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業界情報バックナンバー

2013年10月24日
ビール業界最大手、ローカル色をアピール
作り方に一工夫加え、容器に全く新しいラベルを貼ると、世界最大のビール・メーカーによる生産であっても、それは地元で育まれた限定生産のビールとして、その地域の人々を印象付けるかもしれない。アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社は、米国の郵便番号を製品名とする「少量生産にこだわったバドワイザー」を販売中だ。例えば製品名「94534」は、カルフォルニア州フェアフィールド、「23185」はバージニア州ウィリアムスバーグにてそれぞれ作られたか、あるいは少なくともその地域由来のフレーバーを持っているビールである。アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社の目的は、地元の人々を取り込むことに加え、元来、主流ブランドに興味を持たず、地元で実際に小規模で営む起業家により作られる豊かで味わい深い地ビールを好む若い世代を惹きつけることにある。2010年発売された「コロラド・ネイティブ・ラガー」と呼ばれるローカル色濃い製品名を持つビールは、A.C.ゴールデン・ブリューイング社というメーカーにより醸造されているが、同社は、大手ビール・メーカー、ミラークァーズ社の子会社である
(TIME Business & Money, Oct. 18, 2013)
2013年10月22日
米国、炭酸ソフトドリンクのみならず果汁飲料も需要減か
米国人の飲料消費傾向は、炭酸ソフトドリンクから、より身体に良いと言われる飲料へと徐々に変わりつつあることを各方面からのデータは示しているが、果汁飲料の米国人一人当たりの年間消費量もまた2007年の39.9リットルから2012年には35.5リットルに減少したことについては、炭酸ソフトドリンクに代わる飲料を模索している飲料メーカーにとっては意外だったかもしれない。果汁飲料は、2013年に入り、世界最大の果汁飲料メーカーであるコカ・コーラ社にとっては明るいニュースを提供しているからだ。北米での今年7月〜9月の果汁飲料販売量は、前年同期比4%増で、それには急伸中の同社ブランド、シンプリーの7%増も含まれる。ナンバー2のペプシコ社もまた、同社新製品トロピカーナ・ファームスタンドの果汁/野菜飲料が好調と言われる。しかしながら、今回これを報告した市場調査会社ユーロモニター社によれば、より長期的且つ広範囲で見ると、大手メーカーの一期間のこのような果汁飲料売上増が今後どれほど続くのかは明らかではないとする。2012年の米国小売店での果汁飲料売上は、2007年から7.2%減少し、特に米国人に最も人気の高いオレンジジュースの売上は、現在、過去15年の間で最も低い状態だ。果汁飲料の高糖度が最近になり指摘されるようになり、それまでの健康的イメージを崩したとも言われる。ペプシコ社、コカ・コーラ社ともに、今、RTDティーなど他のソフトドリンクにも力をいれており、2018年までには、飲料市場における果汁飲料のシェアは縮小するとある調査会社は予想する。ただ、高価格のプレミアム果汁飲料の売上が増えていることは興味深い。ネイキッド・ジュース(ペプシコ社ブランド)、Odwalla(コカ・コーラ社ブランド)、ボルトハウス・ファームズ(キャンベル社ブランド)の果汁飲料売上は増加の傾向を見せている。米国人は、飲む果汁飲料の量を減らす一方で、そのためにやや高めの料金を払う用意はあるようだと、ユーロモニター社は報告している
(BloombergBusinessweek, Oct. 17, 2013)
2013年10月21日
オンラインで、飲料缶デザインならびに缶タイプを提供
飲料缶製造会社レクサム社(英国)は、最高の缶印刷デザインを顧客に提供することを目的に、オンライン・デザイン・ポータルならびに最新グローバル缶カタログを立ち上げた。缶カタログは、世界の地域毎に、レクサム社がそこで取り扱う標準缶、スマート缶、スリーク缶、FUSIONアルミボトル缶あるいは缶蓋を紹介する。オンライン・デザイン・ポータルは、2部で構成される。1部は、缶での印刷工程に関する情報とともに、缶デザイン開発に導くチェックリストならびにレクサム社供給の缶デザイン・テンプレートを提供する。年末に完成予定の2部は、缶印刷デザインの内容に絞り、QRコードに関する情報から特殊印刷仕上げ、テキストサイズそして色を説明する
(FoodBev.com, Oct. 21, 2013)
2013年10月17日
ノベリス社、韓国のアルミ圧延工場拡張工事を完了
アルミ圧延ならびにアルミ缶リサイクリングの大手ノベリス社(米国ジョージア州アトランタ)は、製缶業界向けアルミ缶材増産を可能にする、韓国南部のアルミ圧延工場二工場(栄州市とウルサン市)の拡張工事が完了したことを明らかにした。約4億ドルを投じ2年を費やしたこの拡張工事により、ノベリス社のこの地域におけるアルミシート年間生産量を、現在の50%以上増の100万メートルトンにまで増やす。アジアを最大且つ最速で成長するアルミ市場と見る同社は、昨年10月には栄州市にリサイクル・センターも開場した(弊社業界情報2012年10月29日に関連記事)。ノベリス社は、アジアでは、同地域の本社を置く韓国に加え、マレーシア、ベトナムに合わせて4工場操業し、2014年には中国に新工場建設を計画する。また、現在、ドイツに世界最大のアルミ・リサイクルセンターとなる施設を建設中である
(The Canmaker, Oct. 15, 2013)
2013年10月15日
ボール社、米国食缶製造事業を合理化
製缶会社ボール社(米国コロラド州)は、同社食缶製造事業での主要顧客喪失に伴い、北米での製缶事業を「合理化」することを先週明らかにした。その主要顧客とはConAgraフーズ社(米国ネブラスカ州)で、2015年より、同社の食缶をArdagh社(アイルランド)から供給すると言われている。Ardagh社は、現在、米国ヴァージニア州ならびにネヴァダ州に2億5,000万ドルを投じて製缶工場を建設中である。ボール社は、北米地域では、シルガン社に次ぐ第2番目の規模を誇る食缶製造会社だが、ConAgraフーズ社の競合先への流出は、市場でのボール社シェアを現在の17%から13%へ減少させることを意味する。ボール社は、この食缶事業の変化を、工場合理化の点で、北米市場で最近縮小を実施した同社飲料缶製造事業の場合と近いものになるであろうとコメントしている。同社飲料缶事業では、ここ数年にわたり、炭酸ソフトドリンク用標準型12oz飲料缶需要が減少し、特殊サイズ缶の需要が増加しているため、米国の一部の製缶工場閉鎖ならびに他工場との統合を余儀なくされている。ボール社は、現在、食缶製造工場を12工場操業する
(The Canmaker, Oct. 10, 2013)
2013年10月10日
小規模ブランドの買収・拡張が業績に寄与、コカ・コーラ社
経営コンサルティング会社、ボストン・コンサルティング・グループの最近の調査によれば、コカ・コーラ社は、2012年度、米国市場でのシェアを伸ばした数少ない大企業の一社であり、それに寄与したのは、同社傘下のFUSEベヴァレジ社(ビタミン豊富な果汁飲料・ティー生産)、NOSエナジー・ドリンク社、ZICO社ベヴァレジ社(ココナッツ・ウォーター生産)ならびにHonest Tea社(オーガニック・ティー生産)に代表される小規模ブランドだ。Honest Tea社の2012年度売上は7,600万ドル、ZICO社は同年度3,600万ドルの売上を報告している。これらの小規模ブランドは、コカ・コーラ社のベンチャー&新興ブランド・グループ(Venturing & Emerging Brands Group)に属している。投資家的、起業支援的(インキュベーター)役割を果たす同グループは、次世代の10億ドル・ブランドを発掘・開発することを任務とする。そこまでのレベルに達したブランドはいまだかつて無く、世界中で3,000以上の飲料ブランドのうちわずか3%のみ、コカ・コーラ社が「コンセプトの証明」と言及する売上2,000万ドルにようやく到達するというのが現実だ。2007年に立ち上げられた同グループは、今、大手競合メーカーのほとんどが苦労する飲料市場シェア伸長で、コカ・コーラ社本体に貢献しているようだ。
(AdvertisingAge, Oct. 7, 2013)
2013年10月8日
ロシア・ビール、特大サイズPETボトルの採用中止
特大サイズのプラスチック・ボトルのビールを回し飲む、モスクワで見慣れた夜の居酒屋風景 - まもなく無くなる光景かもしれない。というのも、ロシアのビール・メーカー団体がそのサイズのPETボトルの使用を減らす方向にあるからだ。政府の要請に合意したビール・メーカーは、2014年1月1日より、2.5リットル以上の容量のPET容器を使用するビール販売を打ち切る。アルコール度数6%以上の飲料の容器容量は、最大2リットルに限られての販売となる。ロシアで生産されるビールの50%は、PET容器で販売されており、もしPETボトル使用が全面禁止になった場合には、ビール・メーカーは約3億7,000万ドルの損失を被ると推定されている。容量2.5リットル以上ならびに2リットル以上のPETボトルに充填され販売されるビールは、市場でそれぞれ2%ならびに4〜5%を占める。ロシアのビール市場はすでに縮小傾向にある
(The Moscow Times, Oct. 4, 2013)
2013年10月7日
エナジードリンクの逆の効果を求める消費者へ、リラクゼーション・ドリンク
カフェインやその他の刺激的成分を含有するエネジードリンクの著しい売上が続く一方で、それとは反対の効果を約束する飲料を探す人々もいる。処方薬、あるいは、ビール数杯を飲むという「伝統的」で時に不完全な解決策には向かわないでリラックスする方法の一つとして、リラクゼーション・ドリンク(以降、リラックス・ドリンク)が米国で注目されている(弊社業界情報2011年7月25日付に関連記事)。不安定な気持ちや不眠で悩まされている時に、処方される薬を服用する、あるいは放置するという2つの両極端な選択肢の間のギャップを埋めるものとして、米国人はリラックス・ドリンクを受け入れ始めている。リラックス・ドリンクはしばしば、米国食品・医薬品基準の分類の一つ、栄養補助食品として販売されているため、少なくとも標準食品とは見なされていない成分が一種は含有されていることになる。従来の炭酸ソフトドリンク売上がほぼ10年近く続けて低迷しており、ニッチな飲料の開発を試みるメーカーがますます増えており、そしてリラックス・ドリンクは登場した。飲料メーカーの中でも大手はココナッツ・ウォーター、エナジー・ドリンク、果汁スムージーを投入し始めているものの、リラックス・ドリンク販売にはまだ至っていない。2012年、リラックス・ドリンクの米国卸売り売上は、前年比微増の約3,200万ドル、同年の米国エナジー・ドリンクの60億ドルと比較するにはあまりにも小さな数字だ。今後どれだけ長く、リラックス・ドリンクのコンセプトが消費者を魅了するのか、現時点ではまだわかりにくい
(The Wall Street Journal, Oct. 2, 2013)
2013年10月3日
地ビール缶フェスティバル、米国
米国で地ビール(Craft Beer)の缶採用が広がりつつある中、オハイオ州の地ビール・メーカー、サン・キング・ブリューワリー社主催による、缶を採用する地ビール・メーカーのみを対象とするフェスティバルが、米国インディアナ州インディアナポリスにて開催された。「キャンヴィテーショナル(Canvitational=Can+Invitational)と名付けられたこのフェスティバルには、人気の高いサミュエル・アダムズを、「サム缶」に充填して最近発売したボストン・ビール社も含む30以上の地ビール・メーカーが参加した。参加者を缶を採用する地ビール・メーカーに限定するフェスティバルはその他にもあり、例えば、ネヴァダ州レノで開催されるキャン・フェスト、アリゾナ州スコッツデールで行われるアメリ=キャンCannedクラフトビール・フェスティバルなどが最近報告されている
(The Canmaker, Oct. 1, 2013)
2013年10月1日
スーパーサイズ飲料缶
製缶会社ボール・パッケージング・ヨーロッパ社は、35.5clサイズ・スリーク缶とともに94.6cl(946ml)容量の飲料缶を発表した。「XL缶」と呼ばれるこの94.6cl容量アルミ飲料缶は、たとえば居間で家族とともにシェアするなど大容量を求める需要に応えると同時に、その目立つ大きさで店頭での差別化を実現する。一方の35.5clスチール製スリーク缶は、健康志向・鮮度を重視する、高級ブランドをターゲットとする
(The Canmaker, Sept. 30, 2013)

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