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業界情報バックナンバー

2007年7月31日
ペプシコ社、環境に優しい電力使用で米国第1位に
ペプシコ社(米国)は、米国環境保護エージェンシーが選出する「環境に優しい」電力を使用する米国企業トップ25で、第1位に選ばれた。同社は、12ヶ月間にわたり、再生可能な電力を年間11億キロワット時間以上購入する計画で、100%再生可能な電力を購入することを約束している。ペプシコ社に続く上位5位の企業は、ウェルズ・ファーゴ社(金融)、ホール・フーズ・マーケット社(健康食品ストア)、ペプシ飲料販売のペプシ・ボトリング・グループ、そして米国空軍。ペプシコ社は、代替エネルギー源となる風力発電、小水力発電・ダム、生物資源ならびに地熱の開発を促す再生可能電力を購入しているとのこと
(Associated Press, 2007 July 30)
2007年7月30日
ボトルド・ウォーター、ラベルに水源を明示
ペプシコ社(米国)は、同社で最大の売上を誇るボトルド・ウォーター、アクアフィナ、のラベルを、その製品が水道水と水源を同じくすることを明示するラベルに変更することを発表。コーポレート・アカウンタビリティと呼ばれるグループは、以前より、ボトルド・ウォーター・メーカー各社に、消費者に誤解を招くような販促活動をやめる様要求している。同グループによれば、アクアフィナの山を描いた青色のラベルは、その水が湧き水を源泉とするかのような印象を固定化させるものだとして、ペプシコ社の説明を要求していた。アクアフィナの新ラベルには、「P.W..S.(Public Water Source:公共上水道が水源)」と記されている。コーポレート・アカウンタビリティは、企業の無責任な行動を問うキャンペーンを世界中で展開することにより人々を守ることを使命とする組織。ダサニ・ウォーター・ブランドを有すコカ・コーラ社、ならびに、やはり公共用水を一部原料とするピュア・ライフを販売するネスリー・ウォーターズ北米社が、同様に対応を迫られている
(Houston Chronicle, 2007 July 27)
2007年7月26日
ボトルド・ウォーター、自動販売機でRFIDを使用しボトル回収
大型容器使用の製品専用自動取扱い装置の設計・製造を手がけるS2Cグローバル・システムズ(S2C)社(米国ネバダ州)供給の新型「アクアダクト」システムは、リサイクル可能なプラスチック製ボトルを使用した5ガロンのミネラル・ウォーターを消費者に直接販売する、屋外設置用自動販売機。消費者は、クレジット・カード、デビット・カードあるいはプリペイド・アクア・カードで購入する。ボトルには、使用済みボトルの自動返却ならびにボトル返却に伴うボトル代払い戻しを実施するためのRFIDタグが付けられており、ボトルを正しく且つ容易にリサイクルする手段を消費者に提供する。S2C社によると、全製品のうち約30%がリサイクルされたボトルを使用しているとのこと
(Decision News Media, 2007 July 24)
2007年7月24日
レクサムBCNA社、大型缶生産能力増強
24オンス・サイズ飲料缶の需要増に対応するため、レクサム・ベヴァレッジ・キャン北米(BCNA)社(米国イリノイ州シカゴ)は、2008年末までに10億缶以上の生産能力増強を図る。米国オハイオ州とテキサス州の同社工場での24オンス・サイズ缶生産能力・効率化への最近の投資に加え、同社は、ノースキャロライナ州ウィンストン・セイラム工場の12オンス・サイズ缶用ラインの24オンス・サイズ缶用ラインへの変更に着手、2008年第1四半期に生産開始予定。2008年末までには、12オンス・サイズ缶用ラインをもう1ライン、24オンス・サイズ用に変更すると同時に、缶蓋生産能力も増強。24オンス・サイズ缶も含めた特殊サイズ缶供給では、レクサムBCNA社はリーダーである。同社の24オンス・サイズ「モンスター」缶とデイトン・システムズ社供給の「キャップ缶」キャップとを結合した再封機能装備の缶の需要は依然高い
(The Packaging News, 2007 July 23 / Rexam Beverage Can North America, 2007 July 20)
2007年7月23日
アンハイザー・ブッシュ社、ボトルド・ウォーターに着手
アンハイザー・ブッシュ(AB)社(米国)は、先週末、アイスランディック・ホールディングズ社(アイスランド)の株20%取得を通じ同社との販売契約を発表、同社製造の「アイスランディック・グレイシャル」ウォーターを米国で販売する。アイスランディック・グレイシャルは、アイスランド、カナダ、欧州ならびに米国の一部地域ですでに販売されており、今回の契約により、AB社のネットワークを活用し、来年までに米国全域で販売する計画。「AB社を取り巻く環境は変化しており、持続する成長を促すため、現在、アルコール飲料分野を超え、機会を模索している」とAB社はコメント。アイスランディック・グレイシャルはPETボトルで販売されるが、環境の負担となる炭素排出の削減を約束する「カーボンニュートラルR」証明書(弊社業界情報6月18日付に関連記事)を取得した、米国初のボトルド・ウォーターとなる。AB社は、また、「プリズム」と名付けるボトルド・ウォーターを現在開発中とのこと
(just-drinks.com, 2007 July 19 / CNNMoney, 2007 July 18 / STLtoday, 2007 July 18)
2007年7月19日
コカ・コーラ社、ハイネケン社、両社ともに売上好調
コカ・コーラ社は、今年第2四半期の収益増加を発表。炭酸飲料出荷量は4%増加、ダサーニやパワーエイドを含む非炭酸系飲料出荷量は12%と大きく増加した。特に中国、トルコ、インド、ブラジル、南アフリカ、東欧ならびに南ユーラシア諸国の新興諸国で2桁出荷量増を記録。北米では炭酸・非炭酸系飲料ともに出荷量減。新製品コカ・コーラ・ゼロの売上が主要市場で好調とのこと。一方、世界第4位のビール・メーカー、ハイネケン社(オランダ)は、中央欧州、東欧、アフリカならびに南アジア地域での収益増を昨日発表。西欧では6月の天候不順により売上が鈍った。米国では、平均3.5%のビール価格値上げもあり、売上は伸びず。同社新製品、ハイネケン・プレミアム・ライト、は同社の当初予想より70%多く売上げ、米国では、輸入ライトビールで人気第2位を誇るほど
(just-drinks.com, 2007 July 17 & 18 / Financial Times, 2007 July 19)
2007年7月18日
PETビン
インプレッションズ・パッケージング社(米国ジョージア州)製造の、ウォール厚が通常の2倍の厚さの射出延伸成形PETボトルは、アンバセット社(米国ニューヨーク州)供給のマスターバッチ・カラー特殊効果を加え、アンティーク・ビンのイメージを出す。従来のPETボトルの重量やリサイクル性については変わることなく、緑、青あるいはナチュラル色の「PET ビン」フロスト効果ボトルは、高級スパ・美容関連製品や化粧品に理想的なものとなる。元来備わっているフロストの効果なので、第2段階のコーティングにかかる時間ならびに費用、コーティングへの損傷を防止する特別な取扱いは不要。100〜240ミリリットル(3.3〜8.0オンス)容量で、標準型丸タイプやシリンダー・タイプの容器も含まれる。「PETビン」は、手でつぶれにくく、見た目はビンのような容器

(Packaging News, 2007 July 12)
2007年7月17日
アルキャン社、リオ・ティント社による買収合意
鉱業関連事業を手がけるリオ・ティント社(英国ロンドン)は、先週木曜日、アルミ製造会社アルキャン社(カナダ)のキャッシュ381億ドルでの買収同意に達したことを発表、この後、敵対的買収をこれよりも安価で仕掛けていたアルコア社は、買収オファーを取り下げた。この買収により、社名をリオ・ティント・アルキャン社とし、世界最大のアルミ製造会社、世界第4位のアルミナ生産会社ならびに世界最大のボーキサイト生産会社となる。買収後、リオ・ティント社がより収益の高いアルミ生産に事業を集中させるため、飲料缶製造を主力とするアルキャン社下の包装事業(従業員31,000人、世界35ヶ国に130工場を有す)の売却が予想される。現在、鉱業業界は、価格が高騰する金属関連コモディティから多大な利益を得ており、企業買収を仕掛ける傾向にある
(jMarketWatch, 2007 July 12 / Packaging News, 2007 July 15)
2007年7月16日
ボトルド・ウォーター、サンフランシスコ市により購入禁止へ
米国カルフォルニア州サンフランシスコ市は、市ならびに市を構成する区(カウンティ)によるボトルド・ウォーター購入を禁止した。ニューソム・サンフランシスコ市長はこれを今月発令し、今年12月には、ウォーター冷却器もその対象に含める。飲み水が不衛生な状態あるいは摂取が困難、となるような非常事態に陥った時に限り、ボトルド・ウォーターの購入を許可する
(just-drinks.com, 2007 July 13)
2007年7月12日
ペプシ・ボトリング・グループ、第2四半期増益
世界最大のペプシ・コーラ製造・販売会社、ペプシ・ボトリング・グループ(PBG)は、2007年度第2四半期の収益が前年比7%増加したと発表。メキシコでの売上は3%減少、米国での売上量は伸びなかったものの、カナダでの売上が3%増、欧州では、ロシアでの炭酸飲料ならびに非炭酸飲料両者の成長に押され、全体で6%増加した。今年3月、PBG社は、ロシアにてペプシコ社とのジョイント・ベンチャー、PRベヴァレッジ社、を創設。両社からの同数の役員参より管理される
(just-drinks.com, 2007 July 10)
2007年7月10日
中国、飲料容器需要増加
中国での飲料用容器需要が、今後、年8.9%の割合で増加、2010年には約1,810億ユニットに達すると、調査会社フリードニア社は予想する。2005年度、中国では、容量では、飲料容器としてビンが最大シェアを占め、特にビール用容器としての需要がいまだ高い。しかしながら、ビール市場での返却可能なビンの再使用で数量増加が限られるため、容器数で見ると、プラスチック製容器の需要が最大となる。ノンアルコール飲料用としてボトル形態を取るプラスチック製容器がほとんどだが、最近ではパウチも急速な伸びを見せている。これらに続き需要が高いのが紙容器、そして缶。缶はビールならびに機能性飲料・コーヒー分野で需要増が今後見込まれる。中国での飲料容器の最大の市場は牛乳、そしてビールが続く。また、フルーツ飲料の容器需要が急速に高まる一方で、炭酸ソフトドリンクの容器需要の伸びは鈍いものになると予想される
(Decision News Media SAS, 2007 July 5)
2007年7月9日
アンハイザー・ブッシュ社、インドへ参入
アンハイザー・ブッシュ社(米国)の国際事業売上は、現在の所、同社の総売上の10%を占めるに足らない。同社は、中国市場に参入してしばらく経つが、インドは、同社が投資をした、中国を除くアジアで唯一の国となる。アンハイザー・ブッシュ社は、今年2月、クラウン・ビール社(インド)と50/50のジョイント・ベンチャーを創設、インド向けバドワイザーの醸造、営業、販売を開始した。インドでのアルコール飲料の生産、販売ならびに広告における課税や過度の規制は、同社にとり市場参入への難題となり、また、中国での小売価格よりも数倍高い価格での販売となるが、インドでの営業利益が、世界平均よりは低いものの米国市場での売上低迷の中、中国の場合よりも高いのが魅力となるという。現在、同社の15番目となるビール工場を中国に建設中。中国でのビール消費量は10年以内に倍増すると予想され、インド市場もまた、ビールへの課税が「正常化」されれば、急速に成長すると期待される。インドのビール市場では、ユナイテッド・ブリューワリーズ社(インド)が40%、SABミラー社が3分の1を占める
(Reuters, 2007 July 6 / just-drinks.com, 2007 July 9)
2007年7月6日
ワインボトル、コルクに代わりスクリュー・キャップ使用が増加
ワインのネット販売を手がけるWine.com(米国カリフォルニア州サンフランシスコ)社の調査によると、今年5月末までの1年間に同社を通じ販売されたワインのうち17.5%が、従来のコルクではなくスクリュー・タイプのキャップを装着するボトルを使用しているとのこと。スクリュー・キャップのボトルを使用するワイン売上のうち、52.6%がホワイト・ワイン、41%が赤ワイン、残りの6.4%がロゼとデザート・ワイン。スクリュー・キャップ装着のボトルは、世界の様々な地域のワインに使用されている。その内訳は、オーストラリア産ワインが39%でトップを占め、次がカルフォルニア・ワイン24%、ニュージーランド産20%、そしてフランス産5%と続く
(Packaging News, 2007 July 3)
2007年7月5日
レクサム社、ロシアの飲料缶メーカー、ロスター社を買収
世界最大の飲料缶メーカー、レクサム社(英国)は、ロシアの飲料缶メーカー、ロスター社を、ロシアのアルミ・グループ、ルサル社を親会社とするEn+グループ社より、2億9,700万ドルで買収することを発表した。この買収は今年第4四半期に完了する予定。ロスター社は、モスクワとセント・ピータースブルグ近郊に製造工場を所有。モスクワ工場は、蓋製造能力も持ち合わせ、13億缶の年間飲料缶生産能力を、また、セント・ピータースブルグ工場は17億缶の年間生産能力を、それぞれ有す。ロスター社の2006年度売上は2億1,400万ドル。他の欧州飲料缶業界と同様に、同社もまた2006年度収益ではアルミ価格高騰の影響を受けたが、2007年度には改善する見込み。ロスター社の買収は、レクサム社の新興諸国市場戦略に従うものであり、レクサム社にとり大きな機会を与えると、同社はコメント。同社がロシア市場に参入したのは10年以上前となる
(Rexam plc, 2007 July 4 / Reuters, 2007 July 4)
2007年7月4日
アムコー社、PETボトル事業を売却決定
アムコー社(オーストラリア)は、4億2,500万ユーロで同社のPET包装事業を売却する。売却先は、欧州最大のPET製造会社ラ・セーダ・デ・バルセロナ社(スペイン)。この売却は、今年第3四半期に完了する。PETは、欧州では、ビンや缶と比較し、リサイクル性・利便性の点で優れていると評価され、食品・飲料メーカーからの需要が高まっている。アムコー社PET事業は、飲料・食品用PETボトルならびにプリフォームを生産する。同社は、カートン・紙を原料とする飲料・ファーストフード用包装を供給するオーストラリアの工場4工場を今年中に閉鎖、フレキシブル包装・メタル容器に事業の的を絞る。
(Decision Media News SAS, 2007 July 2)
2007年7月3日
ビール、米国で値上げ
米国人は、1年の中で7月4日独立記念日に最もビールを飲むという。そのビールの小売価格は、今年5月、前年比3%という、21年ぶりの最高率の値上げを記録した。値上げの主な理由は、大麦を原料とするモルトの価格高騰。米国内では、年初より17%上昇し、過去11年間で最高値を記録。エタノール需要増のため、農家が大麦を含む穀物用農地を収益性の高いとうもろこし用に転用している。また、家畜の飼料となるとうもろこしも減るため、飼料として代用可能な大麦を含む穀物の需要が増加。ビール醸造には米、小麦、とうもろこしを含む様々な穀物が使用されるが、上記の理由で、それら全てが値上がりしている現状だ。さらに、アルミ、エネルギー、紙、輸送ならびに労働力の費用も上昇。米国では、ここ数年、輸入ビールや地ビールの人気から、価格に関わらず気に入った製品を購入するという消費者動向に変化がうかがえる中、ビールメーカーにとり、90年代のビール安値傾向以来のこの値上げ機会そのものは悪い話ではないかもしれない、が、コスト増を完全にカバーするほどの値上げは、競争の激しさが更に増す今のビール市場では、実施できそうにないとあるビール・メーカーは言う
(USA Today, 2007 July 2)
2007年7月2日
アルミ缶、米国でのリサイクル状況
2006年度、米国では、約519億缶のアルミ缶、あるいは重量15億2000万ポンドのアルミ、がリサイクルされ、リサイクル率は51.6%となったことが、米国アルミナム協会をはじめとする三団体により発表された。米国でのアルミ缶リサイクル率は、2005年度の52.0%からわずかに落ち、1997年度の66.5%からは大きく下回った。リサイクルされるアルミ量が減っているのは、ひとつには缶の軽量化が進んでいるため。現在の缶の重量は、2004年当時の缶に比べ約10%軽くなり、アルミ1ポンドから34.21缶が製造される
(Packaging News, 2007 June 29)

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