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業界情報バックナンバー

2013年5月30日
アイルランド、タバコ包装でオーストラリアに続く
タバコ用包装の無地化が、来年早々、アイルランド政府により施行される可能性が濃厚となっている。アイルランドで販売される全てのタバコのブランド名は、統一された書体で箱に印刷され、箱そのものの色も無地のアースカラー一色で統一される。この法案が施行されると、アイルランドは、昨年のオーストラリア(弊社業界情報2012年12月6日付に関連記事)に続き、タバコ製品の包装簡素化・統一化を実施する世界で2番目の国となる
(PackagingNews, May 29, 2013)
2013年5月28日
茶飲料人気が上昇、米国
米国での茶飲料売上は、レストラン、小売店ともに上昇しており、2007年度比32%近く増加していると言われる(弊社業界情報2011年12月8日付に関連記事)。茶を好んで飲む消費者層は、高齢期に差し掛かる団塊の世代から、レッドブルに親しむ若年層までと幅広く、また、そもそも茶を飲むのが習慣であることが多いアジア人層は、米国で今後最も速い速度で増える人種だ。米国でのエスニック料理への関心度も高まり、日本の抹茶、インドのダージリン・ティー、アフリカのルイボス・ティーの認知度は確実に高まっている。ハリウッド・スターが集まる著名なレストランや、米国で高視聴率を上げる英国を舞台とするテレビドラマでのティーやアフタヌーン・ティーの紹介もまた、茶飲料人気を押し上げる。米国を代表する飲料メーカー、コカ・コーラ社ならびにペプシコ社は、すでにブリスク、オーネスト・ティー、フューズといったブランドで茶飲料を提供する。確実に数を増す茶を煎じた飲料は、ソフトドリンク、ウォーター、エナジードリンクだけではない。アルコール飲料でも、ティー・フレーバーのアルコール飲料Twisted Teaブランドや、アイス・ティー+レモネード+アルコールのミックス飲料、アーノルド・パーマー・ハードが広く知られるようになった。米国を代表するコーヒー飲料メーカー、スターバックス社ですら、昨年、Tazoティーの第1号店を開店しティー事業を拡張すると同時に、ショッピング・モール展開を基本とする茶・茶グッズ販売店Teavana社を買収、現在の300店舗から1,000店舗へ増やす計画を打ち出した。米国の茶飲料業界は、収入規模からすると、コーヒー業界のわずか10分の1ではある。ウォーター、ソフトドリンク、ミルク、果汁飲料にも追いついていない。しかし茶飲料業界が現在活気を見せているのは、過去10年間、米国人により消費される茶飲料の量が22.5%増えている一方で、コーヒーは、同期比1.9%減少しているからだ。コーヒー業界は、特に最近、サプライチェーン崩壊や、過密状態の市場に悩まされている。また、茶飲料が提供するその種類の豊富さならびに健康に良いとされる要素は、今後ますます米国人には非常に大きな魅力となることは間違いない
(Los Angeles Times, May 26, 2013)
2013年5月23日
地ビール産業を支援、米国テキサス州にて
米国テキサス州州議会にて、地ビール産業支援に関わる5つの法案が承認された。このあと、州知事の承認を得れば、州内の同産業育成・発展を促す方向でアルコール飲料規約が改正される。そうなればテキサス州の地ビール・メーカーならびに地ビール・パブの経営者は、需要に応じたより多くの製品を醸造ならびに販売することが可能となるばかりでなく、雇用機会を増やすことにもなる。テキサス州では、地ビール、蒸留酒ならびにワインは、1930年代の禁酒法廃止後に制定された3階層法規制を通じて現在まで販売されている。地ビールは、米国での経済停滞が続くここ10年の間にも、毎年2桁の成長を維持し、テキサス州の地ビール産業もこの恩恵に与り、オースティンのライブ・オーク社やサンアントニオのブルー・スター社など今では人気の高い地ビール・メーカーを生んでいる。しかし、現在テキサス州で認可されている地ビール・メーカー/地ビール・パブ59社とそれによる経済効果6億800万ドルは、カルフォルニア州の同268社・30億ドルとは比較にならない(2011年のデータによる)。テキサス州は、数年前に法改正を実施し活性化を図ったワイン産業と同様の開発となれば、同州の地ビール産業は10年以内に年間56億ドルの経済効果を生むと予想する
(San Antonio Business Journal, May 21, 2013)
2013年5月21日
スピリッツがワイン、ビールを凌ぐ勢い、米国にて
米国のスピリッツは、2012年度、前年比3.2%増の2億(9リットル)ケースを越える売上を記録し、その増加率でワインならびにビールを上回ったと、食品業界調査会社テクノミック社(米国イリノイ州)は報告している。この増加は、主に消費者によるシングル・モルト・スコッチ、コニャック、輸入ウォッカ、アイリッシュ・ウィスキーなどを好むアルコール飲料の高級志向によるところが大きく、その中でもウォッカの増加率が最も高く、アメリカン・ストレート・ウィスキー、テキーラがそれに続く。フレーバーのあるバーボンなどの新種もスピリッツ売上増に寄与した。米国産スピリッツの輸出も好調だ
(DBR , May 20, 2013 / The Wall Street Journal, Feb. 6, 2013)
2013年5月16日
輸出向け飲料缶需要が増加、欧州にて
西欧でのここ5年に及ぶ経済不況は、ビール/ソフトドリンク・メーカーの業績に影響をもたらしているが、飲料缶に限ると必ずしもそうとは言えない。2012年、欧州では前年比3.7%増の590億缶が充填された。増加率自体は過去の数値に比べて大きくないものの、欧州での飲料事業の現状からすると、注目に値する。この飲料缶市場の好調は、輸出用飲料缶需要の増加と東欧市場の復活にある。西欧で前年度充填された飲料缶増加分約10億缶のうち、およそ4億3,000万缶が、オーストリアで充填された缶であり、その大半が輸出向けのものであったと報告されている。オーストリアで昨年充填された計62億缶のほとんどが、エナジードリンク「レッドブル」に供給するレクサム社(英国)工場で製造された缶だ。ベルギーならびにオランダも昨年、輸出用飲料缶需要増により充填する飲料缶数を伸ばした。その他の欧州諸国の中では、フランス、イタリア、トルコ、ドイツ、北欧諸国が、特に缶へのビール充填で2012年度著しい増加を見せた(なお、ドイツのみソフトドリンク充填で増加)。さらに東欧では、ハンガリー、ルーマニア、チェコならびにバルカン諸国にて飲料缶需要が戻ってきている。これは、ポーランドでのソフトドリンク充填の東欧内他諸国への流出が一部要因とも見られている
(The Canmaker , May 2013 Issue)
2013年5月14日
ペプシコ社飲料ディスペンサー、米国デンバーで試験使用
米国飲料メーカー、ペプシコ社がついに、コカ・コーラ社「フリースタイル」(弊社業界情報2011年4月19日付に関連記事)に対抗する飲料ディスペンサー(Fountain Machine)を、米国コロラド州デンバーのレストランGarbanzo Grillにて試験運転を開始する。「タッチ・タワー」と呼ばれるこのディスペンサーは、同社の提供する数多くのブランドから好きな飲料をタッチ・スクリーンを利用して選べる。すでに市場で使用されているコカ・コーラ社のフリースタイルと異なる点は、ペプシコ社によれば、最大4種(レモン、チェリー、ストロベリー、バニラ)のフレーバーを飲料に加えられること。例えば消費者はストロベリー・ペプシやレモン・マウンテンデューといったオリジナルの飲料を作ることが可能となる。現在、ペプシコ社は、米国の飲料ディスペンサー事業の30%を占め、その主な供給先は、タコベル、ピザハット、KFC。一方のコカ・コーラ社は残りの70%のシェアを持ち、マクドナルドやウェンディーズに供給する
(FOX31 Denver, May 13, 2013)
2013年5月9日
自然光で色の変わる飲料缶蓋
自然光や温度に反応して色が変化する飲料缶蓋が、製缶会社レクサム社(英国)により発表された。このアルミ製缶蓋は、フォトクロミック(可視光により色が変化)あるいはサーモクロミック(温度により色が変化)インキいずれかを200径ならびに202径の蓋に塗布することにより提供される。似たようなフォトクロミック・インキは、インキ・メーカーINX社により、今月初旬に米国アトランタで開催された製缶業界展示会CANNEXでも紹介された。サーモクロミック・インキは、飲料缶胴に既に使用されているが、飲料缶蓋に使用されるのは今回が初めてだ。サーモクロミック・インキは12色を提供している。また、白がかった半透明色のインキは、自然光にさらされると色が変化する。特にフォトクロミック・インキを使う蓋は、飲料缶を屋外で使用する機会が増える夏の季節に、その効果を最大限発揮するものと期待される
(The Canmaker, May 8, 2013)
2013年5月7日
再生アルミの高含有率が保証されている飲料缶
製缶業界は、まもなく、再生アルミの高含有率が保証されているアルミ材から作られる飲料缶を提供することが可能となる。そのアルミは、飲料缶製造用のアルミコイル生産会社大手ノヴェリス社が供給するエヴァーキャン(evercan™)シートで、90%以上の再生アルミを含有することが保証されている。現在、米国のアルミ缶における再生アルミ使用量は60%強と報告されているものの、各缶の再生アルミ量を確定する方法はない。ノヴェリス社供給のエヴァーキャン(evercan™)シートを使用して製造される飲料缶胴は、業界では初となる独立した認定プログラムにより保証されるため、環境負担を軽減する容器として更なる進展を遂げると、ノヴェリス社はコメントする。エヴァーキャン(evercan™)シートは、第3者であるSCSグローバル・サービスィズ社によりその高い再生アルミ含有率について保証されている。例えば、缶製造過程で、エヴァーキャン(evercan™)シートで作られる缶胴が、異なるアロイで作られる缶蓋と組み合わされた場合、メーカーは、標準サイズの12ozアルミ缶を(最低限)70%再生アルミ含有と認定された缶として販売可能となる。このノヴェリス社製エヴァーキャン(evercan™)シートは、現在、北米ならびに欧州にて販売されており、今年後半にはその他世界各国で入手可能となる予定だ
(The Canmaker, May 6, 2013 / Environmental Leader, May 3, 2013)
2013年5月2日
ベルバック社、蝶ネクタイ形状缶に続く更なる新形状缶を開発中
現時点で少なくとも3種類の新しい形状の飲料缶が開発中であると、米国製缶機械会社、ベルバック社は明らかにしている。ベルバック社は、ビール・メーカー、アンハイザー・ブッシュ社が先日発表したバドワイザー用蝶ネクタイ形状缶(5月初旬に発売)を製造する機械を供給した(弊社業界情報2013年4月18日付に関連記事)。これらプロジェクトに関わる飲料メーカー名は明らかにされていないが、今後2年の間に、少なくとも3種類の新しい形状缶を使用する飲料が店頭に並ぶ模様だ。このような形状缶は、アルコール飲料メーカーとソフトドリンク・メーカー両者ともに関心を寄せているとのこと。特に欧米で売上の低迷が長引くビールにおいては、今回のバドワイザーの新しいアイデアが、他のビール・メーカーの間で異形状缶開発を促進させると、ベルバック社は期待を持って見ている
(CanTech, May 1, 2013)

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