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業界情報バックナンバー

2010年7月29日
特殊缶の需要増で、レクサム社業績向上
レクサム社(英国)の2010年前半期の業績が発表された。ドル安・ユーロ安の影響で売上そのものは前年同期より伸びなかったものの、税引き前利益は、前年同期比47%増となった。同社飲料缶部門では、標準型缶の出荷量は減少したものの、特殊缶需要の大きな回復がこの期の飲料缶全体の出荷量を押し上げた。同社特殊缶の出荷量だけを見ると、前年同期比10%増。地域別では、エネルギー飲料が好調の欧州(ロシアを除く)で22%増、ビールとアイスティーの需要(24ozサイズ缶を含む)が高い北米で22%増、やはりエネルギー飲料急成長の南米で39%増。この期、特殊缶が大幅に増加したのは、昨年、消費者が特殊缶を含むプレミア缶購入を避けたことと、メーカーによる新製品発売が非常に少なかったために、昨年の落込みそのものが大きかったことにある
(The CanMaker, Reuters & ProductionDaily.com, July 28, 2010)
2010年7月27日
米国飲料缶出荷量、微増
今年第2四半期の米国での飲料缶出荷量は、前年同期比0.9%増となった。ソフトドリンク用缶ならびにビール缶用いずれも増加し、今年前半の飲料缶出荷量合計は492億缶、これは前年同期と同じ数量
(The CanMaker, July 20, 2010)
2010年7月26日
ボトルド・ウォーター、米国世論に変化の兆し
ここ1、2年ボトルド・ウォーターへの風あたりが強かった米国世論一部が変わりつつあると、著名なボトルド・ウォーター業界団体、インターナショナル・ボトルド・ウォーター協会(IBWA)がコメントした。それを証明する理由として同協会が挙げた3例は以下の通り:1) 今年7月8日 マサチューセッツ州コンコルド 市内でのボトルド・ウォーター販売の全面禁止を主旨とす昨春のタウンミーティングでの決定を無効とした 2) 今年7月11日 ヴァージニア州 州機関による公務で使用するシングル・サーブのボトルド・ウォーター購入を禁止した前州知事によるボトルド・ウォーター排斥指令の全面的見直し。これは、現州知事が、この禁止により引き起こされる同州経済への影響を考慮したもので、IBWAによれば、例えば昨年では、同州へ、ボトルド・ウォーター・メーカーから9,500万ドル近い事業税、ならびに、州民のボトルド・ウォーター購入を通じ2,100万ドル以上の消費税が納められたとのこと 3) 今年7月9日 カルフォルニア州サンフランシスコ 市営の敷地内で開催されるスポーツ、フェスティバルを含む屋外イベントでのボトルド・ウォーター販売を禁止する市の報告書内容の見直しを提案。理由は、屋外イベントに参加する市民の水分補給が不可欠であるため
(Packaging Digest, July 20, 2010)
2010年7月22日
コカ・コーラ社、今年第2四半期業績結果−地域別
コカ・コーラ社は、今年第2四半期の出荷量結果を発表、以下は地域別で増加が見られた市場:  
ユーロアジア市場:インド22%増、トルコ好調。欧州市場:フランス、スペイン、ポルトガル、ドイツが好調。中南米市場:ブラジル13%増、メキシコ5%増。アジア市場:フィリピン好調、中国6%増、特にミニッツ・メイド・パルピー22%増。
パキスタン:過去、ペプシコ社がパキスタンの人気クリケット・チームのスポンサーとなり、瞬く間に同国中にペプシの人気が広まった経緯があり、コカ・コーラ社は、そのようなペプシコ社独占の市場から少しでも若者を引き付けるため、同国で非常に人気の高い音楽番組「コーク・スタジオ」を後援している。パキスタンは、コカ・コーラ社にとり最も成長の早い市場15ヵ国のうちの1ヵ国に数えられる。現在、同国の炭酸飲料市場に占めるペプシ製品、コカ・コーラ製品の割合はそれぞれ65%、30%。10年前にはペプシ製品が80%を占めていた。
メキシコ:コカ・コーラ製品の一人当たり年間消費量が最も多いのはメキシコで、2009年は665本。
中東諸国:コカ・コーラ社によるイスラエルへの投資が原因で、70年代、80年代に続いたアラブ諸国によるコカ・コーラ製品ボイコットが尾を引き、いまだにペプシ製品のシェアはコカ・コーラ社を上回る
(The Associated Press, July 21, 2010 / The Wall Street Journal, July 20, 2010)
2010年7月20日
ベトナム、ソフトドリンクの成長続く
ベトナムは、2009年度ソフトドリンク売上において、16%という、中国の増加率をも上回る好調な成長を見せたことが、飲料業界情報専門会社Canadean社により報告された。ベトナムは、しかしながら、一人当たりのソフトドリンク年間消費量が、中国の場合のほぼ半分のわずか19リットル、世界平均の1/4以下の少なさだ。ベトナムでは、炭酸飲料の消費が少なく、ソフトドリンク市場を率いる飲料はアイス・ティーであり、ソフトドリンク総売上の1/3以上を占める。アイス・ティーの国家的人気が今あるのは、2006年のグリーン・ティー・ゼロ・ディグリーの驚異的な成功による。最近では、ハーブ・ティーの人気も高まっている。さらに、特に若者の間では、暖められた飲料から冷えた飲料へと嗜好が移りつつある。若い消費者と熱帯性機構という、飲料の長期的な成長を促す要素がベトナムにはすでに存在する
(Marketwire, July 16, 2010)
2010年7月19日
アルミボトル製造機、ベルバック社は韓国より受注か?
飲料缶製造工場で使用されるネッキング・システム製造会社最大手ベルバック社(米国)開発によるアルミボトル製造システムを、初めて使用する二社のうち一社が、韓国の製缶会社と噂されている。ベルバック社供給の「ボトル・マニュファクチュアリング・システム(BCMS)」は、D&I工程で作られるプリフォームを、スクリュー用ネジ山を備えたボトル形状へ成形する。最大27台のロータリー成形ユニットを使用し、1分間につき1,000本のボトル、年間2億5,000万本の生産能力を提供する。ベルバック社のBCMSのこの知らせは、レクサム社(英国)が、チェコの工場で「フュージョン」アルミボトル生産を開始し(弊社業界情報2009年9月14日付に、関連記事)、また、エクサル社(米国)が、米国オハイオ州ヤングスタウンにてアルミボトル製造能力増強を計画している頃と時を同じくして発表された
(The CanMaker, July 19, 2010)
2010年7月15日
飲料パウチの自動販売機
購入と同時にソフトドリンクをパウチに充填する、「世界初」と呼ばれる自動販売機が、グリーン・ドリンクス社(英国)により開発された。「パウチリンク」と呼ばれるこの機械は、空パウチ250個分(1台につき最大1000個分)のリールが自動販売機に詰められる。購入されると、パウチのキャップが取り外され、ろ過された水が冷却され、濃縮果汁とともに混ぜられ、パウチに充填され、キャップが元の位置に戻され、飲料パックとして消費者の手元へ渡る。このように必要な時だけ水が冷却されるため、パウチリンクの電気使用量は通常の自動販売機の場合に比べ、80%も少ないと言われる。パウチリンクは、ボトルグリーン、Vitmo、サンキストを含む数多くの飲料ブランドならびに自動販売機技術の専門家と連携して創出された。同社によると、地元の英国のみならず、米国、東南アジア地域ならびにオーストラリアから関心が寄せられているとのこと。同社は、現在、ファースト・フード店向けに卓上版の開発を検討している
(packagingnews.co.uk, July 15, 2010)
2010年7月12日
インドにて、キャン・パック社2番目となる工場の建設を計画
昨年インドにてアルミ飲料缶製造工場を操業させたばかりのキャン・パック社(ポーランド)は、同社アジア拡張計画の一環として、インドにさらにもう1工場を建設する予定だ。2009年に開場した、キャン・パック社にとり初となるインドでの飲料缶製造工場は、同国で最も人気のあるビール、キングフィッシャーを含む飲料用に缶を供給する。現在の年間生産能力6億缶を、インドでの飲料缶需要増加に伴い、9億缶に高める予定。11ヵ国に製缶工場を持つキャン・パック社が最近開場したのが、ロシア・モスクワ近郊の飲料缶製造工場。また、モロッコに、50%所有権を持つ飲料缶製造工場を現在建設中。そして、中国で4工場を立ち上げる計画もあると報告されている
(The CanMaker, July 9, 2010)
2010年7月8日
中国にて、チンタオ・ビール拡張続く
中国最大規模のビール・メーカーとして拡張を続けるチンタオ(青島)ブリューワリー社は、2009年度、中国国内市場で、売上高14%ならびに生産高15.5%を占めるに至った。同社の拡張戦略の一環として、2008年の山東省ならびに江蘇省における新工場建設・拡張工事、そして2009年の山東省Bao Tu Quanブランドの吸収により、チンタオ・ブリューワリー社の中国東部における同社の基盤は強化された模様。今後急成長が期待される中国北部向けには、河北省の同社新工場を2011年に稼動開始(弊社業界情報2010年5月27日付に、関連記事)させることで、チンタオ・ビールの国内全体のシェア増加を狙う
(Flexnews, July 7, 2010)
2010年7月6日
アフリカ、メジャー・ビール・メーカーが狙う次の市場
北米や欧州のビール生産が下降傾向にある中、アフリカは、世界全体のビール生産量の5%を占め(2008年末時点)、前年の4.4%から上昇した。しかもこの数値は、アフリカの村々で長年消費され、販売され、あるいは物々交換されている、家庭で作られる「ビール」は含まれていない。この慣習からもわかるように、アフリカ、中でもサハラ砂漠以南に住む、イスラム教徒ではないアフリカ人は、昔からビールを非常に好む。さらに、近年、アフリカの経済的発展も報告されているにも関わらず、多くのアフリカ人が店頭で販売されるメジャー・ブランドを購入する余裕がないのが実情だ。アフリカのビール市場を現時点でほぼ独占するSABミラー社は、ビールのコストを徹底的に抑えることが、アフリカでの最重要戦略だとする。そのため、SABミラー社は、ビール原料を本来の大麦から地元で収穫できるソーガムなどに代替するプログラムを実施することで、輸入税を含めた原料費を削減するばかりでなく、地元住民への職の提供、税収入の増加も実現する。同社は、また、現地の包装メーカーが作るボトルを積極的に購入し、アフリカ内の整備不十分なインフラゆえに高くつく輸送費の出来る限りの節約を図る。SABミラー社は、現在、アフリカ大陸15ヵ国に生産拠点を持ち、さらに、他の18ヵ国で、中央アフリカならびに西アフリカ地域のフランス語圏に多くの拠点を持つカステル・グループと提携し事業を行なう。この新市場の地にて、メジャー・ビール・メーカー間の競争は激しくなると予想されるが、中南米地域にそのシェアを広げ、ワールド・カップ・サッカーを後援するアンハイザー・ブッシュ・インベヴ社が、アフリカでは、現時点でほとんど事業を行なっていない
(Los Angeles Times, July 6, 2010)
2010年7月1日
中国バオスチール社、アルミ缶製造工場を年内開場予定
バオスチール社(中国)は、中国にて第5番目となる飲料缶製造工場建設を開始した。湖北省武漢に建設されるこの工場は、スチール・メーカーであるバオスチール社にとり初めてのアルミ缶を製造する工場となる。予定通り今年12月に開場されると、WongLoKat(王老吉涼茶)、コカ・コーラ、バドワイザーの人気ブランド用缶を供給する予定。この工場建設に関わるエンジニアリング会社、エバーグリーン・パッケージング・テクノロジー社は、このための修理・調整されたD&I製缶ラインを台湾から出荷し利用する。ライン最高速度は1400cpm、年間生産能力4億8,000万缶。206/211缶を、33clならびに35.5clの2種のサイズで供給。湖北省の省都である武漢には、缶使用量を増やしているビール・メーカー、飲料メーカーが多く、ボール・アジア・パシフィック社はすでにここに工場を持ち、また、COFCO社傘下のCPMC社も、同じくエバーグリーン社により工場建設を進行させている(弊社業界情報2009年12月17日付に、関連記事)。バオスチール社のその他の4工場は、上海、唐山(河北省)、成都(四川省)ならびに仏山(広東省)にあり、スチール飲料缶を製造している
(The CanMaker, June 30, 2010)

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