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業界情報バックナンバー

2011年4月28日
プラスチック製包装、欧州で引き続き成長期待
包装・印刷に関する調査会社Piraインターナショナル社の最新調査は、リジット・プラスチック製包装が、同社の調査対象とする12ヵ国(ロシア、トルコ、チェコを含む)の欧州の食品・飲料市場において今後大きな成長が見込まれると報告している。リジット・プラスチック製包装には、プラスチック製のボトル、トレイ、ポット、タブが含まれているが、中でもプラスチック製ボトルは、2020年までには、ビンならびにグラス製ジャーに代わる容器として、大型容器部門で最大の成長が期待されている。また、飲料部門で最大の成長を見せているPETボトルは、ビン、カートンそして缶に代わる容器として需要を高めている。バリア性能強化ならびに紫外線からの保護の強化、さらには、ホット充填ならびにアセプティック・コールド充填工程の技術開発で、パスタ、ソース、果汁飲料、スポーツ&エナジー飲料などアプリケーション拡張に決定的な役割を果たしている
(Packaging Digest, April 26, 2011)
2011年4月26日
アフリカにて、ボール社初の飲料缶製造プロジェクト
飲料缶製造会社ボール社(米国コロラド州)の欧州市場担当ボール・パッケージング欧州(BPE)社は、すでに建設の始まっている工場プロジェクトを担うAlucanパッケージング社の株を所有することにより、アフリカのナイジェリア市場へ参入を果たす。このプロジェクトは、ナイジェリアにて第2番目となる飲料缶製造工場建設(弊社業界情報2010年10月5日付に関連記事)で、BPE社は技術的サポートを提供するものと思われる。工場設計・設備調達等でレースライン社(米国)が関与するこの工場は、2012年初頭に操業開始予定で、最初の年間生産能力は、33clサイズ・アルミ缶9億缶
(The CanMaker, April 21, 2011)
2011年4月25日
アルミ・ボトル、オーストラリアでデビュー
オーストラリアで初となるアルミ・ボトルがArdaghグループにより製造されている。同社製造のインパクト押し出し加工による33〜35.5clサイズのボトルは、まもなく著名な飲料メーカーにより採用される予定だ。アルミ・エアゾール缶を供給する同社が、アルミ容器種類の拡張を決定した際、ニッチながらも急成長するアルミ・ボトルに注目し、その製造を決めた。Ardaghグループがアルミ・エアゾール缶そして今アルミ・ボトルもまた製造するニュー・サウス・ウェールズ州Tareeにある同社製造工場は、オーストラリアでアルミ・エアゾール缶を生産する唯一の工場だ
(The CanMaker, April 20, 2011 / CanTech, April 21, 2011)
2011年4月21日
ロシア、ビール用プラスチック・ボトル使用禁止の可能性
ロシアのビール・メーカーは、ビールのほぼ50%近くを、プラスチック製ボトルで販売する。ロシア連邦議会で下院にあたる国家院で進行する前に政府に提出された新法案は、2013年1月1日よりPETプラスチック製ボトルの販売を禁止する内容のものだ。この規制について、ロシアはカザフスタンと歩調を合わせることになる。現在、両国は、ベラルーシを加えて三国関税同盟を形成している。ロシアにおけるビール・メーカーの大部分が、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社(ベルギー)やカールスバーグ社(デンマーク)ら外資により所有されており、大型プラスチック製ボトルのビール販促を進めてきた。レクサム社(英国)の地元部門により製造されるアルミ缶がわずかにシェアを占めるほどだ。この新法案は、また、高アルコール度のビールやビールの夜間販売も制限する。レクサム社は、これを受けて、禁止される可能性のあるプラスチック製ボトルの埋め合わせに、2013年までにアルミ缶生産能力増強を検討するとコメントした
(Reuters, April 21, 2011)
2011年4月20日
パウチ、1.5リットル・サイズのワイン用に
クリフ・ファミリー・ワイナリーが、超軽量、持ち運び便利な、割れない新しいワイン用包装として「クライマー・パウチ」を発表した。ひとつのパウチで、750mlサイズのビン2本分となり、ビンにはない再封機能を持ち、一度開封したパウチでも冷蔵庫で最長1ヶ月鮮度を保つとのこと。クリフ・ファミリー・ワイナリー・クライマー・パウチは、現在、米国カルフォルニア州、コロラド州、ニューヨーク州を含む14州で販売され、また、ネットでも購入可能。ワイン種類は、北カルフォルニア「デルタ」地域産のシャルドネ・アンオーク、ならびにカルフォルニア州セントラル・コースト産カベルネ・ソーヴィニヨン
(DBR, April 20, 2011)
2011年4月19日
米国飲料缶出荷量、減少
世界最大の飲料缶市場である米国での2011年第1四半期の飲料缶出荷量は、2010年同期比2.6%減少した。なかでもソフト・ドリンク用缶出荷量が3.4%減と最も落込みが大きかった
(The CanMaker, April 18, 2011)
2011年4月18日
コカ・コーラ社、ハイテク駆使の106種飲料のディスペンサー実用化
1年以上前に、コカ・コーラ社(米国)は、106種類もの同社ブランドのソフト・ドリンクを提供するコカ・コーラ・フリースタイルと名付けた最新式飲料ディスペンサー(ソーダ・ファウンテン)の試験使用を、米国ソルトレイク・シティ、アトランタ、ならびにカルフォルニア州オレンジ・カウンティの三都市にて開始した(弊社業界情報2009年7月23日に関連記事)。フリースタイルでは、消費者は、液晶ディスプレイ上に表示されるフレーバーの中から希望するもののボタンを押す。例えば、ダイエット・コークのボタンを押すと、次にそのブランドのフレーバー全て -ライム、レモン・バニラ、オレンジ、チェリー -を含む6種類が現れるので、その中から選択する。この機械には、消費者によるセルフ・サービス式と従業員が使用するレストラン設置用小型機の2つのスタイルがある。フリースタイルは、高濃縮シロップをVHSテープほどの大きさのカートリッジから分配し、機械外部に貯蔵されたスィートナーとソーダ・ウォーターで混ぜ飲料を作り分配する
(The Salt Lake Tribune, April 13, 2011)
2011年4月14日
ケニヤ、ソフトドリンク・メーカーを魅了
世界の著名ソフトドリンク・メーカーの投資先は、今、アフリカへ向っている。コカ・コーラ社は、昨年9月、アフリカを今後10年間のストーリーの主役だとコメントし、過去10年間に60億ドルを投資し、今後10年間、さらに120億ドル投資することを明らかにした。アフリカは、同社の世界全体売上の6〜7%に貢献する。アフリカの中でも最も注目されているのが、ここ数年、安定した経済成長率、政府による教育水準引上げ努力、ならびにインフラ整備、を実施しているケニヤであり、ここを舞台とするソフトドリンク・メーカー間の競争は激しさを増している。コカ・コーラ社は、コーラやファンタを投入、現時点でケニヤ炭酸飲料市場第1位のシェアを誇る。SABミラー社は、アフリカ大陸20ヵ国にてコカ・コーラ社向け飲料を充填しているが、自らのソフトドリンク事業も設立し、現在アフリカ15ヵ国にて操業している。すでにガーナ、ナイジェリア、エチオピア、ウガンダでウォーター・メーカーも買収しているSABミラー社は、この3月には、ケニヤの地元ウォーター・ボトリング事業を買収。ソフトドリンク事業は、SABミラー社のアフリカ市場売上全体の36%を占める。また、ペプシコ社は、ケニヤに、2012年完成予定の充填工場建設計画があると言われている
(Reuters, April 12, 2011 / just-drinks.com, April 8, 2011)
2011年4月12日
1リットル・サイズ・ビール缶、レクサム社がドイツで販売
ロシアですでにその存在を確立している1リットル・サイズのビール用アルミ缶が、今度はドイツで、ビール・メーカー、カールスバーグ社(デンマーク)により販売されている。カールスバーグ社は、ツボルグ・ピルスナー・ブランドのために、レクサム社により製造される2ピースD&Iアルミ缶を採用している。すでに3ピース・ティンプレート缶の1リットル・サイズに馴染みのあるドイツ消費者は、この大きさには驚かないであろう。「キング缶」と呼ばれるこの缶は、2007年に、レクサム社がロシア・モスクワ近郊の同社工場の特殊生産ラインにて、やはりカールスバーグ社所有のバルティカ・ビール・ブランド向けに、初めて製造した
(The CanMaker, April 8, 2011)
2011年4月11日
ブラジルへ、今度はキャン・パック社、レクサム社が投資
急速に成長を続けるブラジル飲料缶市場で、この1週間内に新たなる二件の投資計画が発表された。まずは、昨日月曜日に発表されたレクサム社(英国)の飲料缶製造工場建設計画だ。12億缶の年間生産能力を持つ工場は、2012年中期に操業開始予定。ブラジルでのレクサム社の2012年末までの生産能力は今の約110億缶から140億缶へ増加すると見込まれる。新工場は、最近クラウン・ホールディングズ社が同社にとり第5番目(飲料缶蓋工場を含む)となる工場の敷地として選んだ場所(弊社業界情報2011年2月15日付に関連記事)と同じアマゾン川河口に位置するブラジル北部Para州ベレン。この地を含む同国北部・北東部は、ブラジル人口の3分の1が集まる地だ。そして先週には、キャン・パック社(ポーランド拠点、親会社は米国のF&Pホールディングズ社)が、ブラジルで同社にとり初の飲料缶製造工場建設をマナウスに計画していることを発表。マナウスでは、レクサム社ならびにクラウン社両社が缶蓋製造工場をすでに操業している。今年2月にはボール社(米国)がブラジル北東部に同社4番目となる製造工場建設を発表した(弊社業界情報2011年2月15日付に関連記事)
(The CanMaker, April 7 & 11, 2011)
2011年4月7日
100%植物由来のPETボトル、コカ・コーラ社が米国全域に販売開始
コカ・コーラ社が販売するウォーター・ブランド、ダサーニ、ならびに、コカ・コーラ社子会社オドワラ(Odwalla)社販売のオドワラ・ブランド果汁飲料・スムージーが、コカ・コーラ社により開発された、植物を原料とするPETボトル「プラント・ボトル」に詰められ、米国国内全域で販売される。オドワラ社のシングル・サーブ用に採用する容器は、高密度ポリエチレン(HDPE)プラスチックを利用して、最高100%植物を原料とする素材で作られる。このHDPEはエチレンのみを使用して作り出されたもので、それは100%再生可能なサトウキビを原料とするエタノールから得たもの。オドワラは、100%植物由来の材料から作られた、完全にリサイクル可能なHDPEプラスチック容器への変更を実施した、米国で初の飲料ブランドとなる。一方のダサーニ用PETボトルは、最高30%の植物ベース素材を使用する。両ブランドのPETボトルはともに、サトウキビをPETならびにHDPEの主要要素へと変える工程を経て作られる。2010年、25億本以上のコカ・コーラ社開発による「プラント・ボトル」が9ヵ国で使用された。2011年には、15ヵ国以上で、50億本以上にのぼると予測される
(DBR, April 5, 2011)
2011年4月5日
ロシア・ビール市場、ハイネケン社は全国制覇を断念
ハイネケン社(オランダ)は、ロシア全域にハイネケン・ビールを行渡らせる目標を断念、それに代わり、限られた主要地域に集中し、そこでの市場シェアを高める旨を明らかにした。ハイネケン社のロシアでのシェアは、昨年、ロシア政府によるビール税増税の影響を大きく受け、劇的に落ち込んだのちに今は回復の兆しを見せている。現在、ロシアのビール市場では、カールスバーグ社(デンマーク)が40%シェアで独占し、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ(ABInBev)社子会社であるサンInBev社が強固に第2位を守っている。これに続く第3位のハイネケン社は、常に市場でトップあるいは第2位を目指すことを社命とするが、ロシアでは難しいと判断、むしろ9つの異なる時間帯を持つこの国は、ある意味、一つでくくることの出来る市場ではないとし、現時点で第2位のシェアを持つ地域に注力することを宣言した。ハイネケン社にとっては、メキシコでのFEMSA社買収に関わる負債処理とその統合が、昨年から依然として短期的な最重要課題ではあるものの、小規模ながらリスクの少ない買収にも関心を示していることには変わりない。2週間ほど前には、エチオピアの国営ビール・メーカー2社民営化計画で、最高額の入札金額を提示したことが明らかになっている。アフリカ市場は、ロシア市場とは相反して、今、ハイネケン社にとり「スィート・スポット」と同社は描写する
(just-drinks.com, March 31, 2011)

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