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業界情報バックナンバー

2014年7月31日
アルコール度数の高い飲料缶の販売規制実施、英国
英国で4番目規模のスーパーマーケット、モリソンズ社は、英国保健省によるResponsible Can Packaging Pledge (責任あるアルコール飲料缶取扱いに関する公約)に同意する英国で最初の小売業者となる。これによりモリソンズ社は、今後、シングルサーブ缶で4ユニット以上(ユニットunitは主に英国で使われるアルコール量単位。1ユニットはエタノール量8g、小さなワイングラスのワイン1杯分ほど。男性で1日3〜4ユニット以上は飲むべきでないとされる)を含有する炭酸アルコール飲料製品の生産ならびに販売をしないことになる。英国保健省のこの公約は、製造会社ならびに小売業者に、2015年までに、年間販売されるアルコール飲料の10億ユニット分の削減を約束させるもので、アルコール飲料摂取が原因で起こる虐待・暴力を抑止することを目的とする。製造会社としては唯一アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社が、今月初旬、英国にて同社が販売するアルコール度数9%のTennents Superラガービール500ml缶の販売中止に同意している(同ブランドの400ml缶の販売は続行)
(FoodBev.com / the drinks business, July 30, 2014)
2014年7月29日
小さなサイズの缶で売上増、コカ・コーラ社とペプシコ社
米国炭酸ソフトドリンク業界では、ここ数年間、新しい容器サイズが目まぐるしく登場しては去るという変化を見ている。PETボトルでは20ozが16ozに道を譲り、さらには12ozへと移り、缶では8ozと16ozへと動いている。容器のサイズが変わるたびに、価格の変更とともに、売場での陳列方法の変更という大掛かりな作業が発生する。そして、米国では、コカ・コーラ社やペプシコ社の業界リーダーが売上増を導き出している。今年第2四半期にコカ・コーラ社ブランドがもたらした販売量増の60%以上は、「ミニ缶」(他の大きいサイズに比べ利幅が大きい)ならびに16ozサイズの2桁増加の寄与するところが大きい。この好調な結果は、さらに新しい容器サイズが今後登場することを示唆している
(CSP Daily News, July 28, 2014)
2014年7月24日
米国ビール缶、出荷量伸ばす
米国製缶業界は、今年第2四半期に、前年同期よりも2億4,000万缶多いビール缶を出荷した。米国ワシントンDCを拠点とする缶製造者協会(CMI)の発表した最新報告によると、6月末までの3ヵ月間の米国ビール缶出荷量は、前年同期比2.5%増の99億缶となった。一方の炭酸ソフトドリンクは、この四半期に、前年同期比2%減の158億缶とその出荷量を引き続き下げている。その結果、今年第2四半期における米国飲料缶全体の出荷量は、前年同期比0.6%減の257億缶となった。1年の中で第2四半期は、飲料メーカーが売上増を見込める夏に向けて特に力を入れる時であると言われる。
米国飲料缶市場で38%と最も大きなシェアを占めるのがボール社。次に来るのが23%のレクサム社、そして20%のクラウン社が続く。ボール社がビール・メーカーに最も接触がある一方で、クラウン社は炭酸ソフトドリンクに偏る傾向にあると、ドイツ銀行の評価報告はコメントしている
(The Canmaker, July 24, 2014)
2014年7月22日
小型サイズの需要が上昇、米国エアゾール缶
米国では小さな旅行用サイズの容器を好む消費者が増えている。化粧品ならびにパーソナル・ケアのメーカーに、この機会を利用してもらおうと、製缶会社クラウン・ホールディングズ社傘下のクラウン・エアゾール・パッケージング北米社は、45mm径のスリム型容器を米国で発表した。高級感を醸し出す装飾デザインが施しやすく、また、手でつかみやすい細身のエアゾール缶は、シェイビング・クリーム、メイクアップ、ヘアスプレイ、日焼け用ローション、香水、デオドラントなどの製品に理想的と言える。現代人の忙しい生活スタイルに合う、バッグでの持ち運びがし易い、利便性に優れた製品に注目が集まる点は、飲料缶の場合と同様だ
(The CanTech, July 21, 2014)
2014年7月17日
ワールドカップがアルミ飲料缶売上を促進
先週幕を閉じたサッカーFIFAワールドカップ・ブラジル大会が、アルミ飲料缶の売上を押し上げたと、アルミ圧延ならびにアルミ飲料缶リサイクル大手のノヴェリス社は報告した。昨年の同時期に比べると、今年のワールドカップ・トーナメント開催中の4週間、売上は35%の増加を見せた。ノヴェリス南アメリカ社によれば、今回のワールドカップは、冬季の売上としてはまれな飲料缶アルミシート需要増を引き起こしたという。南米地域の飲料市場へアルミ缶ストックを供給するノヴェリス社は、ブラジルで最大のアルミ・リサイクル工場を所有・運営する。同社は、最近、ブラジルのアルミ圧延ならびにリサイクル事業の3億4,000万円ドルに及ぶ拡張を終えたばかりだ。ワールドカップではドイツが勝利したが、アルミ缶リサイクル率では、98%を記録するブラジルが世界一と言われている
(Recycling International, July 15, 2014)
2014年7月15日
インスタント・コーヒー
米国人のコーヒーの嗜好は、近年、高級志向になってきているようだが、世界のコーヒー・トレンドはその逆、つまり、インスタント・コーヒーに向かっていると、市場調査会社ユーロモニター社は報告している。熱湯で溶かすだけでコーヒーが完成する粉末状のインスタント・コーヒーの世界全体での売上は、2000年以降3倍近く伸びている。インスタント・コーヒーは、世界で消費される小売販売コーヒーの34%以上を占める。ではどこでインスタント・コーヒーが多く消費されているのかと言えば、それまでコーヒーを飲むという習慣・伝統がなかった地域で特に人気が高くなる傾向があるとしている。インドと中国が最速で売上を伸ばしているという事実から、それは理解できそうだ。さらに、オーストラリアとニュージーランドでは、小売販売されるコーヒーの75%以上がインスタント・コーヒーであり、世界のどの地域よりも最も高い割合である点も興味深い。一方で、コーヒーの味に関してはこだわりのあるというイメージの強い西欧でもインスタント・コーヒーの利便性には勝てない模様で、市場全体の25%を示している。
インスタント・コーヒー人気において唯一例外的なのが米国である。インスタント・コーヒーを好まない点で、米国は非常に独特で、2008年以降、米国でのインスタント・コーヒー売上は伸びておらず、昨年ではわずかながらも減少したほど。米国人は、コーヒーに関して言えば利便性を重視しながらも高品質を求めるようだ。米国でのコーヒー・ハウスの人気、また最近ではシングルカップ用コーヒー・マシーンから作られるコーヒーの人気の高さがそれを説明している。スターバックス社が最近発売したインスタント・コーヒーの売上は、世界各国で好調だが、米国だけは例外だと言われている。世界最大のインスタント・コーヒー・ブランド、ネスカフェ社においてもまた長年米国ではその売上は低迷している。
世界各地域のインスタント・コーヒーの小売販売コーヒー全体に占める割合:北米10%弱、アジア・パシフィック60%超、東欧50%超、中東・アフリカ40%超、中南米30%超、西欧25%超 
(The Washington Post, July 14, 2014)
2014年7月10日
米国で一人当たりのビール消費量が最も多い州
2013年、米国で一人当たりのビール消費量が最も多い州は、前年度と同様ノース・ダコタ州であった。ノース・ダコタ州に住む成人は、一人当たり年間平均43.3ガロンのビールを消費する。第2位はニュー・ハンプシャー州(一人当たり年間消費量42.2ガロン)。一人当たりのビール年間消費量が最も少ないのはユタ州。(弊社業界情報2013年8月20日に関連記事)米国ビール協会によるこの調査結果は、その年に州に出荷されたビール量を単純に州に住む成人の数で割って算出されている。
ノース・ダコタ州が2年連続でビール消費量第1になった理由として、ノース・ダコタ州のある住民は、「ここで他に何をすることがあるだろう」とコメント。近年、同州でのオイルシェール田の開発に伴い石油産業に関わる人々が同州へ流入していることは、消費量増加の主な理由の一つと見られている 
(Nation and World, July 9, 2014)
2014年7月8日
缶デザインのためのアプリケーション
飲料缶製造会社を代表する英国商業団体、Can Makersは、無料オンライン飲料缶デザイン・アプリ Can Creator (www.cancreator.com)を発表した。デザイナーが飲料缶デザインを創出し、さらにそれをシェアするのに役立つこのアプリは、世界初で、デザインを3Dで見ることを可能にする。Adobe Photoshops とIllustratorを介して提供される一般的な缶サイズのテンプレートを利用して仕上げたデザインを、あらゆる角度から3Dで確認することができる 
(CanTech, July 4, 2014)
2014年7月3日
ビール用PETボトル開発進む
飲料容器供給会社シデル社(スイス)は、ビール用に使用可能な、低温殺菌可能軽量PETボトルを発表した。見た目がビンに見えるように、蓋は王冠タイプ、底は花弁状(シャンパン・ベース)となっている。しかしビンと大きく異なる点は、ボトル重量が28gで、同等のビンと比較し最大86%軽量となることだ。さらにシデル社は特許であるActisガスバリア・テクノロジーを駆使し、ビール劣化原因となる酸素の滲入、炭酸ガスの抜けを防止することが可能だ。PETボトルを使用するビールの世界全体での販売数は、約50億本で、これは、缶とビンが圧倒的に多いビール市場全体の2%を占めるにすぎない。しかしビール用PETボトルの需要は増加傾向にある。アジアでは、中国からの需要が今後期待される。現在、最も需要が多いのは中央欧州ならびに東欧である。ここ数年は、市場成熟化傾向、そしてロシアとウクライナで施行されたビールに対する増税のため、期待していたほどには伸びはみられなかったと報告されている 
(DBR, July 3, 2014 / packaging today, July 2, 2014 / Belsul)
2014年7月1日
セブン-イレブン社、米国でレッドブル新製品を独占販売
セブン-イレブン社は、今年7月から8月にかけての限定期間、米国とカナダにおけるセブン-イレブン・コンビニエンスストア全店で、世界的に人気の高いエナジードリンク、レッドブルの新製品を独占販売する。この新製品は、昨夏発表された「エディション」シリーズのブルー、シルバー、レッドに続く一つ、トロピカル・フレーバーの「サマー」エディションだ。夏という限定期間を設定し、特定のコンビニストアに限定して新製品を発表するという新たな手法であると、セブンイ-レブン社はコメントしている。米国のエナジードリンク消費量を独占する人口グループは、18〜34歳の主に男性、ヒスパニック系、アジア系、ならびに子供を持つ家族の親、と報告されている。米国で、エナジードリンクを最も売り上げる小売店は、コンビニで、エナジードリンク販売量の59%を占め、次が大型小売店(13%)、スーパーマーケット(10%)。レッドブルは、米国で最も売れているエナジードリンク・ブランドでもある。2013年には前年比3.1%増の53億缶を売上げ、モンスター・エナジー、5アワー・エナジー、ロックスター・エナジーがそれに続く 
(Integrated Solutions for Retailers, April 23, 2014 / BevNet, April 18, 2014)

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