、英国ロンドンの地ビール・メーカー、Fourpureブリューイング社が英国の製缶会社レクサム社供給の缶を採用し、英国ロンドンでは缶採用を開始した3番目の地ビール・メーカーとなった。これは、米国地ビール・メーカーの多くが、ビール品質向上と充填・包装に関わる費用削減を目的に、ビンからアルミ2ピース缶に変更するという米国発の大きなトレンドがついに英国にも広がる可能性が出てきたことを意味する。これまでビンを使っていたFourpure社は、レクサム社の缶そして印刷技術を利用して差別化を図る独自の6種類のデザインを描いた缶を製造し、レストランならびに地ビール専門店で販売する
(The Canmaker, August 26, 2014)
2014年8月26日
米国ニューヨーク州、地産地消アルコール飲料醸造会社の数が倍増
地元で作られた食材を一定量以上使用して作られるいわゆる「Farm」アルコール飲料の醸造会社の数が、2011年から100%増加したことを、米国ニューヨーク州は発表した(弊社業界情報2014年8月7日付に関連記事)。2012年ニューヨーク州知事クオモ氏によりFarmブリューワリー法が発表され、2013年1月に施行されて以来、Farmビール醸造会社57社、 Farmサイダー(リンゴ酒)醸造会社7社が開業した。同州で現在104を数える地ビール・メーカーは2011年当時の40社から160%増加しており、また、自前のビール醸造所を持つレストランならびにパブは2011年の10店から230%増の33店になる。前出のサイダー醸造会社については、現在同州では29を数えるが、2011年にはわずか5社しかなかった。また、Farmワイン醸造会社は、2011年の195社から50%増の291社、Farm蒸留酒醸造会社は2011年の10社から480%増の55社になる。このような地元飲料ビジネスは、ニューヨーク州の農業ならびに観光業の職そして経済活動を支え、このビジネスへの投資は、つまりはニューヨーク州の将来に投資することであると、クオモ氏はコメントしている
(DBR, August 26, 2014)
2014年8月21日
米国製缶会社、10年間の変遷
米国商務省により5年毎に集計、発表される経済センサスで、最近発表された2012年度統計によれば、米国製缶業界については、製缶工場整理・統合が続いていたにも関わらず、2012年に出荷された缶の価値は151億ドルに達し、この数字は、2007年度比10.8%増、2002年度比31.9%増であることが明らかになった。
過去15年間で閉鎖された製缶工場は100工場。2012年、米国にある製缶工場の数は171。2007年にはその数は189、1997年には271工場であった。米国の製缶会社は、従業員数も確実に削減しており、1997年に計26,747人を数えた従業員数は、2012年には17,287人にまで減っている。一方で、製缶工場の生産性は上がっており、一工場で出荷された缶の価値は、2012年には、1997年当時(約4,400万ドル)と比較して倍増(8,860万ドル)している
(The Canmaker, August 19, 2014)
2014年8月19日
コカ・コーラ社、米国シェア第2位のエナジードリンク・メーカー株を取得
米国で炭酸ソフトドリンクの売上減少が続く一方、エナジードリンクの売上は上昇を続ける。2013年度、米国で最も人気の高いエナジードリンクは引き続きレッド・ブル(シェア43%)ではあるが、第2位に長年とどまるモンスター(シェア39%)の勢いはこれまで以上に強く、トップとの差を縮めている。そのモンスター・ベヴァレジ社の株16.7%を、世界一の炭酸ソフトドリンク・メーカー、コカ・コーラ社が21億5,000万ドルで取得する。この取引により、コカ・コーラ社の持つエナジードリンク・ブランド全ての所有権がモンスター社へ移されるのと同時に、モンスター社のエナジードリンクではない飲料(ティー、レモネードなど)がコカ・コーラ社の所有となる。
この取引で、両社ともに望むものが得られることになると言われる。モンスター社は、コカ・コーラ社の確立された海外流通ネットワークを利用することが可能となる。モンスター社にとっては、すでに海外市場でモンスター社の先を行くレッド・ブル社のシェアに食い込むことが今後の最大目標である。一方のコカ・コーラ社は、業界で最も求められる人材が集まっていると言われる業界憧れのモンスター社新製品開発チームと強いパイプを持つことになる。この契約手続きが完了するのは来年初頭となるが、中核となる事業の安定が揺るがされているコカ・コーラ社は、米国コーヒー業界の革命児キューリグ・グリーン・マウンテン社の株取得に加え、このエナジードリンク・メーカーの株取得により、今をときめく、成長目覚ましい新飲料の領域への足掛かりを着実に築いている
(just-drinks.com / CanTech, August 15, 2014)
2014年8月14日
植物系ウォーターのある青果売場は、米国スーパーで一番賑わう場所
ココナッツ・ウォーター、メイプル・ウォーター、バーチ(樺の木)ウォーター、カクタス(サボテン)・ウォーター… 米国スーパーの青果売場で見られる飲料の数々が明らかに語っていることは、植物系ウォーターの人気は上昇しているということだ。スーパーで果物・野菜を販売するコーナー(ココナッツ・ウォーターが通常販売されている売場でもある)でともに売られる植物をベースとする飲料製品は、kombucha(紅茶キノコ)やティーをベースとする飲料に代表される「代替」飲料とともに売上を伸ばしていると、市場調査会社ニールセン社は報告している。米国のスーパーで最も成長目覚ましい売場が青果売場なのである。米国スーパー内の青果売場では通常スムージー、果汁飲料、ティーも販売されていることが多く、前年比2桁の売上増を記録する売場もある。米国飲料業界の「新しく、そして売れる」飲料を求める動きと、健康志向を強める消費者の炭酸ソフトドリンクに代わる「天然」飲料への関心が、この傾向に拍車をかけているという
(Madison.com, August 12, 2014)
2014年8月12日
特殊サイズ飲料缶製造能力増強、欧州にて
製缶会社ボール社の子会社ボール・パッケージング欧州社は、オランダのOssに、特殊サイズ飲料缶専用ライン1ラインを増設することを先週末発表した。Oss工場の第3ラインとなるこのラインは、2015年5月までに稼働開始予定で、50clサイズのアルミ飲料缶を製造する。既存ラインでは2012年より20clならびに33clスリーク缶を製造している。ベネルクス3国では、ビール・メーカーが容器として缶を選ぶ傾向が強くなっている。ボール・パッケージング欧州社のOss工場は、オランダでは唯一の飲料缶製造工場であるため、このライン増設はベネルクス3国向けの物流ハブとしての地位をさらに確固たるものにし、それはその他の欧州諸国、中東、北アフリカ市場も含むようになると同社はコメントしている。米国ではボール社は、2015年には、特殊サイズ缶に新しい形状やサイズを加えて生産を開始位する予定だ
(The Canmaker, August 8, 2014)
2014年8月7日
著名な米国料理学校、ニューヨークでビール醸造・販売
米国ニューヨーク州知事クオモ氏は、世界的にも有名な米国の料理学校Culinary Institute of America (CIA) に、ビールの醸造・販売を認可する。この動きは、マンハッタンの北に位置するハイドパークのCIAキャンパスに小規模のビール醸造に道を開くものだ。地ビール・メーカー、ブルックリン・ブリューワリーとの提携を通じ、2015年開業を予定する。「国際的に著名な教育機関を、ニューヨーク州で最も人気の高いビール・メーカーと連携させることで、マンハッタンから北へ続くハドソン・ヴァリー(Hudson Valley)中部地帯の観光業活性化、そして未来のビール醸造職人育成による地ビール産業発展を目指すことが現実的となる」とクオモ氏は言う。このCIA醸造所は、発酵方法、醸造工程における穀物の扱い方に加えて、食事とビールの最適な組み合わせ、「ビール・バブ」経営法などのカリュキュラムもそろえる。
2013年1月以来、ニューヨーク州は、地ビールに地元産材料を積極的に利用することを促進しており、それに呼応して「Farm Brewery」がすでに53店開業している。Farm Breweryは、ニューヨーク州で作られた材料を一定の量以上使用することを条件にビールを作ることを認可された醸造所のことで、現時点で、地元産ホップ20%以上、その他材料についても地元産20%以上を使用することが条件とされており、この割合は徐々に上げられ、2024年には90%になる計画だ
(DRB, August 6, 2014)
2014年8月5日
朝食は穀物系飲料で、米国ニューヨーク・シティ発
オート麦ラッテ、あるいはそれを甘いコーヒーにブレンドした飲料が、米国ニューヨーク・シティで多く見られるようになった。「朝に食べるシリアルをテイクアウトしているようなもの」と、胡麻、大麦、黒豆、ブランウンライスそして大豆から作られる「5グレイン・コーヒー・ラッテ」が自慢の人気商品である、最近ニューヨーカーが注目し始めた韓国系チェーンCoffee Beneの店長は言う。オメガ3、脂肪酸、タンパク質、繊維が豊富な栄養ドリンクだ。その他に、キノア(アンデス地域産雑穀)スムージー、タヒチアン・バニラ・オート・シェイクなど聞き慣れないがいかにも栄養豊富な飲料をメニューにそろえる。これは米国人には全く新しい発想だが、韓国ではミスカルと呼ばれる雑穀の粉として昔から飲料に混ぜて栄養補給に役立てていた。飲料で摂る「朝食」という点では米国ではこれが初めてではない。60年代、タンパク質、砂糖、ミネラルを粉末にしたインスタント・ブレークファーストという名の商品がカーネーション社から販売されていたが、栄養豊かであり、そして糖度も高かった。米国ではアーモンド・ミルクなどナッツ系ミルクが定着し、Postumに代表されるロースト小麦のパウダーで作るコーヒー代替品もある。そして次に来るのが、この穀物系だと見るニューヨーカーは増えつつあるようだ
(New York Daily News, August 4, 2014)

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