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業界情報バックナンバー

2012年2月28日
コカ・コーラ社プラントボトル、採用ブランドを拡張
コカ・コーラ社は、植物由来のPETボトル「プラントボトル」を、ダイエット・コーク、コーク・ゼロ、スプライト、ファンタオレンジならびにメローイエローのブランドに試験採用することを開始した。少なくとも原料30%を植物由来の素材で作るPETボトル「プラントボトル」を、ダサーニ以外のブランドに採用するのは、これが初めてとなる。プラントボトルを使用するこれらブランドは、米国アトランタ、アラバマ州バーミンガムならびにテネシー州ナッシュビルにて3ヵ月間試験販売される。現在、プラントボトルは、米国で販売される全てのダサーニに使用され、また、20ヵ国に及ぶ海外市場では他のコーク・ブランドで使用されている。コカ・コーラ社は、プラントボトルの使用量増を促すため、今回の試験販売を通じ、プラントボトル使用でどのブランドに消費者が最も良い評価を与えたかを各方面から情報収集し、その調査結果を基に、ダサーニに続くブランドを決めることを目指す
(BevNET.com, Feb. 27, 2012)
2012年2月27日
ベトナムにて、クラウン社飲料缶製造工場建設
製缶会社クラウン・ホールディングズ社(米国ペンシルヴァニア州)は、ベトナムにて同社にとり4工場目となる工場を建設し、同国での飲料缶製造能力を強化する。ベトナム中部に位置する主要港湾都市ダナン(Danang)に建設される2ピース缶製造工場は、33clサイズ缶を年間7億5,000万缶製造する能力を持ち、2013年第2四半期に稼動開始となる予定。ベトナムは、中産階級成長による飲料缶需要増が今後も引き続き期待されており、さらに現地での大手ビール・メーカーと同社との長期契約もこの新工場建設を後押しする。クラウン・ホールディングズ社は現在、ベトナム・ハノイに1工場、そしてホーチミン・シティに2工場の計3工場を操業する。今月初旬には、同社は、中国ならびにマレーシアでの生産能力増強計画を発表した(弊社業界情報2012年2月13日付に関連記事)
(The Canmaker & The CanTech, Feb. 24, 2012)
2012年2月23日
欧州にて、レクサム社飲料缶生産能力増強
飲料缶製造会社レクサム社(英国)は、欧州オーストリアLudesch工場で第4番目となる新ラインを増設する。年間生産能力は7億缶。2013年内に完成予定。これは、同社による特殊サイズ缶生産能力増強の一環。このオーストリアの工場は、同社の欧州にある他工場と同様に、世界的に人気の高いエネルギー飲料「レッドブル」向けの缶を主に製造する。そのため欧州のどのレクサム社工場も稼働率が高く、2011年度の同社利益増に貢献した。飲料缶570億缶の市場欧州は、レクサム社に最も利益をもたらす市場で、40%のシェアを持つ。950億缶市場の北米では、レクサム社のシェアは20%、標準サイズ缶需要は依然落ちているが、特殊サイズ缶が昨年度前年比16%伸びた。250億缶の南米市場では、同社シェアは60%。経済成長の勢いが一時的にか弱まった昨年度は、飲料缶需要は伸び悩んだ。同社のブラジル・Belem工場操業開始時期が今年後半までずれ込んだ理由もそのためだ。またインドでは、レクサム社は、ムンバイ近郊の工場の生産能力を現在増強中
(The Bottom Line, Feb. 14, 2012)
2012年2月21日
コカ・コーラ vs. ペプシコ
コカ・コーラ社とペプシコ社は、依然米国で最も売れている炭酸ソフトドリンク・ブランドのオーナーであり、同時に、ボトルドウォーター、エナジードリンク、オレンジジュース、最近ではココナッツ・ウォーターでもトップブランドで競合する二大企業だ。ペプシコ社は、全米ナンバー1に君臨するライバル、コカ・コーラ社に挑むために、マーケティングに、これまでよりもさらに6億ドル多く、北米市場に集中して費やすことを2週間前に投資家を前に発表した。北米での炭酸ドリンク消費量減少に直面し(しかし、コカ・コーラ・ゼロは昨年度を含めて5年連続2桁の売上増を記録した)、コカ・コーラ社とペプシコ社は旗艦ブランドのコーラで、あたかも昔のように、全面対決する様相だ。1998年をピークにその後毎年徐々に売上の落ちる炭酸ソフトドリンク・カテゴリーではあるが、それでも米国で他のどの飲料よりも飲まれている飲料であることに依然変わりはない。第2番目に最も飲まれる飲料はボトルドウォーターで、昨年の一人当たりの消費量は29.3ガロン。炭酸ソフトドリンクの43.6ガロンにははるかに及ばない。両社は、手元資金を最大のブランド、コーラ、に費やしたい考えだ。両社は、テレビ宣伝、ソーシャル・メディアへの露出、そして若者のポップカルチャーとの融合にそれぞれ全力を注ぐであろうと、そして、この点においては両社ともに昔から得意とするところだと、専門家は言う。ペプシコ社は、最近では、2月初旬に開催された米国最大のスポーツイベント、アメフト優勝決定戦スーパーボールのテレビ中継でのコマーシャルを含め、ライバルを直接狙い打つコマーシャルを放映した。例えば、コカ・コーラ・ゼロの配達人がペプシを店頭から取ろうとするシーンであったり、コカ・コーラのホリディ・シーズンのマスコット、サンタと北極グマが、夏の休暇でリラックスしながらペプシを飲んでいるシーン。このような宣伝がコカ・コーラにどのような影響を与えるのか、あるいは、コカ・コーラがどのように返すかは、今後まもなくわかることだろう
(The Bottom Line, Feb. 14, 2012)
2012年2月16日
ワイン用PETボトルにコルク栓を
アムコー・リジッド・プラスティックス社は、合成ならびに天然のコルク栓を使用するワイン用PETボトルを開発中だ。いずれのコルク栓もワイン業界では通常に使用されており、充填ラインへの変更を最小限に抑えることにより、ビンからPETボトルへの移行をできる限り容易にし、また、ワイン用PETボトルにコルクを使用することで、業界で好まれる伝統的なビンへ少しでも近づくことが狙い。現時点では、PETワインボトルは、スクリュー・キャップを使用するのがほとんどだが、コルクで密閉することで、よりよく品質が保たれると考えるワイン愛飲家も多い。アムコー社はすでにブロー成形でPETから作られるワインボトルを商品化している。このPETボトルは、酸化を防止するために、劣化しにくく、しかしリサイクル工程のために容易に取り外し可能な、透明で非常に薄い(100nm以下)素材から成るプラズマックス・バリア・コーティングで内面処理されている
(PlasticsToday, Feb. 15, 2012)
2012年2月14日
ココナッツ・ウォーター、米国で依然高い注目度
炭酸ソフトドリンク売上の低迷が長引く米国飲料業界では、次の大ヒット商品となる可能性を、ココナッツ・ウォーターに見ている。米国で数年前から注目されているココナッツ・ウォーター(弊社業界情報2009年9月1日付に関連記事)は、現在、疲れた身体に水分補給を促す天然スポーツドリンクとして、ますます人気を集め、カートン、缶、ボトルの各種容器で販売されている。昨年度の売上は4億ドルに達し、1,000億ドルにおよぶ米国ノン・アルコール飲料市場においてはわずかなシェアではありながらも、著名ミュージシャン、モデル、プロスポーツ選手らを起用する宣伝効果も手伝い、2005年以来、その売上は、2005年以来毎年倍増している。米国最大の売上を誇るのはVITAココのブランドで、特に2010年のドクター・ペッパー・スナプル・グループとの提携により順調に成長している。コカ・コーラ社が、ココナッツ・ウォーター全米売上第2位のZICO社の20%株を2009年に取得したのち(弊社業界情報2009年9月3日付に関連記事)、過半数株取得オプションを近いうちに行使すると言われるのは、ココナッツ・ウォーターが一時の流行だけではない証かもしれない。ZICO社は昨年度売上を大きく伸ばし、第1位のVITAココ社との差を縮めている。そしてペプシコ社は、全米第3位のブランド、O.N.E.の販売を展開する(弊社業界情報2010年12月8日付に関連記事)一方で、ペプシコ社自身の「ネイキッド」ブランドのココナッツ・ウォーター売上を4位に維持する。ココナッツ・ウォーターは、ココナッツの中にある透明色のわずかに甘い果汁で、電解質、特にカリウムが豊富で、研究室で調合される他の人気スポーツドリンクとは異なり、天然であることが謳い文句。脂質も含まず、ほとんどのジュースよりも低カロリーであることも魅力とする。しかし、電解質の成分表示が実際のものよりも多く表示されているとの訴訟も何件か起き、例えば先週には、VITAココ社が支払いに応じることに同意したと言われる。一方、米国でのこの需要増により、ココナッツ不足が深刻化し、それまでブラジルからの輸入に100%依存していた米国企業は、供給地をインドネシア、フィリピン、タイにまで広げ、ココナッツ・ウォーター専用のココナッツ栽培を現地で促進している
(The Wall Street Journal, Feb. 11, 2012)
2012年2月13日
中国とマレーシアで、クラウン社、飲料缶生産能力増強
中国では、これまで地元での生産にとどまっていたブランド・オーナーが、昨今、その地域を超え供給範囲を拡張しており、飲料缶需要はますます高まっている。製缶会社クラウン・ホールディングズ社(米国ペンシルバニア州)は、そのような飲料缶需要に対応するため、中国南部の広西壮族自治区(東隣が広東省、西隣が雲南省)の州都、南寧に、2ピース飲料缶製造工場を建設する。新工場は、2013年第2四半期末に稼動開始予定で、初期年間生産能力は33clサイズのアルミ飲料缶7億5,000万缶。50clサイズ缶の生産能力も有す。クラウン社は、現在、中国で5工場が稼働中、さらに5工場が新たに2012〜2013年の操業を目指し建設中。今回発表された南寧工場が11番目の工場となる。また、クラウン社は、マレーシアのBangiにすでにある2ピース飲料缶製造工場に、第2ラインを増設することを明らかにしている。2013年第1四半期に開場、33clサイズ2ピース飲料缶6億5,000万缶の年間生産能力を予定する。これによりBangi工場の総生産能力は年間12億缶となる。同社は、東南アジア地域には、2ピース飲料缶製造工場7工場 - カンボジア、マレーシア、シンガポール、タイ、そしてベトナムに3工場 - を持つ
(MarketWatch, Feb. 13, 2012 / The Sacramento Bee, Feb. 14, 2012)
2012年2月9日
セルフ冷蔵の飲料缶、米国でデビュー
セルフ冷蔵(chilling)の機能を持つ飲料缶が、米国で3月に発売される。製品は、ジョセフ社(米国カルフォルニア州)が「ウエスト・コースト・チル」と名付けるエナジードリンクで、砂糖・カフェインを一切含まない天然成分豊富な飲料。「マイクロクール」技術は、同社の18年におよぶ研究・開発を重ねた結果で、すでに複数の賞受賞がその実用性を証明する。開発当社は環境への負荷が懸念されたが、今ではむしろ「環境にやさしい」素材を使用する。缶底のボタンを押すだけで冷蔵機能が作動し、3分以内に温度が華氏30度下がると報告されている。同社は、この製品専用のリサイクル箱を用意し、消費者に再利用を促す
(foodprocessing.com.au, Feb. 8, 2012)
2012年2月7日
英国、ソフトドリンク缶が飲料缶セクターを牽引
英国で、缶を容器とするソフトドリンクの昨年2011年度売上は、前年比5.2%増で、飲料缶製缶業界には良い知らせとなった。中でもエネルギー飲料50clサイズ缶の伸びが最も大きかった。また、シングル缶売上も増加した。炭酸ソフトドリンクが好調である一方、ビール用缶の出荷は、前年比4.9%減少した。サッカー・ワールドカップ開催の影響で消費が増加した2010年度に比べ、2011年度は、経済不況の影響がビールやサイダー売上にi色濃く出た模様。ソフトドリンクは、飲料缶セクターで依然「ヒーロー」であることに変わりないと、英国の飲料缶製造会社協会The Can Makers代表は言う。スーパーの強力な販促がある6〜8缶パックや12〜15缶パックは今後もソフトドリンク缶市場を活気付けると同時に、炭酸ソフトドリンク缶に顕著なシングル缶の家庭でも屋外でも使い易い利便性が今後さらに重視されると見られる
(The CanMaker, Feb. 2, 2012)
2012年2月2日
メキシコ、世界最大のボトルド・ウォーター市場
メキシコに住む多くの人々が、飲料水を、水道水からではなく、ボトルド・ウォーターから取る。この状況を、世界最大のボトルド・ウォーター・メーカー、コカ・コーラ社、ダノン社、ペプシコ社が注目しないはずはなく、メキシコは、今やウォーター市場を独占しようとする巨大メーカーらの熱い視線集まる場となっている。ある調査は、メキシコのボトルド・ウォーター市場は、現時点の90億ドルから2015年までには130億ドル規模になると予測する。メキシコ人は、一人当たり年間平均243リットルを消費するとのデータがあり、これは、イタリア人の186リットル、ドイツ人の140リットルそして米国人の110リットルを上回る。各メーカーの販促の焦点は、従来の家族向け10〜20リットル・サイズのジャグ容器から、ミリリットル当たりの単価が高い「シングル・サーブ」1〜1.5リットル・サイズに変わりつつある。現在、メキシコの市場に占める各社のシェアは、ダノン社26.5%、コカ・コーラ社23.5%、ペプシコ社13%。2000年初頭、同市場を独占していたのはペプシコ社であったが、コカ・コーラ社が地元の小さなメーカーを複数買収したこと、また、ダノン社がメキシコでの主力商品ボナフォントの効果的なキャンペーンを通じ地元ファンを増やしたこと等が功を奏し、シェアは現在のように逆転した。ペプシコ社は近年メキシコでソフトドリンク事業への投資に傾倒するが、同国は、米国と同様、肥満児対策(メキシコは、米国に次ぐ世界第2位の肥満人口を抱える)の一環で、学校施設での炭酸飲料販売禁止を最近になり実施し、それが与える売上への影響がいずれ出てくると見られる。そのため、メキシコのボトルド・ウォーター市場は、「シエル」ブランドを掲げシェア1位を目指し猛追するコカ・コーラ社と、「ボナフォント」ブランド拡張を図るダノン社との一騎打ちになると、業界筋は予想する
(Forbes, Jan. 31, 2012)

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