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業界情報バックナンバー

2008年7月31日
レクサム社、米国での飲料缶製造能力を縮小
米国市場での12オンス・サイズ缶生産能力過剰を理由に、世界最大の飲料缶製造会社、レクサム社は、ジョージア州フォーレスト・パークの同社製缶工場閉鎖ならびにテキサス州ロングヴュー工場の12oz缶製造ライン1ライン閉鎖を発表した。12oz缶市場は、経済状況・消費者傾向の影響で確実に縮小している中、需要に合う生産能力を維持するとレクサム社は説明した。同社はまた、利幅の減少を理由に、米国市場での8oz缶製造ならびに16oz缶製造の大部分からも手を引く予定。米国における同社の飲料缶製造能力は、年18億5000万缶あるいは12oz缶製造能力の9%、削減されることになる。テキサス州ロングヴューの24oz缶製造ライン2ラインは維持する。このニュースは、レクサム社が、欧州新興諸国での飲料缶需要増により今年前半期の飲料缶売上増加を発表したのとほぼ同時に届けられた
(The CanMaker, 2008 July 30)
2008年7月29日
コカ・コーラ社、アルミ価格高騰により缶サイズを縮小
コカ・コーラ社(米国)は、原材料、主にアルミ、の価格高騰の影響による缶製造費上昇を抑制するため、香港で販売する同社飲料缶のサイズを7%縮小した。アルミ価格は、中国や南アフリカの電力不足によるアルミ生産削減の影響を受け、今年に入り25%上昇している。従来の355mlから330mlに縮小された新サイズの缶は、今月初旬より香港にて販売開始された。この新サイズ缶は、コカ・コーラ、コーク・ライト、その他同社の5ブランドに採用された。縮小サイズ缶を使用する製品は、欧州で一般的に使用される330mlサイズ缶の製品と一致させていると見られる。缶は縮小されたが、飲料の価格は変わっていない
(Packaging News, 2008 July 25)
2008年7月28日
地ビール、米国での人気続く
米国ブリューワーズ協会は、米国地ビール(Craft Beer)の引き続く売上増加を報告した。大手ビール・メーカーは、例えばベルギー・スタイル・ビールなど新ブランド販売に際し、地ビール・メーカーにはない、すでに持つ強大な販売網を駆使し、店頭スペースの徹底確保を図るなどして、売上増加に導く影響力を有すが、地ビール・メーカーのビールの場合、消費者から小売店への要望があることで、店頭スペースが確保される。2008年前半で地ビールの売上は前年同時期比6.5%増。ブリューワーズ協会によると、昨年営業していた米国1,463のビール醸造会社のうち1,420社が地ビール・メーカーと見なされている。同協会が定義する地ビール・メーカーとは: @小規模であること: 年間生産量が200万バレル以下 A独立していること: 地ビール・メーカーではないアルコール飲料業界の企業により25%以上所有されていない B伝統を貫いていること: 製品全てがモルト・ビールであること、あるいは少なくともそのうち50%以上がモルト・ビールであること
(Business Wire, 2008 July 28)
2008年7月24日
米国飲料缶出荷量、減少
2008年4月〜6月の米国における飲料缶出荷量は、前年同時期比2.9%減少した。一般的に1年の中で最も強い期と言われる第2四半期に、缶出荷量は272億缶に減少した。この落ち込みの主因は、4.4%の落ち込みを見せたソフトドリンク缶部門にある。ビール缶部門の0.5%増(89億缶)も、炭酸ソフトドリンク缶の落ち込みを埋め合わせるには及ばなかった。炭酸ソフトドリンクの売上は、ここ3年間下降を続けている
(The CanMaker, 2008 July 22)
2008年7月22日
ボトル・ウォーターに関する本、米国で発売
米国で毎年販売されるウォーター用プラスチック・ボトル500億本を製造するために必要なもの - 250万トンの二酸化炭素。1700万バレルの石油。水も忘れてはならない。1リットル・サイズ・ボトルを製造するのに3リットルの水が必要とされる・・・「ボトルマニア:How Water Went On Sale and Why We Bought It」の著者エリザベス・ロイテ氏は、この本を通し、水がどのようにして、本来無料である状態から、急成長を遂げるボトル飲料になったかを詳細に説明する。これは一人分用に包装するという集団的強迫観念と同氏は言う。ボトル・ウォーターの小売価格は他の飲料と比べ高いが、地方自治体の水道システムの場合よりも、水質検査頻度は少ないこと、そしてその結果は公表されないこと、さらに、米国環境保護局が水道水に許容する汚染度と同レベル・同数値を、米国食品医薬品局はボトル・ウォーターに対しても許容していること、等を同氏は指摘する
(Chicago Sun Times, 2008 July 19)
2008年7月21日
アメリカン・ビール
「米国の」ビールを探すのはもはや難しい。外資へ売却された米国ビール・メーカーは、今話題のアンハイザー・ブッシュ社が初めてではない。そのライバルであったミラー・ブリューイング社(米国ウィスコンシン州)は、現在、世界第2位のSABミラー社の所有だ。SABとはサウス・アフリカン・ブリューワリーズの略、しかし本社は英国ロンドン。では、米国人に人気の高いビールのひとつ、クァーズ・ライトはどうかと言えば、同製品の象徴、ロッキー山脈がカナダまで連なるように、クァーズ・ブリューイング社もカナダと関わり、両国に本社を置くモルソンクァーズ社となっている。それだけでは終わらない。同社は前出のSABミラー社と北米事業を統合、今年ミラークァーズ社を創出した。そうなると現時点で米国最大の米国ビール・メーカーは、パプスト・ブリューイング社(イリノイ州シカゴ)となる。が、同社は2001年に醸造工場を閉鎖、現在、同社ブランドはミラー・ブリューイング社らに醸造されているのだ。つまり、パプストですら、100%米国ビールではないということになる。米国最大となる「真の」米国ビール・メーカーは、ビール市場全体では大手に比べシェアの少ない「地ビール」部門にあった:それは、人気地ビール「サミュエル・アダムス」を醸造する、ボストン・ビール社である
(East Hills, 2008 July 20)
2008年7月17日
フランス、コルクの行方
ワイン用キャップとしてコルクに代わるスクリュー・トップが紹介されてからしばらく経つ。すでにニュージーランドではワイン・ボトルの90%が、そしてオーストラリアでも60%が、スクリュー・トップを使用している。フランスでは、コルクをあきらめることには強い抵抗があると言われる。しかし、ワインの世界的トップ・メーカー2社、バーガンディのドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社ならびにボルドーのシャトー・マルゴーが、現在、スクリュー・トップを検討中と噂されている。これについてロマネ・コンティ社は沈黙を守るが、シャトー・マルゴーは、その結果についてのべるには時期尚早としながらも、5年に渡りスクリュー・トップ使用の試験を重ねていることを明らかにした。また、バーガンディの著名な生産者ジャン・クロード・ボワセは、シャンベルタンgrand cru 2005を含む同社が生産する売れ筋トップ・ワインにスクリュー・トップを採用し始めた。今年は、同社が生産する20万ボトルのうち3分の1にスクリュー・トップ採用を決めている。同生産者は、高級ワインからスクリュー・トップを使用し始めた理由として、それがコルクよりも酸化を防ぐ点で勝るとし、熟成が求められる高級ワインには特に最適とコメントする
(Packaging News, 2008 July 8)
2008年7月15日
インベヴ社の課題
アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社を創出するこの買収は、450億ドルの借金を残す。そのため、アンハイザー・ブッシュ(AB)社所有のシーワールドやブッシュ・ガーデンを含むテーマ・パークの売却、AB社の包装事業の分離、また、AB社の得意とする販促活動の費用削減、も噂される。AB社ブランドと、小売店・ガソリンスタンド・バー等を仲介し、AB社と強力なつながりを持つ、米国内600以上のビール流通業者から成るAB社ネットワークへのインベヴ社の対応も注目される。この買収は、バドワイザーの世界市場拡大の成功を想定して成立する部分が大きい。世界で最も売れているビール、バドワイザーは、すでにカナダ・中国でも主要ビールの地位を築くが、ビールが国境を超えその地でメジャーになることは容易ではないことは、ラテン・アメリカで最大売上を誇ったブラマ・ビールの世界的展開を狙い、結局成功を果たせなかったインベヴ社自身の経験からも実証済み。しかし、両社合わせると、世界主要ビール市場のうち5ヵ国(ブラジル、中国、ロシア、ドイツならびに米国)ですでに売上上位を保つ点をインベヴ社は強調。インベヴ社の存在は大きいがAB社はそうではない、ブラジルからウクライナに至る19ヵ国に、バドワイザーを送り込む
(STLtoday.com, 2008 July 15)
2008年7月14日
米国消費者、アンハイザー・ブッシュ社買収に乾杯!の可能性も
ビール・メーカーとして世界第2位のインベヴ社(ベルギー)と米国最大のアンハイザー・ブッシュ(AB)社(米国市場48%強を占有)の合併合意について、失望を示す米国民は、コカ・コーラ、マクドナルド、フォード等に対しても米国民が同様に抱く「米国ブランド」としての独立性を失うことを悲しむ。しかし、インベヴ社によるAB社の買収が承認された場合、米国の消費者が得るものも少なくないと関係者は読む。インベヴ社は、AB社がすでに持つ米国津々浦々に張り巡らされた配送網を利用可能となる。つまり現在、米国の大都市でしか入手できないインベヴ社の人気ブランド、ステラ・アルトワが米国どこででも購入可能となる。折りしも米国ビール市場では、消費者の国内産ビール離れ、ワイン、輸入ビール、地ビールへの移行が顕著だ。これまで両社の提携によりAB社を通じ米国で販売されてきたインベヴ社ブランドの販売価格が、この買収で、今後下げられる可能性もある。AB社買収で米国消費者に与えた負のイメージを払拭するためにもインベヴ社は、このような策を講じると見る向きもある。この買収は、米国消費者にビールの選択肢を増やし、尚且つ、それらを手ごろな価格で入手する機会を与えると、ある業界筋はコメントする
(Reuters, 2008 July 14 / NBC5.com, 2008 July 14)
2008年7月8日
バオスチール社、中国四川省に飲料缶製造工場開場
地震被災のため開場が遅れていた中国の最新飲料缶製造工場が、先週、操業開始した。四川省成都からおよそ16km離れた人口60万人の新都区に位置する、成都バオスチール缶製造会社は、スチール・メーカー、バオスチール社(中国)による中国での第3番目の飲料工場となり、コカ・コーラ社、ペプシコ社、チャイナ・リソーシズ・スノー・ブリューワリーズ社などに、年間およそ4億8000万のブリキ製D&I缶を生産・供給する。広東省佛山市近くの順徳にて、同社第4番目となる飲料缶製造工場建設が、すでにレースライン社(米国)により進められており、今年第4四半期に操業開始予定、年間7億缶の生産能力を有す工場となる
(The CanMaker, 2008 July 4)
2008年7月7日
SABミラー社、ウクライナ市場へ参入
SABミラー社(英国)は、サルマートのブランドを持つウクライナのビール・メーカー、CJSCサルマート社の買収を完了したことを発表した。この買収は、世界で最も成長の早いビール市場のひとつへの、SABミラー社の参入を実現するもの。中期間ビール市場成長見通しで、ウクライナは、中央欧州ならびに東欧の他のどの地域よりも高いと、SABミラー社は見る。SABミラー社は、した、モルソン・クァーズ社とのジョイント・ベンチャー、ミラークァーズ社(6月30日に創立)を50%所有する
(The Business Journal of Milwaukee, 2008 July 7)
2008年7月3日
アンハイザー・ブッシュ社、ライム・ビール売上好調で宣伝増強
アンハイザー・ブッシュ社(米国)は、今年の広告費を、予想以上に売上好調なバド・ライト・ライムと10月に発売予定のバドワイザー・アメリカン・エイルの2製品に集中的に費やす。同社の今年の広告費は前年比15%増。これまでラジオに向けていた広告費の多くを、テレビに向ける。より多くの人々にこの2製品を宣伝するためだ。バド・ライト・ライムは、特にラテン系の人々ならびに20代層の中で売上を伸ばしており、発売後わずか2ヶ月で、米国スーパーマーケットのビール売上量の1.3%を占めるに至る。アンハイザー・ブッシュ社の久しぶりの大ヒット製品となっている。盛り上がった夏のあとの秋の落ち込みというフルーツ・フレーバー・ビール特有と言われるこれまでの売上傾向を、バド・ライト・ライムでは繰り返さないよう、アンハイザー・ブッシュ社は宣伝強化に必死だ
(Packaging News, 2008 July 2)
2008年7月1日
英国にて、容器混合リサイクリング工場操業開始
クローズド・ループ・リサイクリング社(英国)は、世界初と言われる容器混合リサイクリング工場の操業を開始する。牛乳用HDPE(高密度ポリエチレン)製ボトル、ソフト・ドリンク用PETボトルを含む、ゴミ集積場からの容器35,000トン分をリサイクルする。この工場でリサイクルされる樹脂を使用する客先には、コカ・コーラ・エンタープライズィズ(CCE)社、マーク&スペンサー社、ナンパック・プラスチックス・ヨーロッパ社、レイノルズ・フード・パッケージング社が含まれる。CCE社は、2010年末までに同社の欧州工場全てで、リサイクル済みPETを平均25%使用する目標を掲げる
(Packaging News, 2008 July 1)

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