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業界情報バックナンバー

2008年12月25日
ナイジェリア初の充填工場ならびに飲料缶製造工場
コカ・コーラ・ヘレニック・ボトリング社の子会社、ナイジェリア・ボトリング社は、ナイジェリアで人気のコカ・コーラ製品を、缶に充填する、同国としては初の充填会社となる。機器製造会社シデル社(フランス)が、ナイジェリア・ボトリング社に対し、生産速度1時間24,000缶の充填ライン一式を供給した。また、地元の建設・物流会社GZインダストリーズ社は、同国初の飲料缶製造工場を現在建設中で、2009年に操業開始予定
(The CanMaker, 2008 December 24)
2008年12月24日
欧州飲料缶売上、失速
世界的な経済不安は、すでに欧州の飲料缶業界にも影響を及ぼしている。2006年ならびに2007年は、10%を超える伸びで、500億缶以上の出荷量を記録したが、今年は4.2%増にとどまると予想される。この減速は主に、ここ数年2桁の売上増加を見せていたロシア市場での売上低迷に原因があると言われる。一方で、米国での今年今日までの飲料缶出荷量減少率は、昨年比2%以上で、それらのほとんどが炭酸飲料用12ozサイズ缶だ
(The CanMaker, 2008 December 22)
2008年12月16日
テトラ・パックにマガジン装着
テトラ・パック社は、容器上に装着するマガジンを作るオン・プロダクト・パブリシング社(オーストラリア)と、「ラベルジン」供給について契約を交わした。ラベルジンは、8〜24ページから成るカラー刷りの雑誌で、ラベルのごとくテトラ・パック上に装着され、消費者が製品購入後に取り外して読むもの。スーパーマーケット・チェーンのコープ社ならびに乳製品製造会社Emmiグループはすでにスイスでラベルジンを使用している。この販促方法を初めて使用したのは、コカ・コーラ社で、2007年4月にベルギーにて女性雑誌をコカ・コーラ・ライトPETボトルに付けて販売した(弊社業界情報2007年4月4日に関連記事)
(packagingnews.co.uk, 2008 December 12)
2008年12月15日
ロシア、包装費用削減進む
製品価格ならびに費用削減のため、ロシアの食品メーカーは、より価格の安い包装を選択し始めている。プラスチック製ボックスから紙製ボックスへ、あるいは、缶からPETボトルへ変更する企業が増えている。バルティカ・ブリューワリー社は、再使用可能なボトルの使用割合を2008年の35%から2009年には40〜45%まで増やす予定。東欧最大の天然果汁飲料メーカー、レベディンスキー社は、今夏から輸送包装用に低価格の段ボールを使用し、年間約200万ドルを節約する。アエロフロート航空社は、機内で出すランチの包装をプラスチックから紙ボックスに変更し、20〜22%の包装費用削減を見込む。安価な包装紙を生産するTroitskaya Paper Mill社では今年10月には売上が16%増加した。費用節減のもうひとつの方法として、包装デザインの簡素化がある。ユニリバー社では「レインボー・プロジェクト」を現在実施中。これは、欧州市場で同社のソースやドレッシング用包装に使用されていた170種に及ぶ色や色相を7色に減らすものだ。これにより年間2600万ドルの節約が期待される
(Esmerk Russia News, 2008 December 11)
2008年12月11日
レクサム社、米国の製缶工場をさらに閉場
世界最大の飲料缶製造会社レクサム社(英国ロンドン)は、この7月発表した米国ジョージア州フォーレスト・パーク製缶工場の閉場ならびにテキサス州ロングヴュー工場の1ライン閉鎖(弊社業界情報2008年7月31日に関連記事)に続き、年間生産量12億缶の米国オクラホマ州オクラホマ・シティ工場も閉場することを明らかにした。同社は、今後も製造能力削減に努めるとしている。ボール社ならびにクラウン・ホールディングズ社もまた北米での合理化を進めている(弊社業界情報2008年11月17日に関連記事)
(Reuters, 2008 December 10)
2008年12月10日
ビール用PETボトル、ルーマニアでビンを上回る
ルーマニアのビール用容器市場で、2007年9月から2008年8月の期間におけるビール用ビンの売上シェアは、前年の41.8%から36.9%へ減少、一方、ビール用PETボトルは、前年の47.1%から49.3%に増加した。この結果は、家庭でビールを消費するルーマニア人が増える傾向にあることを反映している。ルーマニアでの一人当たりのビール消費量は増加すると予想されており、それに伴い、今後ますますPETボトル使用が増え、ビンが減少すると見られる
(Packaging Europe, 2008 December 8)
2008年12月9日
東欧の需要停滞、ボール社の製缶工場建設に影響
ボール・パッケージング・ヨーロッパ(BPE)社は、ポーランドでは同社にとり第2番目となるルービンの飲料缶製造工場の操業開始日を延期する意向だ。今年1月に発表されたこの建設計画は、本来の開場日2009年4月に向けて順調に進められていた。今、東欧市場のビール缶需要の停滞を理由に、生産開始日を1年遅れの2010年に延期する。過去3年間、欧州諸国は年間成長率10%以上、2007年度には初の出荷量500億缶を記録するほど、ビール缶ならびに飲料缶の需要増が著しく、中でも東欧の成長は短期間でめざましいものだった。本年度はその成長率が7.3%ほどにとどまりそうだ。BPE社にとり、これは、インドでの同社初となる飲料缶製造工場建設の18ヶ月間延期に続くもの。一方、他の飲料缶メーカーは東欧でのプロジェクトを続行中。クラウン社は、スロバキアで年間生産量7億5000万缶の工場を建設中、最近地元ポーランドで生産能力を増強したばかりのキャン・パック社は、同社初のロシアでの飲料缶工場建設を進める。BPE社は、東欧ではポーランドならびにセルビアでそれぞれ飲料缶製造工場をすでに操業している。また、同社は、年間10%に近い成長を見せるブラジルで、Latapack社とのジョイント・ベンチャーを通じ、9億缶の年間生産能力を持つ製缶工場を2009年に建設完了予定
(The CanMaker, 2008 December 2)
2008年12月8日
米国季節限定ビール、ホリディシーズンが狙い時
米国各地の地ビール・メーカーが、クリスマス時期の今、季節限定ビールを売出中だ。先月の感謝祭祝日時期に人気の「パンプキン・ラガー」等に代わり、オレンジ・ピール、シナモン、クローブ、はちみつのフレーバーを持つ「ホリディ・スパイス・ラガー・ビール」、チョコレート、キャラメル、クルミが香る「ファイアーサイド・ナッツ・ブラウン」、「アップル・エール」、「クランベリー・スペシャル・エール」等々…。米国のビール売上ピークは依然夏の時期ではあるが、冬の季節は、特に地ビール・メーカーにとり重要な季節になりつつある。地ビール・メーカーは、スーパーでバドワイザーやミラーの6缶パックを買う消費者ではなく、幅広い種類のビール試し飲みを楽しむような客が頼りだ。季節限定ビールは米国地ビール市場で15.8%を占め、ペイル・エールやアンバー・エールなどを上回る、最大のビール・スタイルだ。また、冬に販売されるビールは、ビール業界の季節限定ビール年間総売上量の26.3%を占める。今では祝日のパーティに、ワインに代わり季節ものビールを手土産にするのも一般的になってきたと、ある地ビール・メーカーは言う
(The Milwaukee Journal Sentinel, 2008 December 4)
2008年12月4日
アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社、包装事業売却の可能性低い
アンハイザー・ブッシュ社の子会社で缶製造を担うメタル・コンテイナー社(米国ミズーリ州)を、新会社アンハイザー・ブッシュ・インベヴ(以降、ABIB)社が売却するのではとの噂がしばらくあるが、最近では、その可能性は低いと見る業界関係者もいる。メタル・コンテイナー社は、アンハイザー・ブッシュ社ならびに米国のソフトドリンク・メーカー向けに飲料缶・蓋を製造する。米国アルミ飲料缶市場でのそのシェアは約4分の1に及ぶ。メタル・コンテイナー社は、昨年度のアンハイザー・ブッシュ社売上高の10%、利益の4%に貢献した。ABIB社は、まず同社にとり中核ではなく、そして第3者に充分魅力的な資産売却を望んでおり、メタル・コンテイナー社の事業の60%がアンハイザー・ブッシュ社向けである事実、そして売却先になるであろう米国ビール業界の今の厳しい状況を考慮すると、メタル・コンテイナー社売却はABIB社にとり容易なものではないと業界アナリストは言う。一方、アンハイザー・ブッシュ社所有のブッシュ・ガーデンズやシー・ワールドを含むテーマ・パーク、そしてインベヴ社のドイツならびに韓国でのビール事業は、依然として売却の候補と見られる
(St.Louis Post, 2008 December 2)
2008年12月2日
ステビアがソフトドリンク・メーカーの業績不振を救うか
パラグアイのジャングルに住むインディアンが昔から飲料を甘くするために使用していたと言われる植物の葉が、コカ・コーラ社やペプシコ社の業績不振を救うかもしれない。米国食品医薬品局(FDA)は、パラグアイならびに中国で育つ植物ステビアの葉を原料とするカロリー・ゼロの甘味料を正式に認可する用意が整ったようだ。この天然甘味料の使用により、世界最大の米国炭酸飲料メーカー、コカ・コーラ社とペプシコ社は、ここ数年にわたる炭酸飲料売上低迷を変えられると期待を高める。FDAはより精製されていないステビア・エッセンスの使用を栄養補助食品としてのみ認可しており、メリサント社が、ダイエット用卓上甘味料としてすでに使用している。このメリサント社がペプシコ社と組み、砂糖の200倍の甘さと言われるステビアの新エッセンス、rebaudioside Aの正式認可をFDAへ今年5月に求めた。一方、米国穀物メジャー、カーギル社は、コカ・コーラ社をパートナーとし、同時期、同様のステビア・エッセンス使用の申請書をFDAへ提出。これら二社の動きは、化学薬品会社メルク社(ドイツ)を含む多くの企業に、アフリカや南米におけるステビア植付や精製所建設の機運を高めている
(Bloomberg News, 2008 November 30)
2008年12月1日
中国で2ピース・アルミD&I飲料缶製造、進む
中国の缶製造会社コフコ・パック社は、技術面で、オムニテック社(米国コロラド州)のサポートを得て、同社初となる2ピース・アルミD&I飲料缶製造ライン・プロジェクトにのぞむ。コフコ・パック社は、中国で急速に成長する製缶メーカーで、最近、3ピース・スチール缶から2ピース・アルミ缶へ変更開始した中国最大の薬草茶メーカー、Wanglaoji社(弊社業界情報2008年10月16日付に関連記事)への、長年にわたる最大の3ピース溶接缶供給会社だ。そのWanglaoji社は、今年初頭、北京、杭州そしてWuhiにある、低温殺菌法に適した特殊コーティングを塗布する2ピース・アルミ缶を取り扱う充填ライン増設に投資している。一方、コフコ・パック社は、2008年初頭より、2ピースD&I飲料缶製造工場の建設を計画していた。飲料缶ラインの技術・プロジェクト管理を専門とするオムニテック社には、中国での最近のプロジェクトとして、2005年のバオスチール社2番目となるティンプレート飲料缶製造工場建設がある
(The CanMaker, 2008 November 27)

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