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業界情報バックナンバー

2009年2月26日
地ビール、米国コロラド州で成長続く
米国コロラド州は、地ビール・メーカーが最も多く存在することで米国人にはすでに知られている。2008年には、その数は101社に達し、一人当たりの地ビール・メーカーの多さで米国一の地位を確固たるものにした。続く経済不安のため、2008年のビール全体の売上の勢いは、コロラド州も含め米国全体で弱まったものの、地ビールは、その売上を、米国メジャー・ブランドや輸入ビールよりも伸ばした。ミラークァーズ社、アンハイザー・ブッシュ社ら巨大ビール・メーカーが82%を占める米国市場で、地ビールのシェアは4%に到達した。コロラド州最大の地ビール・メーカーは、ニュー・ベルジャン社(フォート・コリンズ市)。2008年は、前年比3.9%増となったが、これは過去6年間で最低の数値とのこと
(The Denver Post, 2009 February 25)
2009年2月24日
ネスプレッソ、ネスレー社業績上昇に貢献
ネスレー社(スイス)のブランドのひとつ、ネスプレッソの売上が2008年度に30%増加、ネスレー社売上全体の5%しか占めないものの、急成長ブランドとしてネスレー社業績向上に大きく貢献している。ネスプレッソは、同社製コーヒーメーカーに使用する、アルミ製カプセルに詰められた一杯分のコーヒー。50ヵ国で販売され、主に欧州で売上を伸ばしている。中南米ならびに米国でも販売され、最近では茶が主流のアジア地域にも参入。ネスプレッソ製品は、限られたネスプレッソ・ブティック、そのインターネットあるいは電話を通じてのみ入手可能で、ネスプレッソ旗艦店フランス・パリ店では行列が絶えない。同ブランドが苦戦する米国市場での強力なライバル、サラ・リー社によるセンセオ・ブランドは、多くの小売店で販売され、価格もネスプレッソ製品よりも若干安い。環境問題を考慮し、ネスプレッソの使用済みカプセルを回収する場所をスイスならびにフランスに設置し、今後国ごとに対応する
(The New York Times, 2009 February 19)
2009年2月23日
アルミボトル、販促用として活躍
アルミボトルは、販促用にも大いに活用されている。コカ・コーラ社(米国)は、限定版でアルミボトル全面に華やかな装飾を施し、ブランドの存在をアピールする。同社の「ダイエット・コーク」20周年を記念し、そのアルミボトルを、世界的に著名なフランスのデザイナー、ソニア・リキエルの娘、ナタリー・リキエルにデザインさせた(写真・下)。フランス・パリの限定されたブティッ クならびに食品店で6月まで販売される。
もうひとつは、フランスのエレクトリック・ミュージック・デュオ、ジャスティスがデザイナーSoMeとともにデザインした、やはり同社ブランドのひとつ、5周年を迎える「クラブ・コーク」(写真・下)。欧州のナイトクラブで販売される。暗い所で光る「グロー・イン・ザ・ダーク」インキを使用。他国に先駆けてフランスが、今月初旬よりパリのあるナイトクラブのVIPルームで、ジャスティスのライブとともに、紹介している.。いずれのアルミボトルも、エキサル社の子会社ボキサル社(フランス)による製造

(The CanMaker, 2009 February 20)
2009年2月18日
ドイツ、飲料缶事情
環境保護のため飲料容器のリフィルを促進する目的で、使い捨て缶・PETボトルに対する強制デポジットを課した、2003年ドイツにて施行されたデポジット制度は、ドイツ国内の飲料缶需要を激減させるに至った。その後制度の変更等により需要は戻りつつあるが、現在、ドイツでの炭酸ソフトドリンク・メーカーのほとんどがPETボトル(40%)とビン(23%)を使用。ビールについては、缶は需要回復を見せ始めたものの全体の3%,、そのほとんどが輸出用で、リフィル可能なビンが89%を占める。ビール用ビン製造会社が脅威とみるのは、しかし、現在7%までシェアを伸ばしているプラスチック製ボトルだ。ドイツに多く輸出するベルギーのビール・メーカー、マルテンズ社は、これまで使用していた缶の一部をハイテクPETボトルに変えた。ドイツ市場向けに、リフィルできるビンよりも、リフィルできない容器、しかも缶ではなくPETを選んだ。ドイツのビール缶の将来は輸出用にあると見る向きもあるが、製缶会社が、同国で缶への変更を促すのであれば、始めるべきビール・メーカーは、マルテンズ社のような会社と言える
(The CanMaker, 2009 February Issue)
2009年2月17日
ダノン・ウォーターズUK社、ボトル用プラスチックのリサイクル促進
世界的に著名なウォーター・ブランド、エビアンとボルヴィックを主に英国で販売するダノン・ウォーターズUK社は、今後、英国で販売するこれらブランド用プラスチック製ボトルと同等量のリサイクル・プラスチックを購入することを発表した。初年度には5000トンのリサイクル・プラスチックを購入、2011年には12,000トンにまで購入量を増やす。これにより、初年度におよそ36万ドルの費用削減が可能となり、その削減分を他の環境保護目的に費やす。ダノン・ウォーターズUK社は、リサイクル・プラスチックを、ゴミ管理会社グリーンスター社から購入する。グリーンスター社は、英国中で使用済みボトルを回収、Artenius TurkPET社のフランス・ディジョン工場へ出荷する。ボトルのプラスチックはそこでバージンPETと混ぜられ、エビアンならびにボルヴィックのリサイクル・ボトルが作られる。両ブランドが現在使用するボトルはリサイクル・プラスチックを25%含むが、近い将来、この数値を50%まで上げることを目指す
(Greener World Media, 2009 February 16)
2009年2月16日
ブラジル、缶飲料需要増加で、飲料缶生産能力増強
現在ブラジルでは、缶飲料の需要増加が続いており、各製缶メーカーは飲料缶生産能力増強で対応する。クラウン・ホールディングズ社(米国)は、ブラジルでは第3番目となる製缶工場を3月末までに操業開始する予定。生産能力は年間7億缶で、この新工場操業により、同社の同国での総年間生産能力はおよそ30億缶になる。一方、ボール社(米国)は、ブラジルでのジョイント・ベンチャー、ラタパック社、を通じ、リオ・デ・ジャネイロ州にある工場に1億1000万ドルを投資、3ライン収納可能なこの工場を、最終的に年間生産能力35億缶にする。10月から操業する第1ラインは10億缶の35clサイズ缶年間生産能力を備える。また、サン・パウロ州工場の年間生産能力26億缶までの増強ならびにBahia州の缶蓋製造工場拡張も計画されている
(The CanMaker, 2009 February 12)
2009年2月12日
コカ・コーラ社、炭酸飲料需要増を見込みロシアへ投資
コカ・コーラ社(米国)は、この経済不安の時期、ロシアでの炭酸飲料売上増加を見込み、今後3〜5年にわたり約12億ドルを投資することを発表した。コカ・コーラ社は、ライバルのペプシコ社よりも国際的露出度が高いが、ロシアの果汁飲料部門においては、同国の最大の果汁飲料メーカー、レベディンスキー社を昨年買収したペプシコ社に追い越された感がある。ロシアでは、果汁飲料は炭酸飲料よりも高価なため、炭酸飲料部門でコカ・コーラ社が先んじれば、同国でのペプシコ社の存在を弱めることも可能とコカ・コーラ社は見る。また、ここ数年経済成長が続いたロシアではウォッカ離れが顕著となり、ビールやワインの人気が高まった。しかしこの経済不安で、価格の安いウォッカに消費者は戻るのではと、同国ウォッカ・メーカーは期待する
(Reuters UK, 2009 February 11)
2009年2月10日
米国の食缶、需要増加
最近の経済不安が米国製缶業界に悪影響を与えていないという状況は、同国での2008年第4四半期の食缶出荷量が前年同期比6.9%増加したことからも伺える。2008年1年間の食缶出荷量は296億缶に達し、前年よりも1.3%増加した。昨年米国で出荷された缶全て(食缶、飲料缶、産業用缶含む)の出荷量は前年比1.9%減となる。これは、すでに報告されているように、主にソフトドリンク用缶需要の減少による。食缶の中で昨年第4四半期に最も需要が増加したのは果物製品用缶(30%)と野菜製品用缶(12.6%)。エアゾール缶の同期出荷量は1.5%増加したものの、2008年通年では2.9%減となった
(The CanMaker, 2009 February 5)
2009年2月9日
米国地ビール、売上増続く
米国では、最近の経済不安は、地ビール売上に影響を与えないようだ。地ビールの小売価格は通常のビールよりも高いにも関わらず、例えばSABミラー社(英国)の主要ブランドのひとつ、ミラー・ライトが昨年第3四半期に7.5%売上を落とした一方、同社の米国でのジョイント・ベンチャーのパートナー、クァーズ社が米国コロラド州で作る地ビール、ブルー・ムーンは、同じ期に2桁の利益増を報告した。ミシガン州州知事は、州内にお金を落とすために、地元住民に地ビール消費を奨励する。大学生による地ビール消費は、大学周辺のレストランや酒店を通じ売上増に大きく貢献している。近年では、地ビール・メーカーもまた、環境への配慮を怠らない。ウィスコンシン州のラ・クロス・ブリューワリーは、同工場から出るゴミをリサイクルし、地元病院が使用するための燃料を作る。コロラド州のニュー・ベルジャン・ブリューワリーは、燃料削減技術に400万ドルを投資する計画だ。地元での支持が地ビールの成長を促している
(GW.Hatchet, 2009 February 9)
2009年2月5日
アンハイザー・ブッシュ社、瓶ビールの賞味期限を延長
アンハイザー・ブッシュ社は、米国のレストランやバーに置かれる同社瓶ビールの中でも特にメジャーではない新ブランドについて、これまでの110日間の賞味期限設定を不要とみなし、最長180日まで延長する。これは、同社が近頃、新しいフィラーと王冠を使用し、ビール内の酸素量を削減する醸造工程を取り入れたため可能となった。バドワイザー、バドライト、バドセレクト、ブッシュ、ナチュラル・ライトについては、従来通り110日間の販売期間ルールを維持する。アンハイザー・ブッシュ社は、現在ではアンハイザー・ブッシュ・インベヴ社の一部門だが、この賞味期限変更については、買収される以前の昨年夏・秋から着手していた
(St. Louis Post, 2009 February 4)
2009年2月3日
コカ・コーラ社、「クラシック」の表記をなくす
コカ・コーラ社(米国)は、米国で、同社コカ・コーラ製品の赤ラベルに印刷されている「Classic」の表記をなくすことを先週末発表。米国東南部から始め、今夏までには全ての包装からこの表記が完全になくなる。「Classic」の表記は、ラベル上で「Coca-Cola」の筆記体文字の下に示されているもので、1985年、より甘味の強い「New」コカ・コーラが発表された際に、オリジナルのコカ・コーラをそれと区別するために加えられた。「New」コカ・コーラは、発売と同時に物議を醸し、まもなく店頭に置かれなくなったため、オリジナルを「Classic」として識別する必要がなくなっていた。「Classic」のフォント・サイズはここ10年間縮小されており、カナダでは、すでに2007年に、この表記をラベルから完全になくした
(New York Times, 2009 January 30)
2009年2月2日
ボトルド・ウォーター、売上回復に様々な戦略
一時期は猛烈な勢いで売上を伸ばしていたボトルド・ウォーター業界は、昨年、世界的な経済不安、プラスチック製ボトルに対する批判等の影響で、その売上の勢いを失った。2008年の米国のボトルド・ウォーターの売上は2.3%増加したものの、この数字は、それまで過去10年間同業界が味わった8%〜12%の年間売上成長率に比べると大きな落ち込みだ。今、業界は売上回復に必死だ。業界のリーダー、ネスレー社は、2年前にボトルのプラスチック使用量15gを12.5gにまで削減、今年さらに、使用量10gの「エコ・シェイプ・ボトル」を発表する。ダノン社は、欧州内のボトル輸送手段を、排気ガス排出の激しいトラックから列車に変更。フィジー・ウォーター社は、水源のある地域の森林伐採削減を支援。コカ・コーラ社は、つい最近ボトルからボトルへのリサイクル工場操業を開始した。その一方で、コカ・コーラ社やペプシコ社ら巨大メーカーは、より高い小売価格を望めるフレーバー・ウォーター販促に努力を傾ける。そして今、水道水をデザイン性に優れたボトルにリフィルするトレンドを作るリフィル・ボトル・メーカー、Sigg社、 CamelBak社、 KleanKanteen社が、ボトルド・ウォーター業界の強力なライバルとなりつつある
(Business Week, 2009 January 30)

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