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業界情報バックナンバー

2011年6月30日
アルミ製ボトル缶、1分間に3000缶生産も可能に
来月Mall+Herlan社(ドイツ)から販売開始されるロータリー・マシーンは、軽量のアルミ製ボトル缶を、今の生産ライン速度の10倍以上ともなる、1分間につき3,000缶の速度で製造することを可能にする。2年前、この機械を開発したFrattini社(イタリア)がMall+Herlan社により吸収された直後、ドバイで開催された世界の製缶会社が集うコンフェレンス、CanMakerサミットにて、試験機が発表されていた。特長は、飲料缶業界では一般的なD&I生産ライン上でアルミ製ボトル缶を製造可能な点だ。同類のネッキング&シェイピング機は、ベルバック社(米国)によっても開発されており、韓国の製缶工場2工場にて稼動している。アルミ製ボトル缶は、2009年以降、米国オハイオ州ヤングスタウンで、エクサル社が最高速度1分間につき200缶にて、D&Iプリフォームからの製造機械を稼動させており、また、2010年初頭から、レクサム社(英国)がチェコにてアルミ製ボトル缶生産を手がけている
(The CanMaker, June 29, 2011)
2011年6月28日
たばこ用包装で、オーストラリア政府が簡素化を推進
オーストラリア政府が最近発表したたばこ用包装の簡素化推進計画に対し、たばこメーカー大手、フィリップ・モリス社は反対の意向を明らかにしている。オーストラリア政府は、2012年7月までに、たばこ製品全てに対し、包装に示されるロゴやブランド化を禁止し、それに代わりオリーブ・ブラウン色の目立たない包装を使用する計画を提示している。これに対し、フィリップ・モリス・アジア社(香港)は、オーストラリアと香港間で取り決められている投資協定に違反するとして法的措置を取る旨をオーストラリア政府に伝えたと言う。このような包装の簡素化は、フィリップ・モリス社の人気ブランド、マールボロやアルパインのイメージを損ない、他のブランドとの競争力を大いに削減するものと同社は危惧する。しかしながら、オーストラリア政府は断固としてこの計画を実現する構え。同様の法案を検討していると言われる英国、ニュージーランドならびにカナダは、この一部始終を見守る模様
(packagingnews.co.uk, June 27, 2011)
2011年6月27日
エアゾール容器、ソフトドリンク飲料用に使用
英国でソフトドリンク売上第2位を誇るブリトゥヴィク社は、同社の人気ある炭酸ソフトドリンク・ブランド「タンゴ」を、今回、全く新しい容器を使用して発表した。それは、プラスチック製容器にエアゾール機能を備え付けたもので、飲む時に、口にエアゾール部をあて、それを押すと泡状の飲料(特許技術)が口の中ではじけるというもの。「ターボ・タンゴ」は、10代をターゲットにする。エアゾール機能を持つ容器でソフト・ドリンクを飲むという形態は世界初とのこと。ターボ・タンゴは、10代の若者に、科学技術を紹介しながら、愉快で且つ突飛な体験を楽しんでもらうという独自の長期的なブランド価値の確立を目指す
(packagingnews.co.uk, June 27, 2011)
2011年6月21日
中国CPMC社、飲料缶売上増
中国に21工場を有する、食品・飲料・パーソナルケア等の缶ならびにプラスチック容器を製造する、製缶会社としては同国最大のCPMC社(中国せっ江省杭州)(中国食品貿易会社最大手COFCO社の傘下)の初のアルミ飲料缶製造工場2工場が、2010年後半の操業開始以来順調に生産を進め、同社の2010年度11.4%売上増に寄与したことを、同社は発表した。CPMC社の飲料缶事業のほとんどが、中国で急成長する薬草茶ブランド、王老吉(Wang Lao Ji / Wang Lo Kat)をライセンス契約で販売するJDBグループ向けであるが、そのJDBグループが従来の3ピース缶から2ピース・アルミ缶への移行を進めている。CPMC社の湖北省武漢工場2ラインは、年間合計15億缶を生産し、さらにこの生産能力を倍増させるラインが天津ならびに四川省成都にて現在建設中、2011年末に本格的な稼動を開始予定。そしてさらに、中国南部に飲料缶製造ラインを増設する計画があることをCPMC社は明らかにしている。また、同社は、CPMC社の中核事業に成長させるべく、プラスチック容器事業の拡張も図る
(The CanMaker, June 16, 2011)
2011年6月20日
PETボトル、世界の飲料容器市場で需要増
市場調査会社ユーロモニター社ならびに「飲料包装:グローバル・ストラテジック・ビジネス・レポート」二種の調査において、PET素材の容器が、世界の飲料市場でシェアを今後も伸ばしていくと報告された。世界の飲料容器全体は、以下の要素に主に促され、今後の成長が予想される:@環境への負荷軽減 A消費者の多忙なライフスタイル Bアジア、パシフィックならびにラテン・アメリカの各地域での需要増加。その中でも、軽量さ、低い製造費・輸送費、利便性等で、プラスチックが飲料用包装材として需要が最も高く、また、PETボトルは、果汁飲料ならびにRTDティーの世界的な人気に助けられ、最も需要の高い容器と報告された。特に中国では、果汁飲料の人気の高さに伴い、PET容器需要は非常に高い。アルコール飲料では、PET容器のシェアはわずかだが、ビンが現在独占するワインやスピリッツで、PETボトルが特に屋外用として進出しつつある。また、炭酸ソフトドリンク用としても、缶からシェアを奪いつつあるとも報告されている。一方、ソフトドリンクならびにビールは依然として缶使用が多く、今後も、エネルギー飲料市場で8ozサイズ缶の、また、差別化を導くデザインとしてアルミ・ボトル缶の成長がそれぞれ期待されている
(BeverageDaily.com, June 17, 2011 / Packaging Digest, June 17, 2011)
2011年6月16日
ワイン缶、英国で評価高まる
世界の市場に向けて缶を製造するレクサム社(英国)は、ワイン缶について、英国に住む18歳〜34歳の1,000人を対象にアンケートを実施した。その結果、62%が、ワイン缶は非常に便利であるとし、さらにそのうちの54%が缶の冷える速さを重要な利点として評価した。また、1,000人のうちの55%が、ワイン缶は特にピクニックなどの屋外イベント用に理想的であること、そして58%が一人分量のワイン缶を複数にまとめたマルチパックが、ビンであればまるごと開けなくてはならないところを、飲みたい分量だけ無駄なく楽しめる点で魅力的であると答え、特にマルチパックに様々な種類のワインが含まれていればなおいいと80%の人たちが考えていることが、このアンケートで明らかになった。少なくとも英国の若者の間では、ワイン缶は、抵抗なく受け入れられつつあるようだ
(FoodBev.com, June 15, 2011)
2011年6月14日
PET容器1つに、飲料とスナック
屋外で、あるいは移動中に、ドライフードと飲料を同時に楽しめるように開発されたのが、プラスチック・テクノロジーズ社と業務提携をするイマージェント・テクノロジーズ社(米国)による1つのPET容器に2つの容器を備えるPETパック「スマイラー」。ブランド・オーナーに、相性の良い製品2種、例えば、牛乳とクッキーを合わせて、一人分容量の持ち運びし易いPET容器に詰めて販売するアイデアを提供する。健康のために過度のスナック摂取を警告する現代の米国社会で、スナックと飲料それぞれ通常サイズで購入するよりも、それよりも安い価格で、少なめの量のスナックと飲料を購入することで需要が存在すると同社は見る。大きい上方部分には飲料を、そして底部にはスナックを詰める。または、スナック2種、あるいは、非食品2種を選択することも可能。同社の技術で、ボトル/容器を射出ブロー成形により多様な形状とサイズに仕上げるが、底部容器は、底を上方へ引き上げることで小さな空洞を成形し作られる。すでに販促イベントなどの限定期間用に生産されているとのこと
(FoodProductionDaily.com, June 10, 2011)
2011年6月9日
プレミアムビールに、アンハイザー・ブッシュ社が缶を採用
地ビール・メーカーがビンから缶へ変更する最近の傾向を受けて、ビール・メーカー、アンハイザー・ブッシュ社は、同社の人気のプレミアムビール「ショック・トップ・ベルジャン」ホワイトエールにアルミ缶を採用する。缶は、軽量で割れない容器である上に、屋外イベントやスポーツ競技場などへの販売チャンネルを広げる。ショック・トップ・ベルジャン・ホワイトエールは、ろ過されず、オレンジ、レモンならびにライムの皮、そしてコリアンダーとともに特別に醸造される、シトラスの香りを放つビールで、2006年の発売以来22ozサイズのビンで販売されている。12ozサイズの缶12缶入りパックで、来週から米国全域で販売開始される。ショック・トップの人気は毎年高まっており、2010年だけでも前年比24%増を記録した
(The CanMaker, June 8, 2011)
2011年6月7日
東アフリカ・ビール市場、SABミラー社とディアジオ社
国際的に認知度の高いブランドを持つビール・メーカー、SABミラー社(英国)とディアジオ社(英国)両社の、アフリカのケニアならびにタンザニア夫々の市場へのアプローチを大いに助けた9年間の契約が終了を迎える。ディアジオ社が最大株主である、東アフリカ地域の大手ビール・メーカー、イースト・アフリカ・ブリューワリーズ(EABL)社は、SABミラー社が現在所有する、EABL社が経営権を持つケニア・ブリューワリーズ社の株20%を買取る。また、EABL社は、SABミラー社が所有権を有するタンザニア・ブリューワリーズ社の持ち株20%を売却し、タンザニアにおけるタンザニア・ブリューワリーズ社のライバルであるセレンゲティ・ブリューワリーズ社の株51%を取得する。ケニアで販売されるビール10本のうち9本EABL社ブランドと言われるほどケニア市場でのEABL社(つまりディアジオ社)の独占が確実となる。ケニア市場での認知度が弱くなるSABミラー社の、それではタンザニア市場での地位はどうかと言えば、同社のタンザニア・ブリューワリーズ社よりもむしろタンザニア市場シェア17%を占めるセレンゲティ・ブリューワリーズ社の方が優位だ。その上、ディアジオ社にはタンザニアに生産拠点が残されるものの、対するSABミラー社にはケニアに生産工場はない。南アフリカ市場がSABミラー社のアフリカ大陸での事業を支えているのと同様に、ケニアは、ディアジオ社のアフリカ攻略の要となる。SABミラー社のケニアでの今後の戦略は、「プレミア」ビールに特化することかもしれない。この戦略は、ライバルが強力な存在である市場で、多くのビール・メーカーが取る消費者へのアプローチ方法であり、例えば、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社が独占するブラジル市場でのハイネケン社、ならびに、SABミラー社独占の南アフリカ市場でのディアジオ社とハイネケン社がそうである。SABミラー社は、ケニアでの今後の役割縮小を受け入れる一方で、タンザニアでの地位を守ることに注力することが得策なのかもしれない
(just-drinks.com, June 6, 2011)
2011年6月2日
米国ビール市場、独占するビール・メーカーは外資系
米国で長年ナンバーワン売上を誇る米国を代表してきたビール・メーカー、アンハイザー・ブッシュ(AB)社が、3年前ベルギーに本社を置きブラジル人により経営されるInBev社に買収された際、外資買収に反対するウェブサイト「ABを救え!」が立ち上げられたほど米国国民の反感を買ったものの、今ではそれが原因で売上に影響を与えることはない。ABブランド・ビールは相変わらず米国消費者に好んで飲まれている。実際、今日の米国ビール業界を独占するのは外資系だ。AB社、ならびに、南アフリカのSAB社に2002年に吸収され、その後2008年にはモルソン・クァーズ社と提携し創設された、元は米国ビール・メーカーのミラー社とクァーズ社である現在のミラークァーズ社、これら二社が、米国ビール市場の78.4%を占める。今は外資となったものの、AB社、ミラークァーズ社にとり米国は特別だ。両社ともに、米国の退役軍人ならびに現役軍人家族への寄付を募るプログラムを実施している。ところで、米国でビールを醸造・販売する米国企業所有の最大のビール・メーカーは、ジェネシーやマジック・ハットのブランドを持つノース・アメリカン・ブリューワリーズ社(ニューヨーク州ロチェスター)。同社が米国ビール市場に占める割合は1.2%だ
(AdvertisingAge, May 30, 2011)

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