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業界情報バックナンバー

2011年10月27日
ロシア・ビール市場、競争激化は必至
ビール・メーカー大手のカールスバーグ社(デンマーク)ならびにアンハイザー・ブッシュ・インベヴ社(ベルギー)は、ここにきて、両社ともに、ロシア事業の現行トップを、英国市場で成功を収めたベテランに入れ替え、ロシア事業体制強化を図り始めた。ロシアのビール市場は、ビール出荷量で中国、米国に次ぎ世界第3位の規模。そこで、40%を占め他社を引き離すバルティカ・ブリューワリーズ社(ロシア)(欧州で売上最上位のブランド)を傘下に持つカールスバーグ社ですら、勢いある成長を見せてきたロシアのビール市場が、ここ数年の間で、飲酒規制強化、ビール消費税増税を含む数多くの法規制の施行、ならびに世界的な経済不況の影響により低迷が続いたため、当初の期待ほどにはまだ業績を上げていないのが実情だ。さらにカールスバーグ社を悩ますのは、今月発表されたSABミラー社(英国)ならびにトルコを代表するビール・メーカー、Efes社の本格的ロシア市場参入。来年度以降、ロシア・ビール市場での競争はさらに激しくなると予想されている
(just-drinks.com, October 26, 2011 / Bloomsberg, October 20, 2011)
2011年10月25日
中東ならびにアフリカのフレキシブル包装市場、急成長の兆し
中東ならびにアフリカでの2010年度フレキシブル包装の売上は25億ユーロで、うち80%が食品用。しかしながら、アフリカの多くの国々では、事前に包装される食品の割合はいまだに約5%であり、今後成長する潜在力は大いにある。この地域の包装事業へ投資する国としては、欧州よりもむしろインドの存在が大きい。中東とアフリカを合せた人口は、およそ12億人で、インドの人口と近いこともあり、インドと同様の成長の可能性があると言われる。これらの地域で、パスタ、米、粉乳など乾燥食品の需要が今後さらに増え、若い消費者人口も増えるため、今、フレキシブル包装の需要は急速に高まると見られている
(FoodProductionDaily.com, October 18, 2011)
2011年10月20日
中国チンタオ・ビール、同社初の海外拠点をタイに
世界第5位の規模をビール・メーカーで、チンタオ・ビール・ブランドを持つチンタオ・ブリューワリー社(中国山東省)は、初めて、海外に醸造工場を建設する。1億ドルを投資するこの工場は、タイ・バンコク近郊に位置し、2013年に操業開始予定、20万リットルの年間生産能力を有す。チンタオ社が45%の株を所有し、残りは、タイの海上運送・港湾管理会社であるNamyongグループが持つジョイント・ベンチャー、チンタオ・ビール(タイ)社工場が完成すれば、生産量において世界第6位規模のビール醸造工場となる
(The CanMaker, October 18, 2011)
2011年10月19日
中国、建設中あるいは建設計画中の飲料缶製造工場が現在12工場
中国の食品グループCOFCO社の製缶部門CPMC社は、現在、第5番目となる2ピース飲料缶製造工場を建設中だ(弊社業界情報2011年6月21日付に関連記事)。場所は、ボール社やクラウン・ホールディングズ社などの製缶工場がすでに進出している広東省で、都市は広州。生産能力等この工場に関する詳細情報は、現時点では公表されていない。同社の他工場の年間生産能力は6億〜7.5億缶。このプロジェクトを含め、現在中国には、建設中あるいは建設計画中の飲料缶製造工場が12工場ある
(The CanMaker, October 19, 2011)
2011年10月18日
ベトナム、ソフトドリンク・メーカー大手がPETボトル充填ライン増強
ベトナムのソフトドリンク・メーカー大手、Tan Hiep Phatグループ(THP)は、クローネス社(ドイツ)より無菌PETボトル充填ライン6ラインを発注した。これは、昨年、同社がやはりクローネス社から購入し、良い成果を収めている、処理速度1時間36,000本のPET-Aseptライン1ラインに続くもの。
THPは、これまでに2回、ベトナムに新しい飲料市場を創出したと言われる。最初は、同社が「ナンバー1」エナジー・ドリンクを発表した時。そして2度目は、2005年、THPの「0ディグリー」発売を機に、ベトナムにRTDティー、中でも緑茶系飲料市場が生まれた時。これにより、ベトナム飲料市場の様相は大きく変わった。今なお続く緑茶系飲料の高い需要により、THPは、2010年度、出荷量ならびに売上高において首位の座を維持した。ペプシコ社ならびにコカ・コーラ社は、炭酸飲料の低迷により、同年度それぞれ3位、4位
(The Filling Business, October 17, 2011 / Euromonitor, March 2011 / Cimigo, January 14, 2010)
2011年10月13日
中国で、米国会社が飲料缶製造を積極展開
ボール社(米国コロラド州)は、1993年以来40%を所有していた中国青島のジョイント・ベンチャー飲料缶製造工場の残る株式全てを、同社が買い取ったことを発表した。その結果、ボール社は、同社が100%所有の2ピース飲料缶製造工場5工場を中国に持つことになる。現在、ボール社は、青島近郊に、2ラインを備える新工場を建設中で、完成後そこへ完全に移転し、現在の青島工場のラインを別のボール社所有の工場へ移設する。33clならびに50clサイズ缶を年間10億缶生産する能力を備える現在建設中の工場は、2011年末までに操業開始を予定。同国北東部の需要増に対応する。ボール社はまた、広東省仏山に中国最大の規模を誇るD&I飲料缶工場を持つ(弊社業界情報2011年5月12付に関連記事)。今年末には、ボール社は、中国だけで年間50億缶生産可能な能力を備えることになり、これは、中国全生産能力の27%になる。
もう一つの米国製缶会社、クラウン・ホールディングズ社(米国ペンシルバニア州)は、飲料缶製造工場を、中国杭州に開場したばかりだ。33clならびに50clサイズ2ピース缶を、年間7億缶生産する。これは同社にとり5番目となる工場で、現在3工場を建設中、さらに2工場の建設計画を最近発表した(弊社業界情報2011年8月30日付に関連記事)
(The CanMaker, October 11, 2011 / CanTech, October 6, 2011)
2011年10月11日
中国、バオスチール社が製缶・製蓋能力増強
中国の2ピース缶を容器とする飲料の需要増に伴い、中国スチール・メーカー、バオスチール社傘下のバオスチール・パッケージング社は、同社にとって初めての缶蓋製造を専用とする工場を、2011年末までに上海に完成させる予定だ。ここで作られる缶蓋は、これまで206径蓋を使用してきた211径の缶胴に対応する202径蓋であり、コカ・コーラ社を含む主要ソフトドリンク・メーカーからの費用削減効果のある蓋を求める声に応える。また、同社は、中国にすでにある5工場のうち、上海と佛山での生産能力倍増を進めており、さらには、ベトナムに飲料缶製造工場建設(2012年完成予定)も計画する。バオスチール・パッケージング社は、中国にて製缶能力拡張を今後も積極的に行っていくことに言及しながらも、同国内での飲料缶製造能力はまもなく需要を上回る可能性があると警告する。中国の2ピース飲料缶需要は、2010年の144億缶から2012年末には220億缶になると予想される一方で、製造能力の成長は、同じ期間で、現在の183億缶から400億缶になると見込まれる
(The CanMaker, October 7, 2011)
2011年10月6日
オーストラリアで、20年ぶりに飲料缶製造工場建設
Visyパッケージング社(オーストラリア)により、オーストラリア・クィーンズランド州ブリンスベン近郊に、同国では20年ぶりとなる飲料缶製造工場が建設される。工場は、2012年1月までに完成し、同年7月頃より缶生産が開始される予定。地元のみならず海外市場向けの缶も製造される。Visy社は、オーストラリアにある飲料缶製造会社二社のうちの一社で、オーストラリアにすでに二工場、ニュージーランドに一工場を持つ。Visy社より規模の大きいもう一社のアムコー社は、オーストラリアに四工場、ニュージーランドに一工場を持つ
(The CanMaker, October 4, 2011 / CanTech, October 5, 2011)
2011年10月4日
イラク、飲料缶製造工場建設
イラクの飲料メーカー向けに、同国では第二番目となる、2ピース飲料缶製造工場建設が予定されている。これは、サウジアラビアに拠点を置く、中東地域有数の民営飲料メーカーAujanインダストゥリーズ社により計画されている缶製造と飲料充填を併せ持つ施設プロジェクトの一環。Aujan社は、中東で人気の高いRani果汁飲料、Vitmoコーディアル(濃縮果汁飲料)、ならびにバービキャン・アルコールフリー・ビールをこの地域向けに生産し、来年にはおよそ10億ドルの売上を達成する見込み。ラインは、1分間につき2,000〜2,800缶の生産速度、操業開始は2013年を予定する。このイラク・プロジェクトは、同社によるイランでの2009年操業を開始した製缶・飲料充填工場プロジェクトに続くものとなる(弊社業界情報2011年7月26日付に、関連記事)。イラクは、一人当たりのコールド飲料消費量が高く、人口2,800万人のうち40%を14歳以下が占める。イラク初の飲料缶製造工場は、ヨルダンの飲料メーカー、ネバ社と、現地ペプシコ社ボトラー両社の投資によるもので、昨年、生産を開始した(弊社業界情報2008年2月5日付に、関連記事)
(The CanMaker, September 29, 2011)

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