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業界情報バックナンバー

2010年9月30日
ストーレー・マシーナリー社、CCHエンジニアリング社を買収
製缶機械製造会社ストーレー・マシーナリー社(米国コロラド州)は、CCHエンジニアリング社(英国)を買収する。CCHエンジニアリング社は、世界各国で製缶ライン据付・技術サービスを提供する会社であり、また、D&I飲料缶ならびに缶蓋ラインで使用されるストーレー・マシーナリー社製機器ならびに部品の販売代理店でもある。この買収により、ストーレー・マシーナリー社は、製缶ラインに必要な機械供給に加え、それらの機械が使用されることになる工場の建設プロジェクト管理を行なうことも可能となる。CCHエンジニアリング社がすでに拠点を築いている欧州ならびにアジアで、今後ストーレー・マシーナリー社の存在が強化されると同社は見る
(The CanMaker & CanTech, Sept.,29, 2010)
2010年9月28日
インプレス社、アイルランドのビン製造会社への売却に同意
食缶製造会社大手インプレス社(オランダ)は、ビン製造会社Ardagh社(アイルランド)に売却されることが明らかになった。1997年にインプレス社を創設した投資会社Doughty Hanson社は、およそ17億ユーロ(23億ドル)でArdagh社への売却に同意した。インプレス社は、22ヵ国に57工場を持ち、欧州、北米ならびにオーストラリア市場に主に供給する。インプレス社は、1997年に当時のSchmalbach-Lubeca社(ドイツ)ならびにペシネー社(フランス)の食缶事業の合併により創出された。Ardagh社は、欧州で第3番目の規模を誇るビン製造会社であり、7ヵ国に24工場を有する。インプレス社買収後、Ardaghパッケージング・グループとして、多様な容器を提供する能力を持つ、世界の各市場にて主要な勢力となると期待される
(The CanMaker, Sept.,26, 2010 / packagingnews.co.uk, Sept.,27, 2010)
2010年9月27日
中国にて、クラウン・ホールディングズ社がさらに製缶工場3工場を建設
クラウン・ホールディングズ社(米国)は、同社子会社クラウン・アジア・パシフィック社が、中国に、2ピース・アルミ飲料缶製造工場をさらに3工場建設する計画があることを先週末明らかにした。3工場の場所は、福建省Putian、広東省Foshanならびに四川省Ziyang。同社は、現在中国に、ジョイント・ベンチャーで同社が経営権を握る4工場、ならび現在杭州に建設中の工場(弊社業界情報2010年3月18日付に、関連記事)を持つ。新しい3工場は合わせて21億缶の年間生産能力を持ち、25cl、33clならびに50clサイズの缶を生産する。将来のライン増設も可能にする。3工場はそれぞれ2011年第4四半期、2012年第1四半期そして2012年第3四半期に稼動開始予定で、建設中の杭州の工場の2011年初頭操業開始に続くことになる。同社が現在操業している中国の4工場は、北京、広東省佛山ならびに恵州、そして上海にあり、合わせて24億缶のアルミ飲料缶年間生産能力を有す。建設中の杭州工場の初期生産能力が6億缶であるため、クラウン社の中国でのアルミ飲料缶総生産能力は、2012年末までに、年間51億缶となる見込みだ。クラウン・ホールディングズ社は、同社によれば、中国ならび東南アジアでの事業全てを合わせると、現時点で、日本を除くアジア地域で最大の製缶会社である
(The CanMaker & Bloomberg Businessweek, Sept.,23, 2010)
2010年9月21日
アルミ・エアゾール缶、ドイツで需要高まる
ドイツで、今年8ヶ月間のアルミ製エアゾール缶出荷量が、前年同期比30%増となり、2008年度時の最大出荷量を超えたことを、ドイツ・アルミ協会が報告した。この強い需要は、原料のアルミスラグの不足を招き、アルミスラグの値を上げる結果となっている。アルミ・エアゾール缶出荷量増は、ドイツのエアゾール缶・チューブ製造会社による、2009年の経済不況の過程での経費削減、そして生産性・品質向上に努めた結果と報告されている
(The CanMakaer, Sept.,20, 2010)
2010年9月20日
コーク「ゼロ」、コカ・コーラ社の今のヒーロー
「ダイエット」という言葉は使わない、容器の色は、白ではなく、男らしさもある黒にする、そして味はレギュラー・コークに限りなく近く…。いくつもの調査・研究を経て、これらの要素を実現させて初めて、「ゼロ」は結果を出し始めた。「ゼロ」は、発売当初、白色の缶ならびにボトルで販売されていたが、容器の白色は「ダイエット」飲料を想像させ、そして「ダイエット」は、コカ・コーラ社が最も期待する消費者層である若い男性層にとっては、「女性的」と連想させるとの消費者の声を聞き、同社は問題に気がついた。その後即座に同社オーストラリア部門のアイデアを借りて容器を黒色に変更、その後6ヶ月以内には、新たなる包装と販促活動を展開していた。2009年、米国で炭酸飲料全体の売上が約2%落ちた年、ゼロの売上は、米国で20%増加した。その年、ゼロは、米国にて炭酸飲料ブランド売上で12位に着き、今年も確実にその売上とシェアを伸ばし続ける。ゼロのヒットを今後も支える環境もある:ひとつには、ますます広がる「低/ゼロ・カロリー」飲料の人気、そして2つめは、ヒスパニック系ならびにアフリカ系アメリカ人 - 今後増え続けると予想される米国の二つの人口層 - の間で特に高いゼロの人気。また、16〜24歳の年齢グループで、ゼロを好んで飲む人たちの60%が男性であり、さらに、男性35歳以上の年齢グループによるゼロ売上も高い。ゼロは、17四半期連続、2桁の売上増を記録している。ゼロは現在、強力な市場ブラジル、メキシコを含め130ヵ国で販売されている。ゼロは、過去10年間で最も成功したソフトドリンク新製品とも言われる。そして今、コカ・コーラ社は、ソーダ・ファウンテンならびにレストランへのゼロ導入増加を目指す
(thestar.com, Sept.,19, 2010)
2010年9月16日
中国、ビール市場
中国は今、米国を抜き、世界最大のビール市場だ。(中国と米国に続くのは、ロシア、ブラジル)今後この国でさらに成長が見込まれるのは、現在、中国人一人当たりの年間ビール消費量がいまだ世界上位20に入らず、米国、ロシア、日本、ブラジルよりも少ないからだ。地元ビール・メーカーのみならず世界のビール・メーカー各社もこの可能性に大きな期待を寄せる。カールスバーグ社(デンマーク)は、中国でも比較的人口の少ない西部に醸造工場を集中させている。SABミラー社(英国)は、China Resources Snow Breweries(CRスノー)社(中国)とのジョイント・ベンチャーで49%の株を保有、世界最大のスノー・ビール・ブランドを生産する。アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社(ベルギー)は、中国南部に工場を持ち北東部にハルビン・ブリューワリー社との拠点を持つ。CRスノー社はこの1年間で生産能力を増強し、複数の買収に加え4工場の新設を計画する。ビール消費量10%増を3年連続記録した中国ではあるが、今後5年間は、需要はより安定した3〜5%増に落ち着くとも予想される。中国三大ビール・メーカー、CRスノー、チンタオそしてYanjing三社で国の総生産量の47%を占めているものの、現在、200社以上が479におよぶビール醸造工場を所有することから、今後、統廃合が進むと考えられる。国内での地元ビール需要増が目立つ一方で、輸入ビール需要は低く、中国ビールの輸出も少ないのも現状。しかし、勢いに乗る中国、世界各国で中国ビール需要が高まる時もいずれ訪れるかもしれない
(just-drinks.com, Sept.,15, 2010)
2010年9月14日
カンボジアにて、クラウン・ホールディングズ社飲料缶製造能力増強
クラウン・ホールディングズ社子会社のクラウン・アジア・パシフィック社は、カンボジア・プノンペンですでにある製造工場に2ライン目となる飲料缶製造ラインを増設する。この新ラインは、2011年第4四半期に稼動開始する予定で、2ピース33clサイズ・アルミ缶の年間7億缶生産能力を持つ。その結果、同社プノンペン工場全体の年間生産能力は13億缶となる見込み。クラウン・アジア・パシフィック社は、スワイア・パシフィック社(香港)の子会社より、両社で設立したジョイント・ベンチャーの株全てを買取ることを発表したばかり。このジョイント・ベンチャーは製缶工場を5工場保有しており、うち4工場が中国に、1工場がベトナム・ハノイにある。これら全ての動きは、クラウン・アジア・パシフィック社によるアジア新興市場への積極的展開戦略を反映している
(CanTech, Sept.,9, 2010)
2010年9月13日
ブラジル、飲料缶売上好調続く
ブラジルの今年前半期のアルミ飲料缶売上は前年同期比21.8%増となった。南アフリカにてFIFAワールド・カップが開催された今年6月には、売上は30%増となった。このイベントに向けて、ビール・メーカー大手各社が缶に特別ラベルを付け販売を促進させた、が、ブラジル・チームが負けたためそれ以上には売上は伸びなかった。今年前半期、47.3clサイズ缶が売上を前年同期比84.5%伸ばし、同国で販売された飲料缶の10%を占めるに至り、また、25clスクワット缶売上は34.5%増となった。ブラジルのアルミ飲料缶メーカー、レクサム社、クラウン社ならびにラタパック・ボール社は、今年と翌年2011年に生産能力増強のためおよそ4億3,000万ドルの投資を計画しており、2011年初頭には、同国のアルミ飲料缶生産能力は総計240億缶に達すると見られる。これは2009年の168億缶からの43%増となる。1995年に創設されたボール社(米国)とラタパック社(ブラジル)とのジョイント・ベンチャー、ラタパック・ボール社については、ボール社が先週、株保有率を60%まで増やし、ラタパック・ボール社の経営権を今後握ることとなる
(The CanMaker, Sept.,13, 2010 / just-drinks.com, Sept.,10, 2010)
2010年9月9日
インドでは、コーラと言えばペプシ?
コカ・コーラ社は、近年の特に欧米での売上低迷をカバーするために、新興諸国の需要増に期待する。そのひとつインド市場は、他国の場合と事情が多少異なる。そこでは、「コーラ」飲料は総称して「ペプシ」と呼ばれているからだ。ペプシ・コーラのインド市場で占める割合は、コカ・コーラよりも73%大きいと言われる。コカ・コーラ社は、インド政府が同社に対して現地企業との提携ならびにコカ・コーラ成分の開示を要求した1977年、インドから撤退。一方、ペプシコ社は、インドが欧米企業に本格的に門戸を開いた1988年、インドの2企業とジョイント・ベンチャーを設立、2年後に「Leharペプシ」を販売開始した。欧米ブランド飲料がほとんど存在しなかった当時のインドで、「ペプシ」は欧米ブランド炭酸飲料全体を表す言葉となった。その後、インドの法律が変わった1993年にコカ・コーラ社はインド市場へ再び参入した。その後一昨年までの15年間、インド市場を稼げる市場にできなかったコカ・コーラ社の前に今後も立ちはだかるのは、「ペプシ」だけではない。インド消費者の飲料嗜好もそのひとつ。インド飲料市場の90%は、紅茶、ミルクならびにコーヒー飲料から成り、ソフトドリンクは5%にも満たない。コカ・コーラ社は、コーラ・ブランドで世界各国の市場シェアを伸ばすのが常だが、インドでの同社製品売上トップ3は、Kinleyボトルド・ウォーター、サムズ・アップ・コーラ(93年に買収したサムズ・アップ社の製品)そしてスプライトであり、コカ・コーラ・ブランドは第5位。この状況下で、「ペプシ」=「コーラ」の認識を持つインド消費者に向け、コカ・コーラ社は、「Coldは「コーラ」を意味する」のヒンズー語キャッチコピーを冠したキャンペーンを展開している。「Cold」を意味するヒンズー語「Thanda」は、インド、特に北部では飲料を人にすすめる時に使われる言葉でもある
(Bloomberg, Sept., 9, 2010)
2010年9月6日
ビールと蒸留酒、新興諸国でビールが優勢
世界四大ビール・メーカー、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ(ABInBev)社、SABミラー社、ハイネケン社ならびにカールスバーグ社各社は、中南米、アジアならびにアフリカでの「渇き」を大いに潤している。これらの地域で経済成長が進むにつれ、消費者はまず、相対的に高価な蒸留酒よりもビールを求める傾向にある。ディアジオ社ならびにペルノ社に代表される蒸留酒メーカーらは、これらの新興諸国市場への進出を充分に果たしていない上に、頼みの欧州(特にスペインとギリシャ)での売上低迷に苦しんでいるのが現状だ。バドワイザー、ステラ・アルトワのメーカーABInBev社(ベルギー)は、新興諸国市場と先進諸国市場それぞれからの収益の割合を50:50とし、先進諸国市場からの利益の42%を米国に依存する。一方のSABミラー社は、全社利益の80%以上を新興諸国市場から稼ぎ出す。そして、ハイネケン社は、FEMSA社(メキシコ)の最近の買収により中南米市場で、また、カールスバーグ社(デンマーク)は、同社傘下のBaltikaブリューワリーズ社を通じロシア市場にて、それぞれ躍進を目指す
(Reuters, Sept., 3, 2010)
2010年9月2日
24ozサイズ缶、ジェネシー・ブリューワリー社が採用
北米で操業を続ける長い歴史を持つビール・メーカー、ジェネシー・ブリューワリー社(米国ニューヨーク州ロチェスター)は、まもなく稼動開始となる「トール・ボーイ缶」と呼ばれる24ozサイズ・アルミ缶用の充填ラインを350万ドルかけ増設した。アルミ缶はレクサム社により供給される。このラインは1分間につき300缶、1日30,000ケース分を充填する。北米に1,600社存在する地ビール・メーカーの多くがビンから缶へ変えており、特に24ozのような大きめのサイズのシングル・サーブ目的の缶が、コンビニやスーパーでの売上を促すと見ている。ここ2年にわたり、レクサム社は12ozサイズの缶製造ラインを、より大きな特殊サイズ用ラインに変更している
(The CanMaker, August 31, 2010)

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