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業界情報バックナンバー

2009年7月30日
ABインベヴ社、欧州ビール工場売却も進める
アンハイザー・ブッシュ・インベヴ(ABI)社が東欧ならびに中央欧州で所有するビール工場売却に対し入札手続きをした唯一の会社となった、レバレッジド・バイアウトで企業買収を手がけるCVCキャピタル・パートナーズ社(英国)は、欧州のABI社資産に対し21億ドルを提示したと言われる。ABI社は、インベヴ社のアンハイザー・ブッシュ社買収金額520億ドルの一部ローン返済のために資産売却を進めている。今週月曜日には、ABI社は、オリエンタル・ブリューワリー社(韓国)のコールバーグ・クラヴィス・ロバーツ社(米国)への売却(18億ドル)を完了、今月初旬には、AB社所有のメタル・コンテイナー社4工場をボール社に売却(5億7,700万ドル)する計画を発表(弊社業界情報2009年7月1日に関連記事)。今年1月には、ABI社所有のチンタオ・ブリューワリー社(中国)株19.1%をアサヒビール社に売却(6億6,700万ドル)することに同意。残る7%の株を中国の資産家Chen Fashu氏に売却(2億3,500万ドル)した
(The Business Journal of Milwaukee, 2009 July 29)
2009年7月28日
ウォールマート社、サプライヤーの環境取組み努力を調査
ウォールマート社(米国)は、環境への取組み努力に応じて製品をラベル付けするために、世界に供給するサプライヤー10万社に対し、環境への取組みに関するアンケート提出を依頼している。収集された情報は、「環境に優しい製品インデックス」評価を消費者に向けて提示するために使用される。その評価をどのように表示するか(数字あるいは色付けか)現在検討中。米国のサプライヤーは、10月1日までにこのアンケートを提出する必要がある。また、ウォールマートが所在する他の国々についてもアンケート収集の締切日を設定する。この調査は、温室効果ガス排出量努力、資源の効率的な利用ならびに工場周辺の地域社会との取組み等に関わる15の質問から成る(弊社業界情報2007年10月9日ならびに6月26日に関連記事)
(packagingnews.co.uk, 2009 July 20)
2009年7月27日
SABミラー社、研究のためのビール醸造所を建設
SABミラー社(英国)は、英国ノッティンガムに、およそ330万ドルを投じてビールのための研究醸造所(Global Research Brewery)を建設する。ビール賞味期間延長ならびに環境に負担をかけない醸造工程の開発が、ノッティンガム大学生命科学学部の一部として建設されるこのビール醸造所での最重要研究課題となる。2010年3月頃完成予定。従来のリサーチ・ブリューワリーと呼ばれる場は、そのメーカーの新ブランドを醸造し試験する場であったが、この新研究醸造所は、醸造条件全てにわたりシミュレート可能であり、SABミラー社を業界で優位にする技術、製品そして工程を開発する場を創出する。SABミラー社は、同大学醸造科学を率いるスマート教授による、醸造工程で使用された穀物を再利用することでエネルギー発生を可能にする研究を、すでに資金援助している
(just-drinks.com, 2009 July 24)
2009年7月23日
100種の飲料を提供するソーダ・ファウンテン、試験使用開始
コカ・コーラ社の最新機器、100種の清涼飲料水を提供する、タッチ・スクリーン式ソーダ・ファウンテン(カウンター式飲料バー)は、これから数週間、米国カリフォルニア州南部の複数のレストランにて初めて試験使用される。「コカ・コーラ・フリースタイル」と呼ばれるこのソーダ・ファウンテンは、コカ・コーラ社が所有するほぼ全ての飲料 - ダイエット・コーク、ダサーニ・スパークリングウォーターからスポーツ飲料まで - を、レストランを訪れる客に選ぶ機会を与える。この機械は、従来の標準型ファウンテンが8〜12種類の飲料を提供するという点で、非常に画期的だ
(Beverage World, 2009 July 22)
2009年7月21日
コカ・コーラ社、ヨープレイト社にアルミ・ボトルのデザイン変更要請
フランスの上訴裁判所は、コカ・コーラ社炭酸コーヒー飲料Blakで採用しているアルミ・ボトルのデザインと酷似しているとの同社による申し立てを認め、乳性飲料メーカーのヨープレイト社に対し、同社製品ディジー・ヨップ・ドリンクで採用していたアルミ・ボトルによる販売禁止ならびにアルミ・ボトル・デザイン変更を命じた。まさにコカ・コーラ社が、北米市場で、ヨープレイト社製品と似た炭酸乳性飲料Vioをアルミ・ボトルで試験販売開始する数日前のことだった。両社製品の25mlサイズ・アルミ・ボトルはそれぞれ、ボクサル社(フランス)により製造されており、持ち易さを追求し、くびれたウエスト部分を特長とする。それぞれのボトルはそのウエスト位置が微妙にずれている。この判決により、ヨープレイト社は新しい形状のボトルを採用し2009年7月中に再販売する。コカ・コーラ社は、3年前より、クラブを通じ、アルミ・ボトルを使用してコーラ製品を販売しており、今後、よりコスト効率を高めたアルミ・ボトルを使用して、新製品をさらに発表していくため、今回の動きに出たと言われている
(The CanMaker, 2009 July 17)
2009年7月20日
ワン・ショット・ドリンク、電球型ボトルで差別化
「スーパー・ヘルシー」を特長とする新カテゴリーとして最近注目を集めるワン・ショット・ドリンクで強化を図るエネルギー飲料分野にて、なんとか消費者をつかみたい各飲料メーカー。ワン・ショット・ドリンクが消費者を取り込み始める一方、その他のエネルギー飲料は、ボトルド・ウォーターや炭酸飲料と同様の「疲労」を見せ始めている。エネルギー飲料に慣れた消費者が新たなる「刺激」を求め始めたのもひとつの理由だろう。今話題のワン・ショット・ドリンク、白熱電球の形状をした「Gloji」の11oz(325ml)サイズ・ボトルは、熱変換にいよる金/銀メッキ装飾を前パネルに施した、high white/low-iron ガラスから作られる。製品情報は、ボトル背面にシルク・スクリーンで表示。フラッシュ・パスツリゼーション工程を経る製品は、無添加・無着色・ノンシュガー。「Gloji」は、古くからチベット高原で育つ、日本ではクコの実として知られるゴジ・ベリーを原料とする
(Packaging Digest, 2009 July 15)
2009年7月16日
英国、スーパーマーケットに包装使用量公開を要求
英国の350以上の地方議会から成る自治体協会(LGA)は、スーパーマーケットに対し、生産した包装量を強制的に公表させるべきだと提案する。LGAは、食料・包装の無駄を減らし、包装のリサイクルを推進することを使命とする英国の非営利団体WRAP (Waste & Resources Action Programme)に対し、この種の情報を3ヶ月ごとに公表するように要求している。そうすることで、消費者が包装のリサイクルに注力する一方で、スーパーマーケットが過剰包装を見逃していないかを消費者自らが確認・比較することが可能となり、包装を生み出すスーパーマーケット自身に包装問題に真剣に取り組むことを促すと考える
(Packaging Digest, 2009 July 13)
2009年7月13日
リラクゼーション・ドリンク
米国飲料業界で、今、「リラクゼーション・ドリンク」と名付けられた新たなる飲料カテゴリーが急成長している。なかでも最も注目の高いヴァイブ社(ViB, Vacation in a Bottle)がセブン・イレブンを含むコンビニやスーパーを通じて全国展開を開始、すでに認知度の高いドランク、パーブル・スタッフ、ゲータレード・タイガーなど他のリラクゼーション・ドリンクに臨む。これまで数年間米国飲料市場をリードしてきた、ドラッグに近いと噂されるような「極端な」リラックス効果が特に若年層で人気を博したエネルギー飲料に対し、リラクゼーション・ドリンクは、年齢を問わず、集中力維持とリラックス効果を導く。主成分は、ヴァイブ社製品の場合、緑茶に含まれるアミノ酸の一種Lテアニン。健康的なアプローチを強調、低糖・低カロリーを実現し、セレブの間でもファンを増やすヴァイブ社製品をきっかけに、今後の大きな成長が期待されるリラクゼーション・ドリンクだ
(PRNewswire, 2009 July 13 / All Business, 2009 April 29)
2009年7月9日
オーストラリアの小村、ボトルドウォーター全面禁止へ
昨日まではオーストラリアの「スコットランド高地」として知られるにすぎなかった、人口2,500人のオーストラリアの小村ブンダヌーンが、今は、世界で初めてボトルドウォーターを全面禁止する場所として有名になった。住民が支持するこの禁止は、村内でのボトルドウォーター販売禁止ならびに村の訪問者によるボトルド・ウォーターからの水摂取を禁止するものだ。一方で、村が提供する独自のボトルで、水道水やメイン・ストリートの水飲み場から水を汲むことを可能にする。北半球では低迷を見せるボトルドウォーターの売上は、ここオーストラリアでは、昨年10%増加した。この小さな村にここまで決断させたきっかけは、飲料メーカー、ノーレックス社がここから出る水を1,200マイル先のシドニーに輸送・ボトル充填・販売するというプロジェクトを明らかにしたため。住民により却下されたものの、同社は上訴し、現在判決を待つ
(packagingnews.co.uk, 2009 July 8 / The Times, 2009 July 9)
2009年7月7日
コカ・コーラ社、容器差別化さらに促進
米国での炭酸ソフト・ドリンク売上落ち込みが続く中、コカ・コーラ社は、容器形状ひとつとっても、他社と差別化を一段と図り、売上上昇を狙う。2リットル・サイズのPETボトルのコントアー形状をさらに顕著にし、今後2年にわたり全国展開を図るのも、その戦略のひとつ。2リットルでは大きすぎるという消費者のために、50oz(約1.5リットル)を2本まとめたツイン・パックも開発。20ozでは大きすぎる場合に16ozを用意。99セントで販売することで若年層を狙う。8.5ozサイズにはアルミ・ボトルを使用。クラブ、レストラン、ホテルで使用する。米国炭酸ソフト・ドリンクは、スーパーマーケット用に2リットル、12パック/12oz が、また、コンビニ用に20ozボトル、これら3種類のサイズが主流だ。小売店の各サイズのシェアは以下の通り:スーパーマーケットの場合、12パック47.4%、2リットル24.8%、24パック10.2%。 コンビニストアの場合、20oz 35.9%、12パック 24.5%、2リットル 23.1%
(Ajc, 2009 July 5)
2009年7月6日
ペプシコ社、ロシアに10億ドル投資
ペプシコ社(米国)ならびに同社主要ボトラーであるペプシコ・ボトリング・グループ(PBG)社(米国)両社は、今後3年にわたり10億ドルをロシア市場へ投資することを明らかにした。(弊社業界情報2009年2月12日に関連記事) 建設費1億8千万ドルのロシアで同社8番目となる新工場開場日は、7月8日。米国とロシア両首脳会談期間と重なり、両大統領召集によるビジネス・リーダー・ミーティングには、ペプシコ社CEO、Nooyi氏も参加する。モスクワ近郊に位置する新充填工場は、ペプシコ社グローバル・システムの中で最大の工場。また、PBG社にとっては、工場全ラインにて、接着剤不使用・プラスチック使用量軽減を実現した超軽量プラスチック・ボトル生産を実施するロシア初の工場ともなる。ペプシコ社は、昨年には、ロシアのジュース・メーカー大手、レベディンスキー社をおよそ20億ドルで買収、ロシア国内用に最先端技術を駆使する倉庫・配送インフラ建設でさらなる投資を計画する。ペプシコ社は、1974年にロシアに最初のペプシ・コーラ充填工場を開場し、西欧ブランド製品として初めてロシア現地生産を実現した
(Forbes, 2009 July 6 / just-drinks.com, 2009 July 6)
2009年7月2日
クラウン・ホールディグンズ社、ベトナムでの飲料缶製造力増強
世界に容器を供給するクラウン・ホールディングズ社の子会社クラウン・アジア・パシフィック社は、ベトナム・ホーチミン市にある飲料缶製造工場を、インターフード・シェアホールディング社より取得した。今後、製造ラインを増やすことは充分可能な、建設されたばかりの工場だ。当面は、33mlサイズの2ピース・アルミ飲料缶6億缶の生産能力を有す。今年第4四半期初頭には、ここで製造された缶が市場に出回る予定。東南アジア地域ですでに30年以上事業を営むクラウン・アジア・パシフィック社にとり、この工場は、ベトナムで3番目の製造工場となる。インターフード社は、ベトナムで大変人気の高い、信頼厚いブランド「ワンダーファーム」の名で、ビスケット、クッキー、トロピカル・フルーツジュース、ココナッツジュースを含む缶詰食品・飲料製品を製造する
(PRNewswire, 2009 June 30)
2009年7月1日
メタル・コンテイナー社、ボール社へ売却へ
世界最大のビール・メーカー、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ(ABI)社は、同社の米国にある飲料缶ならびに缶蓋製造工場4工場を、米国製缶会社ボール社(コロラド州)に売却することを発表した。アンハイザー・ブッシュ社が所有していた包装部門メタル・コンテイナー社4工場を、5億7700万ドルで購入するボール社は、これにより、ABI社へ飲料缶ならびに缶蓋を長期にわたり供給する。今回ABI社が売却する製缶工場は、米国ウィスコンシン州フォートアトキンソン工場、オハイオ州コロンバス工場、ジョージア州ローマ工場、ならびにフロリダ州ゲインズヴィルにある缶蓋工場の4工場。米国に残る7つの製缶・製蓋工場については、現在のところ、売却交渉は行なっていないとのこと。これは、インベヴ社のアンハイザー・ブッシュ社買収金額520億ドルのうちのローン450億ドル返済のための70億ドル分資産売却計画の一環で、ソフト・ドリンク用飲料缶製造に偏るこれら4工場を売却し、あらためてビール缶製造に事業を集中させる(弊社業界情報2009年6月9日に関連記事)
(Reuters, 2009 July 1 / MarketWatch, 2009 July 1)

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